セイラマスオ改修でより格闘機らしくなった「HGゴッドガンダム」!(HGゴッドガンダム完成編)【セイラマスオ】
2022.08.131.プロポーション変更でより格闘機らしく/GF13-017NJII ゴッドガンダム【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2022年9月号(7月25日発売)
前半ではHow to形式でセイラマスオによる「格闘機らしいポーズが映えるプロポーション変更」について解説。後半ではキット本来のプロポーションを活かしつつ「マスオディテール」の追加と成型色活かしで魅せる完成作例「 HGゴッドガンダム 」を紹介していきます。
■相手が悪すぎるので無視します
『Gガンダム』はゴッドガンダムが登場してからしかまともに見てない、というくらいゴッドガンダム好きな私w。今までシャイニングガンダムしか作例を担当したことなかったのですが、ついにゴッドガンダムをやれることになりました!! しかし今回はRGゴッドの発売に合わせたタイミング!(汗)。相手は可動、フォルムともに超絶な出来の最新版ですから、意識したら手が止まるのでなるべく考えないようにして、いつも通りの感じでフォルム変更、ディテール追加をしていこうと思います。
■意識しないのは無理でした
HGキットはRGを知らなければ何の不満も無い良い出来! 特に顔のイケメン具合は完璧と言えます。しかし相手はRGですからフォルムに手を入れています(意識してるし!)。やや寸胴気味の腹部を思いっきり延長して肩(腕)位置を高く、あとは首位置を後方に移動してちょっとだけ高く延長。甲高な靴部を少し低くして肩アーマーと背面のエネルギーフィールド発生装置を少し小型化したら、毎度のディテールを加えて完成です。
■塗装
キャラクターを考えて赤の色味を明る目に調色。青色部は微妙な2色で塗り分けて白と黄色を成型色のままとしました。
■ゴッドガンダム、カッコいいよね
完璧な頭部はアンテナを短くした以外はキットのまま(顔を全くいじらなかったのって今まで作例であったかなぁ?)。とても素性のいいナイスキットでした♪ RGが発売寸前ですが、この機会にHGも楽しんでみてはいかがでしょうか!
作例を動画でチェック!
BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレードフューチャーセンチュリー”
GF13-017NJII ゴッドガンダム
製作・文/セイラマスオ
HG ゴッドガンダム
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●1980円、2010年5月発売●1/144、約12cm●プラキット
工作解説/セイラマスオ
本記事の題材は、セイラマスオによる「プロポーション変更」の解説です。プロポーションの好みは千差万別、キット素組みの状態でももちろんカッコいいのですが、自分好みの体型に変えられればよりガンプラライフを楽しめることでしょう。今回はRGが発売目前のこのタイミングで、あえて「HGゴッドガンダム」を改修。より「格闘機らしく」というテーマで、ポーズが映えるプロポーションに変更しております。そして最後にはセイラマスオお馴染みの「マスオディテール」の追加と成型色活かしの塗装でフィニッシュ。普段からプロポーション変更にこだわりを持つセイラマスオは、このキットをどう調理するのか? プロモデラーの「目の付け所」に注目してみてください。
ⓒ創通・サンライズ