7年目に今一度作る“最初のメガミ”

　メガミデバイス第1弾の「WISM・ソルジャー」は、素体+武装パーツというメガミデバイスの基本コンセプトに加え、マシニーカ素体の美しさと可動性能の高さを知らしめたキットでした。メガミデバイスにあたってこのアイテムは外せないでしょう、ということで、作例をニル・エットが製作。装備パーツで2種の役職を再現できるベースキットにならい、”治療”と“盾”の2職を設定し、M.S.Gなどを活用して表現しています。新素体のデビューも間近に控えた今に作る、初代メガミデバイスの魅力をご覧ください。

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WISM·Soldier MEDIC

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WISM·Soldier TANK

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　こんにちは、ニル・エットです。今回メガミデバイス WISM・ソルジャーのオリジナルアレンジ作例を担当させていただきます。メガミデバイスはこれまでさまざまな作品を製作してきましたが、実はホビージャパンでのアレンジ作例は初めての挑戦です。

　メガミデバイス第1弾のこのキットは組み替えにより2種類のキャラクターが楽しめるユニークな仕様となっています。今回の作例のテーマはこの仕様をオマージュして新しいバリエーションを作ることです。ひとつの素体からふたつの異なるキャラクターを生み出す魅力をお楽しみください。

共通部分
　素体はWISMのボディにChaos & Pretty アリスの頭部を組み合わせました。フェイスパーツはメデックとタンクそれぞれの特徴に合わせて5つの異なるバリエーションを製作しました。アイデカールにはR66さん制作のBULLET KNIGHTS ランチャー用を使用して、可愛らしい仕上がりにしています。

戦場を駆ける白衣の天使
　注射器はM.S.Gパンツァーファウストとアリスの武器を組み合わせ、配色の工夫によって印象を一新しました。ナースキャップはWISMのメットのフェイスガードの中をくりぬき、エポパテで帽子の形状に仕上げました。サイドの十字架は階級章にプラ板を追加し整形しました。

ヘッドパーツへの取り付けにはネオジム磁石を使用しています。聴診器のホースにはワイヤーチューブを使用し、医療用コンソールにはヘキサギア アビスクローラーのシールドを活用しました。

強固な守りで敵を制圧
　もう一方のキャラクターは「RPGの盾役」のイメージに基づいています。兜はWISMのヘルメットをパネルラインに沿って分割し、頭部を仮止めしてヘルメットの全体像をイメージ、髪の形状に合わせてエポパテを盛り付けました。シールドと肩アーマーにはM.S.GエクスアーマーCをバランスよく配置しました。盾はマルチプルシールドで、一部を切断してサイズを小さくしています。

　今回の作例ではWISM・ソルジャーの要素を保ちつつ、どのパーツをどこに使用したかが分かりやすいデザインを心がけました。WISM・ソルジャーのシンプルで美しいフォルムは、今でも色褪せない魅力を持っていますね。

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© KOTOBUKIYA ©Masaki Apsy ©Toriwo Toriyama