石野平四郎 蔦本大樹 二人展「シーラカンス」
2025.04.08
基本情報
- 期間
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2025年4月9日(水)~2025年4月26日(土)
火曜~土曜/11:00~19:00、休廊/日曜・月曜
- 開催場所
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Gallery MUMON
東京都中央区銀座4-13-3
- イベント概要
- 石野平四郎は粘土素材を媒体としてフィギュア造形表現と彫刻表現を融合したような独自の制作工程、技法を用いて、目に見えないエネルギー体を幻獣や怪獣、神々など超常的な存在として実体化する美術家・造形作家です。
自分が見ている「奇妙で美しい世界」を共有したい、または、それに対峙してほしいと感じ、その変換装置の役割となる造形をすることを天命として感じ、制作し続けています。
自身の持つ造形表現とテーマが孕む問題、立ち位置の表明をするためメインカルチャーとサブカルチャーを横断しながら新たなジャンルの確立を探求し芸術の細分化を試みます。
蔦本大樹は青銅などの素材で「時間の痕跡」を主軸に未知の古代遺物を創造するように作品を制作しています。
現代のように膨大な情報にアクセスできなかった遠い祖先の記憶は古代遺物に刻み込まれており、純度の高い“願い”や“憧れ”が土偶や埴輪、青銅器などの形となって現れているのではないか、と思いを巡らせます。
古代の遺物と対峙した時に感じる途方もない時間とロマンを再構成し、現代に新たな痕跡として記録するため作品を制作しています。
今回の展覧会タイトルは「シーラカンス」です。「誰しもが心に持つ変わろうとしたが変わらない最も美しい姿の何か」を表現したもので、本展ではこれらをテーマにした作品を発表いたします。
この機会に是非ご高覧ください。