「ベースカラー」の活用で思いのまま塗装可能!安全性抜群の水性塗料「アクリジョン」塗装術を解説【工具&マテリアル】
2022.09.09臭いがないのに乾燥が早く塗膜が強い
エマルジョン系水性塗料
水性で臭いがほとんどなくどんな場所でも塗装可能! さらに「アクリジョンベースカラー」の登場で扱いやすさ、 仕上がりがぐんとアップしています。これから塗装を始めてみたい方におすすめの「アクリジョン」をじっくりと解説!
アクリジョン基本アイテム
●発売元/GSIクレオス●各198円、10ml
●発売元/GSIクレオス●198円、18ml
ラッカー塗料とも水性アクリル塗料とも異なる“エマルジョン”の水性塗料。エマルジョンの専門的な説明はここでは省きますが、水性の溶液の中に油性の成分が入っており、臭いが抑えられながらも乾燥が早く塗膜が強い塗料です。GSIクレオスの「水性ホビーカラー」に近い色数がラインナップされており、塗料ナンバーや色名が共通しているものが多いので、互換性が高いのも魅力です。新しくリターダーも追加されさらに使いやすくなっています。
発色を底上げする専用下地塗料
「アクリジョン ベースカラー」は隠蔽力がとても高く、1~2回塗布すればムラのなく仕上がります。乾燥するとつや消しになりますが、 上塗りする塗料のつやに影響をおよぼさないので、安心して下地として使用できます。
●発売元/GSIクレオス●各330円、18ml
Impression
あると便利なうすめ液とツールクリーナー
エアブラシ専用のうすめ液と、筆塗りに最適なリターダーの成分も含むアクリジョン専用うすめ液、そして乾燥後でも塗料を落とすことができるツールクリーナーをラインナップ。各うすめ液は用途ごとに調整されているので使い分けましょう。エアブラシ用のうすめ液は塗料1に対してうすめ液0.3が最適で、筆塗りに使用するうすめ液は塗料に数滴加える程度が最適です。どれも溶剤になるので使用する際は充分に換気しましょう。
●発売元/GSIクレオス●770円、250ml
How to use
筆塗りのポイント
エアブラシ塗装のポイント
アクリジョンシリーズで作品を仕上げる!
How to use
まとめ
アクリジョンはアクリジョン ベースカラー を併用することで、臭いを抑えつつ乾燥が早く塗膜が強いという特性をより際立たせることができます。ベースカラーは下地としても 塗料としてもとても高いポテンシャルを持ち、アクリジョン塗装の必須アイテムといえます。うすめ液も筆塗り用、エアブラシ用と用途ごとに調整されているので、工程ごとに必要なアイテム、塗装順序を覚えれば誰でもアクリジョンを使いこなせるでしょう。
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