『ファイブスター物語』ガレージキット「A・トール BS スバース」を組み立ててみよう!
2022.06.18憧れの『F.S.S.』ガレージキット、
どういうものか知っていますか?
プラキットのラインナップが増えた今でもやはり『F.S.S.』キットの主戦場は“ガレージキット”で、それは先のページで紹介したラインナップの多さからもお分かりいただけるはず。『F.S.S.』はかつてのガレージキットシーンの火付け役。模型店に置かれている高額なガレージキットで『F.S.S.』を知ったなんて人も少なくない。『F.S.S』ガレージキットは“憧れ”なのだ。
そんな『F.S.S.』のガレージキットが実際どんなものか、知らない人は意外と多いのではないだろうか。高額なガレージキットを自由に中身を見るなんて稀有だし、組み味なんてものは作れる度胸のある人でないと知る由もない。そしてあの一線を画すデザインである。とにかくとてつもなく難しいものと思っている人も多いことだろう。
今回はボークス協力の基にボークス製最新のガレージキットを紹介、実際に組むまでの内容をお届けしていく。“簡単”と豪語はできないが、想像よりも容易である可能性は高い。憧れのガレージキットの購入&製作への第1歩に役立ててほしい。
協力/ボークス
今回のガレージキット
キット内容について
組み立ててみよう
完成!
いきなりだが組みあがったのがこちら。特筆することがないくらいスムーズであっというまに組みあがってしまった。ちなみに表面処理なし、軸打ちなし、ダボ穴調整は手首のみ、瞬間接着剤でくっ付けていっただけ。それで組みあがりにかかった時間は2時間〜2時間半といったところだ(ちなみに同スケールのプラキットだと10時間はかかる)。それでこの仕上がりを目の当たりにすると、塗装はさて置き積極的に組み立てたいという衝動に駆られてしまう。そもそもボークス製のキットはパーツの合いが良く、塗装前提の接着しない仮組み状態も安定するため、とりあえず組み立ててもさほど問題はない。
まずは組み上げて造形美を堪能。気持ちを盛り上げて、表面処理→洗浄→塗装というガレージキットならではの工程を踏んで完成へと導いてみるのはいかがだろう。
SAV A・トール BS スバース
●発売元/ボークス●33000円、発売中●1/100、約27.5cm●レジンキット●原型/大石凡(造形村F.S.S.プロジェクトチーム)●イベント限定アイテム
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