話題の食玩!ガンダムアーティファクト第2弾 「ジム(サンダーボルト版)」を水性塗料でサクっと塗ってみよう! 【水性塗料ペインティングLAB.】
2022.03.16製作・文/むっちょ
安全、安心、環境にも優しくて高性能だけどまだまだ認知度が低く使っている人も少ない「水性塗料」の可能性をお届けするコーナー。水性塗料に熟知した“水性アクリルボーイ”むっちょがさまざまなジャンルのキットを水性塗料で仕上げます。
今回は2022年1月発売となった「ガンダムアーティファクト第2弾」からジム(サンダーボルト版)をチョイス。普段からゲームミニチュアのペイントをしているむっちょにピッタリなサイズ感のアイテムをどう料理していくのか。シタデルの発色や塗分け方法に注目して見ていきましょう。
今回使用している塗料・材料
ホワイト=マットホワイト(アーミーペインター)
ブルー=ステガドン・スケール・グリーン、アーリマン・ブルー、フェンリシアン・グレイ(シタデルカラー)
イエロー=ユリエル・イエロー、ドルン・イエロー(シタデルカラー)
グレー、スミ入れ=コルヴス・ブラック(シタデルカラー)
みなさんこんにちは! 水性アクリルボーイのむっちょです!
今回はガンダムアーティファクト ジム(サンダーボルト版)のペイントにチャレンジしてみます! 全長約5cmほどのプラキットとなれば、ちょっと今まで慣れ親しんだミニチュアのサイズ感だぞ、って感じなので、ノリノリのペイント工程をご紹介いたします!
■驚きの超精密キット
50パーツほどが手のひらに収まるくらいのランナーにギュッと詰まったプラ製ミニキットで、新解釈のフォルムも相まって、工作が苦手な僕はかなり腰が引けていましたが、意外とサクッと気持ちよく組み立てが出来ました。小さいパーツを細かくたくさんペイントする覚悟…みたいになっていましたが全然そんなことはなくて安心です。
■導入、新レンジ
サンダーボルト版のジムのメインカラーは白。約5cmほどといっても、筆塗りでいい白を出すのはかなり根気と労力が必要なので、白のベタ塗りはエアブラシで行うことにしました。2021年末に登場した、アーミーペインター、ウォーペイントエアスターターセットのマットホワイトを使用しています。
エアブラシ用に販売されている水性エマルション塗料のホワイトは実は苦手意識があり、かなりおっかなびっくりでしたが、塗料の食いつきとミストの細かさのバランスが優れていてかなりイイ感じでした。
■白以外は筆塗りで
「ここから先はミニチュアペインターの出番だぞ」とか言われた気がしたので、コツコツと筆で塗り分け、塗り込みをすることにしました。手のひらサイズよりももう少し小さい、握った手にすっぽり収まるくらいのサイズ感のモビルスーツのペイントは実際しっくりくるもんで、最後までかなり楽しくペイント出来ました!
ガンダムアーティファクト 第2弾
●販売元/バンダイキャンディ事業部●495円、発売中●約5.5cm●全5種●プラキット●ガム1個付属
Ⓒ創通・サンライズ
むっちょ
ミニチュアペインターで“ホビーアドバイザー”。月刊ホビージャパンおよびMOOKでキャラクターキットの水性塗料仕上げを披露するなどペイント技術が高いが、模型製作についてはまだまだ勉強中の身。派手なピンクのモヒカンが最新スタイル。