「マーキングシールの種類」と「貼り方のコツ」を伝授!!【お気楽ガンプラテクニック 2022】
2022.03.05お気楽モデリング基本編 マーキングとシール 月刊ホビージャパン2022年4月号(2月25日発売)
ドレスアップはマーキングシールから
近年のガンプラには必ずと言っていいほど付属している「マーキングシール」。実はいろいろな種類が存在しているのです。無塗装・素組みちゃんでもスミ入れ・部分塗装、そして、マーキングシールを貼るだけで一気に完成度がアップするうえ、他とは違う「個性」まで出せるという超便利アイテムなのです。ここでは、主にガンプラに付属しているマーキングシールの種類と「貼り方のコツ」をテーマに解説します。
マーキングシールのいろいろ
●水転写シール
●ドライデカール
●テトロンシール
●左から、マークセッター、
マークソフター、マークフィット
●デカールスキージー
●100円ショップのネイル用?ドットペン
各種マーキングシールの貼り方
同じキットでもデカールワークで個性がキラリ!
スミ入れ・部分塗装まで行うと、次にチャレンジしたくなるのがマーキングではないでしょうか? 私が小中学生だった第一次ガンプラブームの頃、マーキングといえば極細面相筆で手書き…と、いうのが常識でした(そんなもん、当時の子供ができるわけないしぃ〜)。しかし、今やいろんなメーカーさんから多種多様なデカールが発売されています。同じキットでも、全塗装でも無塗装でも、マーキングシールの貼り方次第でキラリと光る個性を演出できる時代になりました。
そんななか、デカールを貼る時に気をつけていることは? と聞かれることが多いのですが、私が一点だけ気をつけているのが「角度と平行性」です。注意書きはメンテナンスするであろうスタッフがどの方向からアプローチするか? を妄想して、その方向から水平になるように心がけています。マーキングはメインになる一枚を貼り、それを基準に平行になるように。レーサーバイクのステッカーの貼り方などを参考にしています。
なにはともあれ、まずはナンバーを貼るだけでもいいのでチャレンジしてみませんか? はじめからカッコよく貼ろうなんて思わないでいいのです。楽しみながらレベルアップしていきましょう!
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