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らいだ~Joe式仕上げ「MGガンダム Ver.3.0」完成!お気楽汚しで存在感を出す!

2023.03.18

らいだ〜Joe式仕上げ2023/RX-78-2 ガンダム Ver.3.0【BANDAI SPIRITS 1/100】 月刊ホビージャパン2023年4月号(2月25日発売)

らいだ~Joe式仕上げ「MGガンダム Ver.3.0」完成!お気楽汚しで存在感を出す!

 前半はフレーム&外装の塗装と仕上げ方を解説!

 効率重視! ランナー状態のまま塗装! 

効率重視!「MGガンダム Ver.3.0」を水性塗料を中心にした最新のらいだ~Joe式仕上げで製作!

 おさらい&新技! 最新のらいだ~Joe式仕上げを見よ 今回はガンプラの主幹ブランドのひとつであるMG。RX-78-2 ガンダム Ver.3.0を使用し、らいだ~Joe式仕上げをご覧いただこう。月刊ホビージャパンで長らく、その独特の作業工程やツールの活用法、そして魅せる仕上げテクニックを披露しているらいだ~Joe。今回も水性塗料を中心にしたスピーディーかつ効率的な作業で[…]


おさらい&新技! 最新のらいだ~Joe式仕上げを見よ

 今回はガンプラの主幹ブランドのひとつであるMG。RX-78-2 ガンダム Ver.3.0を使用し、らいだ~Joe式仕上げをご覧いただこう。月刊ホビージャパンで長らく、その独特の作業工程やツールの活用法、そして魅せる仕上げテクニックを披露しているらいだ~Joe。今回も水性塗料を中心にしたスピーディーかつ効率的な作業でガンダムを完成させている。ジェルインキペンなどの意外な素材も登場するのでお見逃しなく。いずれのテクニックも、“早くて楽”ではあるが“手は抜かない”という趣旨で一貫している。

製作・解説/らいだ~Joe

◎効率重視! ランナー状態のまま塗装!
◎ウェザリング塗装による質感表現で魅せる!
◎細部の隙を見逃さず、丁寧に処理していく!


⑦ウェザリングしながら外装を組み付け

▲外装の汚し塗装の準備。水性ホビーカラー焼鉄色を特性スポンジ(メラミンスポンジにサッシ用隙間テープを貼ったもの)に付ける。キッチンペーパーにポンポンと叩き、塗料が付くか付かないかくらいがちょうどいい具合
▲これでパーツをポンポンと叩いていく。終わったらウェザリングマスターのススを、同じくエッジを中心に擦りつける。やりすぎた場合はメラミンスポンジで擦ってやればやり直せる

▲完成した靴部。ススのほか、オイルで異なる表現も加えている(ウェザリングというよりグラデーションに近い?)
▲肩の識別灯はウェザリング後に塗装。ペベオというメーカーの、メッキのように輝く4アーティストマーカー シルバーを極少量のエナメル溶剤で薄めて筆塗り。この上から水性ホビーカラーのクリアーグリーンを塗っている

▲赤や青のような濃い色合いのパーツには、ウェザリングマスターのチタンを少し擦り付けるだけで金属感を増すことができる
▲頭部に筆塗りで部分塗装を少し追加。色の境目がガタついて見えるが、リアルタッチマーカーでスミ入れし直してやれば境目が整う

⑧武器類も抜かりなく

▲バズーカのパーティングラインはウェザリングすると目立ってしまうので、根気よく消しておく。デザインナイフでカンナがけを行い、ヤスリで表面処理
▲ライフルも同様にパーティングラインを整形した。削り粉は耐震ジェルシートを押し付けて除去。楽をしつつもパーツをしっかり整えている
▲ライフル上部のゲート跡の白化がどうしても目立ってしまうので、同色ランナーを切り出してディテールとして貼った

⑨付属品まで丁寧に

▲コア。ファイターのキャノピーの塗り分け。水性ホビーカラーで筆塗りし、はみ出し部分はアルカリ洗剤で除去
▲アムロのフィギュアはリアルタッチマーカーグレー1を塗りたくって指で拭き取る。凹部分にだけインクが微妙に残り、これだけで立体感が出る。あとはピグマペンやリアルタッチマーカーの細いペン先でラインを描けば完成
▲各武装も本体同様に塗装していく。先ほど筆塗りを追加した盾は焼鉄色とシルバーをスポンジで乗せ、ウェザリングマスターのススとチタンで仕上げた

