HOME記事ガールズプラモ「メイドロイド クロエ」の成型色を変えた「アンティークVer.」作例が到着!ドール衣装も作るRikkaがそのノウハウを活かしてコーディネート!

「メイドロイド クロエ」の成型色を変えた「アンティークVer.」作例が到着!ドール衣装も作るRikkaがそのノウハウを活かしてコーディネート!

2023.04.20

Tony’sヒロインワークス 月刊ホビージャパン2023年5月号(3月25日発売)

布服を着せて大胆アレンジ
クールでキュートなクロエを製作

 Tony×マックスファクトリーのプラモデル企画『ギルティプリンセス』の新情報をお届けする本コーナー。成型色を変えたアンティークVer.のメイドロイド作例が今月も到着。今回はクロエにドールライクな布製の衣装を着せて、デコレーションを施したアレンジをご紹介しよう。
 イベントでドール衣装のディーラーも行うRikkaがそのノウハウを活かして、メイドロイドに着せるサイズの衣装を手作り。アンティークVer.のカラーリングや雰囲気に合わせ、フリルやブーツに加えてメイドスチームパンク感を増すためのデコレーションを行っている。可愛くする要素が各所に散りばめられているので、アレンジポイントの参考としてもピッタリな新たなクロエを見ていこう。

▲武装を持った状態。箒と掃除機のパーツを組みわせてスナイパーライフルを想定。本体の1.5倍ほどの長さとなった
▲ミャオ収録の箒の組み立てをアレンジしつつ、メカディテールとして時計用の小さい歯車を取り付けた
▲クロエ収録の掃除機のヘッド部分はハンドバッグ風に製作。箒と合わせて真鍮製を想定しスターブライトブラスで塗装した
▲頭部は基本はキットをストレートで組み立て、アクセントでミニシルクハットを乗せた
▲ポニーテールのリボン部分は市販の布製リボンで作り直し。髪色は暖色系白でモノトーン調に塗装
▲衣装を着せるため背中の接続部は切り落とし、スタンドを取り付けるため穴はそのままにしている
▲全体的にモノトーン調で統一しつつ、金色のアクセントを追加。ゴシック風で可愛いアレンジとなった
▲武器パーツと合わせて腰パーツや手首カフスもスターブライトブラスにて塗装。指先はオレンジを乗せて爪を再現した
▲腰右側には時計用歯車を配置。使い古したアンティーク風にして目立ち過ぎないよう黒ずみを加えて調整した
▲腰周りのディテールとしてチェーンを衣装内側に取り付ける。革はフェイクレザー、アクセントとして金色が映える構成
▲衣装としてベスト+コルセットも見られる。胸元が大きく空いた形状はそのまま活かしている点も注目
▲燕尾服の形状を革で再現。軟質になり可動域がさらに広がるのもポイントだ
▲スカートはフリルとレースの二重構造。毛糸のソックスで脚も可愛くまとめられている
▲製作した武装。スナイパーライフルはアンティークな形状にて製作。真鍮線でパイプのモールドを追加している

▲ブーツはアゾンインターナショナルの商品を使用。キットのつま先を切り取り形状を合わせた。タイツは採寸して自作したものを履かせている

■布服カスタムという提案
 今回はクロエ アンティークVer.を使用し、ドールライクに布服を着せるカスタムをしてみました。1/12スケール相当の女の子プラモデル界隈でも、ここ数年で布服を着せるカスタムも一般的になってきたと見受けられます。この作例のようにすべて手作りをするという方法もありますが、1/12サイズの市販の布服が売られていますし、ワンダーフェスティバルやAKガーデンのようなイベントで個人ディーラーさんが頒布しているような品物もあります。
 普段はプラスチックの服をまとう彼女たちに布の洋服を着せてみる遊びはいかがでしょうか。

■製作について
 布服を着せるには、キットのままだと背中の出っ張りが盛り上がってしまいますので、そこをカットします。ここは布で覆われるため空いた穴には何も加工はしていません。見えない部分に気を使わないのでその点は楽ですね。布服はキットから立体裁断(簡単言うと現物合わせ)で型紙を取り、本番の布を切り出していきます。
 デザインを決めたら早速縫っていきましょう。今回は内スカート、外スカート+コルセット、シャツの構成にし、リボンや一部フリルなどは販売されているものをそのまま使います。
 手芸店などに行く機会がありましたら、ポニーテールを結ぶリボンなどを布製に変えるだけでも楽しいですよ。
 普段でしたらプラスチックの服に塗装しますが、今回は髪と肌部分にシャドウを入れをして、キット武装の組み替えと、通販サイトで購入した時計の歯車の貼り付けをし、ガイアカラーのスターブライトブラスでの塗装を行います。パイプ状のディテールはキットパーツに穴を開け、曲げた真鍮線を使用。靴はアゾンインターナショナルの1/12レースアップショートブーツを履かせました。
 ぜひカスタムしてあなただけの女の子プラモデルを楽しんでみてください。

マックスファクトリー プラスチックキット “PLAMAX” GP-03A ギルティプリンセス メイドロイド・クロエ使用

メイドロイド・クロエ アンティークVer.

製作・文/Rikka


いよいよというかそろそろ皆さんのお手元に下着素体娘が届くころかと思います。なので手に入れたら最初にやってほしいのはもちろんこれ! というイラストにしてみました。
「素体」だからこその頭部すげ替えがウリなので、まずはメイドロイド用の首のジョイントに変更して頭部をすげ替えてみましょうか尻尾もあわせて。首には何か輪っか状のパーツにリボンだけをつけてみたりするとかなりマニアックな雰囲気になりますね(笑)。下着の色もキャラに合わせて違う色に塗ってみたりとかもいいかと。
首のジョイントはキットにさまざまなサイズのものが入っているので他にもどんな美少女プラモの頭部が合うのか試してほしいところですね。みなさんのコレクションの中にもきっとマッチするものがあるはず。

イラスト・文/Tony

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ⓒMAX FACTORY・Tony/Guilty Princess

Rikka

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