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餃子プラモへいお待ち!水性クリアー塗料でウマく仕上げる【水性塗料ペインティングLAB.】

2022.12.07

水性塗料ペインティングLAB. 月刊ホビージャパン2023年1月号(11月25日発売)

餃子プラモへいお待ち!水性クリアー塗料でウマく仕上げる【水性塗料ペインティングLAB.】

1/1スケール

餃子スケルトン Ver.

製作・文/むっちょ

 安全、安心、環境にも優しくて高性能だけどまだまだ認知度が低く使っている人も少ない「水性塗料」の可能性をお届けするコーナー。水性塗料に熟知した“水性アクリルボーイ”むっちょがさまざまなジャンルのキットを水性塗料で仕上げます。
 今回はおもしろモチーフのプラモ、1/1スケール餃子を発見! 水性塗料を使ってリアルな餃子に仕上げていきます。しかもキットはクリアー成型ということで、中身の透け感を出したりと、水性塗料での塗膜の濃淡に注力して製作してみました。

今回使用している塗料

=ボーンホワイト(ファレホ カラープライマースプレー)、エルフィック・フレッシュ(ファレホ ゲームカラー)、セラフィム・セピア(シタデル シェイド)
焼き目=スケルトン・ホード(シタデル コントラスト)、ライノックス・ハイド(シタデルカラー)、ラヴァ・オレンジ(アーミーペインター)
=ダークオース・フレッシュ(シタデル コントラスト)、エルフィック・フレッシュ(ファレホ ゲームカラー)、オルク・スキン(シタデル コントラスト)、テザーラクト・グロウ(シタデル テクニカル)

 こんにちは! 水性アクリルボーイのむっちょです!
 今回は、こういうの待ってました! まさかのプラモ! 1/1スケールの餃子のペイントにチャレンジです。しかもクリアーカラー! google画像検索でスマホのタブを餃子だらけにしながらペイントしたので、ご紹介いたします!

■丹精込めて
 たっぷりのニラとニンニクを混ぜた豚挽肉を炭水化物で包んだ最強の野菜料理、餃子。ラーメン、カレーライス、ハンバーガーにならぶ、みんな大好きわんぱくメシのひとつだと僕は考えています。100個くらいの餃子を家でひたすら包み、焼き、たらふく食らう、年に一度の「鬼餃子祭り」が行われたのはつい先日。興奮冷めやまぬ中、僕の作業机に透明の、驚きのプラモが現れました。1/1スケールの餃子キット、丹精込めてペイントしていきます。

■薄皮餃子はたくさん食べられます
 精巧に作られた餃子プラモの、3ブロックで構成されている餃子の皮。やさしいアイボリーのカラープライマー、ファレホ ボーンホワイトでスプレーで塗装しただけでリアルな餃子になりました。今回は「Ver.スケルトン」なので薄皮餃子の塗装にもチャレンジ。こちらは下地塗装なしで、クリアーパーツの上に直接、ファレホ エルフィック・フレッシュを塗装。ファレホの透け感はエアブラシでも筆塗りでも調整しやすいので、リアルな透け感ともちもち感を再現出来たと思います。

■ちょっと透けるニラをアクセントに
 餃子は野菜料理というのを最近知って驚きましたが、餃子の色といわれたら「緑…?」となるくらいにはニラのイメージが強いです。
 そんな香りと風味のアクセントであるニラは、プラモになってもアクセントになるはずなので、餡のパーツにフリーハンドでざっくりと描いてみました。シタデル コントラストのシリーズは複数回なぞらなくてもばっちり発色するのでピッタリです。最後は全体に半ツヤのトップコート、焼き面にのみツヤ消しのトップコートを施してフィニッシュ。また餃子が食べたくなってきました。

▲今回塗るキット。一見餃子のパックと見間違えてしまう。キットはクリアーで5パーツ構成のシンプルな内容

▲まずは皮から。ほんのり餡が透けるよう、クリアーパーツの上からエルフィック・フレッシュを塗布。薄く2回ほど吹き付け。底面は焼き色が入るため厚めに重ね塗り

▲うっすらと陰影が出るようセラフィム・セピアをラーミアン・メディウムで1:1で希釈し、ざっくりウォッシング。塗料がたっぷり含む大きい丸筆を使うと、塗料の溜まりをコントロール出来て楽しい

▲餡はダークオース・フレッシュをコントラスト・メディウムで薄め、ドバッと染め塗りし、テザーラクト・グロウでニラを描いていく
▲ニラの緑色はハッキリと誇張して描くことで、薄皮から透けた際に、本物っぽい色合いになる
▲絶妙に透けた緑や火の通った餡のグレーが見えて、おいしそうな薄皮餃子の雰囲気となっている
▲焼き目はスケルトン・ホードをビン生で染め塗り。面との境界にコントラストメディウムを塗っておき、乾燥前に筆で境界部分を調整し、自然なグラデーションを作る
▲ラヴァ・オレンジにライノックス・ハイドを少しだけ混ぜた塗料を使い、焦げ付きを調整。ランダムに、強く擦り付ける箇所を混ぜ色ムラをつけるとよりリアルになる
▲こんがりと焼けたような底面。凹凸による塗料の溜まり具合の違いもうまく作用し、焦げた香ばしい雰囲気に仕上がった

完成!

▲キット素組み(左)と比較すると、ほぼ本物の餃子に見える。ほかにない独特なモチーフのプラモをたまには作ってみるのはいかがだろうか

餃子プラモ 半人前 Ver.スケルトン

●発売元/秋東精工●1078円、発売中●1/1●プラキット

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むっちょ

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