毎月数えきれないほどの新作キットが発売される昨今。作りたいものが増えるのは喜ばしい反面、どうしてもついて回る問題がひとつ。

「時間がいくらあっても足りない！」

　適当に作りたくはないけれど、すべてのキットを完璧に作り上げるとなると、圧倒的に時間が足りない。そして、結局積まれていってしまうプラモの山、山、山……
　そんなあらゆるモデラーに共通した悩みを少しでも解決できる！　──かもしれない、製作時間を短縮しつつ映える作例を3つご紹介。なんと！　どれも「全塗装」ではないのだから驚きです。キットの良さを活かし時短＆映える仕上げ方法で製作された作品をじっくりご覧ください。

無敵鋼人ダイターン3【バンダイ】●sannoji

　続いてご紹介するのは、sannojiが製作した「無敵鋼人ダイターン3」。
　「SMP 無敵鋼人ダイターン3」は変形＆アクションギミックが秀逸。そこで、合わせ目に接着剤などは使用せず、ゲート跡やヒケの処理などでパーツをしっかり整面。ほんの少しの部分塗装とスミ入れ、そしツヤ消しコートで塗装剥げ防止をしつつ見映えがアップした作例に仕上がっています。
　コチラの塗装方法なら、可動や変形ギミックがあるキットでも見映えを良くしつつもガシガシ遊べちゃいますよ！

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結城まどか【水着】【コトブキヤ 1/10】●urahana3

　最後にご紹介するのは、urahana3の「結城まどか【水着】」。
　そのままでは目立ちすぎる合わせ目の処理をカラーパテ等でしっかりと処理しつつ、肌の色は塗装せずにトップコートやシャドウで質感表現。要所をパール塗装でゴージャスにしたり、髪色を変えることで華やいだ仕上がりに。まるでメイクをしているような工程で「結城まどか【水着】」をさらに魅力的に彩っています。
　美少女プラキットの命ともいえる肌を成型色で120％活かすこの製作は、美少女プラキット好きのモデラーは見逃せませんね！

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　いかがでしたか。「映えて時短もできる製作方法を詳しく知りたい！」と思ったのでは？ そんな皆さんに朗報です！　本日から電子版の配信がスタートした「月刊ホビージャパン4月号」では、今回ご紹介した3作品の詳しい製作方法の他にも、数多くの“全塗装しない”製作方法を実践解説中！
　積みプラを消化したい人や全塗装に自信がない人などにオススメな「月刊ホビージャパン4月号」は絶賛発売中です。ぜひご覧になってみてください！

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