PLAMAX「グリフォン&キュマイラ」を使用し山田卓司が“埠頭のバトル”をディオラマ化!【機動警察パトレイバー】
2023.04.22グリフォンvsキュマイラ レイバーカラー Ver.【マックスファクトリー】 月刊ホビージャパン2023年5月号(3月25日発売)
迫力のバトルシーンを手のひらサイズで楽しむ!
手のひらサイズにキャラクターの魅力を凝縮した、PLAMX minimum factoryに待望の『機動警察パトレイバー』が登場。ここではその第1弾となる「グリフォン&キュマイラ」を、山田卓司によるディオラマでお楽しみいただこう。
『機動警察パトレイバー』の最新情報はこちらをチェック!
公式HP https://patlabor.tokyo/
公式Twitter https://twitter.com/patlabor0810
PLAMAXの「minimum factory グリフォン&キュマイラ」レビューです。躍動的でカッコイイアクションポーズ、シンプルな構成で簡単に組み立てができる逸品です。
月刊ホビージャパンでパトレイバーといえば速水仁司さんによる連載記事「PATLABOR 3D SHOW」が思い出されます。毎月、カッコイイアクションシーンと、造形上の動きとそのポージングを理論的に解説されていて、その圧倒的な熱量と工作、作業量に当時競合誌で同じパトレイバー連載記事を担当してた私は毎回羨望の眼差しで眺めていたものです。このキットを見ていて、その「3D SHOW」を思い出しました。といって速水さんの「3D SHOW」みたいなカッコイイアクションポーズのレイバーを作るのは一般人レベルではちょっと難易度が高い。そんな意味でこのPLAMAXのキットは手軽にカッコイイレイバーのプラキットが楽しめるところが一番の魅力です。
そしてこのキットで特に面白いのがその分割。セオリー通りなら四肢がバラバラのたくさんのパーツを組み合わせる構成を思い浮かべるところ、実に良い感じにパーツが一体化され、組み立てる工程そのものが楽しい。いわゆる素組みを軽く見る人がたまにいますが、コレはそのまま組み立てて楽しむのが最上だと思います。
■ディオラマについて
グリフォンとキュマイラといえば、コミック版のエピソードが印象的ですので、シチュエーションはそちらをイメージして製作しました。ただしキュマイラのカラーリングはTV版のそれを踏襲しています。
さて、両者を引き立てるためのディオラマですが、ベースはスチレンボードにタミヤのテクスチャーペイントのライトグレイを塗布して地面を。断面は同じくダークアースを塗りました。その上にNゲージの積載用コンテナを何セットか購入してレイアウト。真鍮線を取り付けて散乱した様を表現しています。
マックスファクトリー ノンスケール プラスチックキット “PLAMAX minimum factory”
グリフォン&キュマイラ レイバーカラー Ver.
製作・文/山田卓司
PLAMAX minimum factory グリフォン&キュマイラ レイバーカラー Ver.
PLAMAX minimum factory グリフォン&キュマイラ エフェクトカラー Ver.
●発売元/グッドスマイルカンパニー●各4180円、発売中●プラキット
ⒸHEADGEAR
山田卓司(ヤマダタクジ)
2023年でモデラー歴45年を迎えたご存じ情景王。AFVからキャラクターキットまで幅広いジャンルで活躍中。