【忙しいモデラー必見!】手軽、安価、スピーディーな “お気楽” ガンプラ製作をご紹介
2022.03.01月刊ホビージャパン2022年4月号(2月25日発売)
出来映えのいいカッコいいガンプラを作りたい! けど、とにかく時間がないしお金もない! というモデラーは多いのではないでしょうか? 好きなガンプラが手に入っても時間がなく、結局積んでしまったり満足のいく出来にならなかったり……。
そんな忙しいモデラーの皆様におすすめするのが、らいだ~Joeが提唱する「“お気楽”モデリング」です!
いま、お気楽と聞いてこのページを閉じようとしたあなた! 「“お気楽”モデリング」を侮るなかれ。 手軽で安価でスピーディー。さらに完成品は見ごたえたっぷりの、らいだ~Joeが制作した作例をぜひご覧になっていただきたい。
らいだ~Joe
低コストかつ短時間でガンプラを仕上げる“お気楽”モデリングの提唱者で、GBWC(ガンプラビルダーズワールドカップ)2015日本代表決定戦ノミネート、オラザク2012年 ガンプラ部門金賞などの受賞歴を持つプロモデラー。特にGBWC2015作品「いわゆるパチ組み無塗装簡単汚し」では「無改造無塗装簡単仕上げでここまで表現できる」という、現在の“お気楽”モデリングの原型技法で入賞を果たしている。
RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN 版)お気楽汚しVer.1.0
こちらの「MG RX-78-02ガンダム(GUNDAM THEORIGIN 版)」は、現在の「らいだ〜Joe 式お気楽汚し」の前身となる、いわゆる「お気楽汚しVer.1.0」で製作されたものです。らいだ~JoeがGBWCやオラザクで初めて入賞した作品もこの「お気楽汚しVer.1.0」で製作されたものとのこと。正真正銘、本当に「お気楽汚し」というだけあり、使われたツールは、リアルタッチマーカー ブラウン1と「神のペン」。そしてウェザリングマスター D セットとFセットのみ。作業工程もスピーディーなのに、こんな見栄え抜群のガンダムが完成してしまうのです!
MS-06J ザクⅡ デザートカラー風
「MS-06J ザクⅡ デザートカラー風」は、現在のお気楽汚し。あえて言うなら「お気楽汚しVer.2.0」で製作。らいだ〜Joe 式お気楽モデリング」の代名詞といえるお気楽ウェザリングの基本、スポンジポンポンから始めるお気楽ウェザリングで、表面処理やゲート処理はあえて行わず、大幅な時短がなされております。ツールは、特製スポンジ(メラミンスポンジにサッシ用の隙間テープを貼り付けたもの)とキッチンペーパー(某バーガーショップの紙ナプキン)。こちらも比較的安価で手に入るものを使って、ここまでの仕上がりになっているのだから驚きです。
MSM-04 アッガイ
「MSM-04 アッガイ」は一見するとかなり高等テクニックが必要だと思われる「剥がし塗装」かと思う方もいるかもしれません。しかし! こちらもまた“お気楽”にできてしまうのです。整髪スプレーと岩塩を使った「塩ケープ剥がし法」に水性ホビーカラーを使用。ニオイも気にせず「剝がし塗装」を再現できるのです!!
Hi-νガンダム 陸戦イメージ Ver.
最後にお見せするのは「Hi-νガンダム 陸戦イメージ Ver.」。ゲート跡処理・表面処理から塗装に自作パーツ作製など、らいだ~Joeの様々な「お気楽テクニック」を総動員して作り上げられたオリジナル仕様のガンダムです。「ほぼ改造無しのベースキットに、陸戦風の脱着式追加装甲を装着することにより、重量感のある機体に仕上げていこう」というコンセプトで作られており、らいだ~Joeならではという作品に仕上がっているかと思います。
いかがでしたでしょうか?
週末しか時間がないモデラーでも「お気楽モデリング」なら、見応えたっぷりなガンプラをスピーディーに製作できちゃいますよ!
詳しい塗装方法が知りたい方は、本日から電子版の配信がスタートした「月刊ホビージャパン4月号」をぜひご覧ください! こちらでは、今回ご紹介した塗装方法以外にも “お気楽”にガンプラ作りができる工作や、らいだ~Joeが愛用しているツールもご紹介しております。
さらに、別冊付録として「機動戦士ガンダム Gフレーム BUILDING GUIDE」も付いてきますので、買い逃し厳禁です!
特集まるっと「らいだ〜Joe」な「月刊ホビージャパン4月号」ぜひ手に入れてください!
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