RX-78-2 GUNDAM

▲完成したMGガンダムVer.3.0。塗料で塗りつぶしているパーツはほぼなく、ウェザリングマスターや水性ホビーカラーを駆使した汚し塗装を主体に仕上げている。ジェルインクペンの使用やランナーのまま塗装するといったインパクトある工程に目が行きがちだが、パーティングラインなどのわずかな隙も許さない製作方針が完成度を底上げしている

▲コア・ファイターおよびアムロ・レイのフィギュア。ペンやマーカー、水性ホビーカラーの拭き取りなどで細部まで丁寧に仕上げられている。コクピット内も雰囲気抜群に再現

▲武装類もビーム・ライフルのメカ部やシールドの裏などは本体同様に塗装を加えている
▲クリアーパーツの奥に反射シールを貼るのは定番かつ効果的な工作だが、さらに欲張って(?)LEDライトの発光も活きるよう、透過性のある反射素材を使用している。目的に適した素材を知っておくというのも、時短と効果的な工作に繋がる重要なファクターと言える
▲フレームも全塗装してはいないのだが、これだけで作例として成立しそうなほどの情報量となっている。外装の隙間からこれらが覗くことで、モビルスーツの巨大感が見事に演出されている

■部分塗装がテーマですが…
「成型色を活かした部分塗装仕上げ」が今回のテーマなのですが…。完璧な多色成型のパーツ構成なので塗り分ける箇所はほとんどありません。なので注意しながら筆塗りで…とかマスキングを行って塗り分けて…という「部分塗装の説明」ができないのです。そこで今回の着地点として、最小限の手間でゲート跡処理を行い、そのうえで、内部フレームを効果的に塗り分け、可動パーツの間から見えるチラリズムを演出、外装は軽くお気楽汚しで存在感を出すという方向性で進めていくことにしました。

■宇宙空間での汚れ?
 今回はマグネットコーティング後の装備ということで、宇宙空間での運用を想定しました。しかし、いつものお気楽汚しで使う、リアルタッチマーカーブラウン1やウェザリングマスターDセットのオイルを多様すると、地上戦での運用や経年劣化感が全面に出てしまいます。でも、宇宙空間での汚れってほとんど誰も本物を見たことがないので妄想でいきましょう。今回はほんの少しのスポンジポンポンと、ウェザリングマスターBセットのススをメインに使って仕上げていきます。言うなれば「お気楽汚しVer.1.5」ですね。

■実は繊細、成型色活かし
 成型色活かし=「ビギナー向けの簡単製法」と思われがちなのですが、実は全塗装仕上げよりも繊細なことが多々あるのです。特にゲート処理時の変色との戦いとも言えるでしょう。ゲート跡をヤスリがけで平坦にしても変色した箇所は元には戻りにくいのです。塗装であれば関係ないのですが、成型色活かしの場合はそうはいきません。丁寧なパーツ切り出しとゲート跡処理が必要になってきます。そういう意味では「ステップアップしたいビギナー向け」の製法なのかもしれません(もしくは変色を気にしないか、ですね)。

■それでも楽しくお気楽に!
 逆に成型色活かしだからこそのメリットもたくさんあります。製作時間の短縮はもちろん、部分塗装やスミ入れに失敗してもリカバリーがとても楽! なのですね。さらに、今回のようにお気楽汚しを施せば、各パーツの下処理にストイックにならなくても大丈夫。成型色を活かした製法で、楽しく早くお気楽にカッコよく模型を作っていきましょう。

■十人十色の楽しみ方
 今回の製作期間は、平日夜間の約2時間の作業時間と週末を含めて約2週間とちょっと。一番時間がかかった作業はデカール貼りでした…。楽しみ方は十人十色です。モデラーの数だけ楽しみ方があるというのがガンプラのいいところ。表面処理、合わせ目消し、ディテールアップ、全体塗装、果ては改造までを「行わなければならない」という風潮さえある昨今ですが、最新キットの最新技術を素直に楽しんでみるのもまた一興ではないでしょうか? 新たな発見があるかもしれませんよ♪

BANDAI SPIRITS 1/100スケール プラスチックキット “マスターグレード”

RX-78-2 ガンダム Ver.3.0

製作/らいだ~Joe

Ⓒ創通・サンライズ

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らいだ~Joe

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