HOME連載小説【本日発売】パンツァー・エース【軍事選書シリーズ】

【本日発売】パンツァー・エース【軍事選書シリーズ】

2022.01.20

第二次世界大戦をほとんど戦い抜いたドイツ戦車指揮官の記録

パンツァー・エース表紙

 

 軍事選書シリーズ最新刊は、ティーガー・エースの戦記を初の邦訳「パンツァー・エース」。
ティーガー重戦車を装備し、第二次大戦で活躍したドイツ第503重戦車大隊に所属していた、リヒャルト・フライヘア・フォン・ローゼン男爵の全記録を記した一冊です。
 優れた戦車の指揮官であり、バルバロッサでIII号戦車の砲手を務めて以来実戦をくぐり抜け、クルスク戦ではティーガー戦車の中隊を指揮。その後、ノルマンディ戦ではケーニヒス・ティーガー重戦車の中隊を指揮、1944年末にはハンガリーでソ連軍と戦い、戦闘団(ケーニヒス・ティーガー12両と対空砲中隊)を中尉、後に上級中尉(最終階級。1944年11月から)として率いた。ハンガリーでの泥沼にはまって動けなくなった戦車を回収するためのあらゆる努力が払われた冒険など、記憶力のよい著者が、細部にまで目が行き届いた描写で第二次世界大戦中のドイツ戦車部隊の活動を明らかにしております。


CONTENTS

  序文

一 第二次世界大戦勃発

二 東部戦線にて 一九四一年 ~ 一九四三年

  初の能力実証:「バルバロッサ」作戦(一九四一年六月 ~ 八月)
  ロシアに戻る:カルミュク草原とドネツ盆地(一九四三年一月~五月)
  ツィタデレ作戦(一九四三年六月~7月)
  軍病院にて

三 一九四四年の侵攻戦線にて

  英軍に目に物見せる
  「グッドウッド」作戦
  マイイ=ル=カンと新たな負傷
  ゼンネラーガーでの再編(一九四四年九月 ~ 一〇月)

四 崩壊 一九四四年 ~ 一九四五年

  ハンガリーにおける作戦行動(一九四四年一〇月 ~ 一九四五年二月)
  軍病院と終戦(一九四五年二月 ~ 七月)

五 帰郷

  フランス占領下のラシュタット
  フランス軍の捕虜に

六 結び

  リヒャルト・フォン・ローゼン男爵の軍歴
  謝辞

  解説 元陸自機甲一佐 葛原和三

  訳者あとがき


PICK UP

パンツァー・エース 序文
パンツァー・エース 地図
▲ 1941年6月22日(1)にスタリ=ビホフ(2)をロスラヴル(3)の手前まで達した第35戦車連隊(第4装甲師団所属)の前進ルート。フォン・ローゼンは1941年8月3日に負傷し、第1中隊を離れなければならなかった。その後、第4装甲師団は南下した。[※地名の訳出については、地図が雑然となるのを防ぐため、大都市と本書に登場するもののみに限定した]。
パンツァー・エース 写真
▲ 前進中の第35戦車連隊の戦車とトラック。乗員が戦車の上に陣取っている。操縦手のみが戦車の中に座って操縦しなければならない。

 本文はもちろんのこと、所々に載せられている当時の写真や前進ルートの地図なども見どころのひとつと言える。



 『水上爆撃機「瑞雲」』の全容を伝える唯一の著作「瑞雲飛翔」や、伝説的名著「北欧空戦史 ―なぜフィンランド空軍は大国ソ連空軍に勝てたのか」等、数々の名著を出している軍事選書シリーズの最新作。400ページ以上の読みごたえ抜群な一冊となっておりますので、ぜひお手に取ってじっくりとご覧ください。
 

 

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