• HOME
  • 記事
  • キャラクターモデル
  • 「1/1000宇宙戦艦ヤマト2202」を改造&改修で2205版宇宙戦艦ヤマトを再現 【コジマ大隊長】「1/1000宇宙戦艦ヤマト2202」を改造&改修で2205版宇宙戦艦ヤマトを再現 【コジマ大隊...「1/1000宇宙戦艦ヤマト2202」を改造&改修で2205版宇...

「1/1000宇宙戦艦ヤマト2202」を改造&改修で2205版宇宙戦艦ヤマトを再現 【コジマ大隊長】

2022.01.13

宇宙戦艦ヤマト2205【BANDAI SPIRITS 1/1000】 月刊ホビージャパン2022年2月号(12月25日発売)

2205版宇宙戦艦ヤマト 特写

2202版を改造して2205版宇宙戦艦ヤマトをつくる

『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』より、宇宙戦艦ヤマトを1/1000宇宙戦艦ヤマト2202から改造して再現。形状の異なるパルスレーザーや船体側面のディテールなどを改修。第1艦橋をエッチングパーツでディテールアップするなど、ヤマトとしてのディテールアップも抜かりなく施している。新たに生まれ変わった最新版ヤマトをご覧いただきたい。

2205版宇宙戦艦ヤマト
2205版宇宙戦艦ヤマト 艦尾
艦首
100円ショップで購入したイルミネーション用ワイヤーライトを使用

▲波動砲、波動エンジン、艦橋の電飾は、点灯オンオフの便を考慮して、キットの電飾セットは使用せず、100円ショップで購入したイルミネーション用ワイヤーライトを使用。ワイヤーライトの電池とスイッチのある本体ユニットを艦橋下にグルーガンで強引に固定。そこを軸にワイヤーを波動砲、艦橋、波動エンジンまで這わせてLEDを仕込んでいる。点灯は船底のカバーを外して行う

2202版と2205版の外観の違いを改造で再現する

 2202年版の宇宙戦艦ヤマトから改修を受けた今回の2205版宇宙戦艦ヤマトは、パルスレーザー砲の強化を含め、一部外観が異なる。ここではその外観の違いを解説に盛り込みつつ改造ポイントを紹介していこう。

2205版宇宙戦艦ヤマト
2205版宇宙戦艦ヤマト 後方
2205版宇宙戦艦ヤマトと銀河のツーショット
▲劇中シーンでも見られた銀河(製作/コジマ大隊長)とのツーショット。このカットのためにコジマ大隊長には、ヤマト納品の際に改めて銀河も持ってきてもらった
船体側面
は元キットのディテールを瞬間接着剤で埋め、その後タガネでモールドを彫り直し

▲船体側面は大きなハッチが追加された。ここは元キットのディテールを瞬間接着剤で埋め、その後タガネでモールドを彫り直している

艦橋レーダー
艦橋レーダー後ろ
レーダー基部

▲艦橋レーダーには1/1000艦船用のエッチングパーツで精細なモールドを追加。レーダー基部の測距レンズは、クリアーグリーン成型のランナータグから切り出したものを埋め込んでいる。艦橋後部の展望ドームは削り落としてから、透明ランナーの丸い部分を加工したパーツで置き換え、クリアーブルーで塗装した

パルスレーザー砲
治具
ヤスリがけ

▲パルスレーザー砲は砲身が延長されている。作例は48門ある砲身をすべて真鍮線で新造。治具を事前に作り、長さを揃え、かつ砲口断面をきれいにヤスリがけできるようにした

ショックカノン両脇のセンサー
2205版宇宙戦艦ヤマト アップ

▲ショックカノン両脇のセンサーもレーダーと同じく、ランナータグを加工したものをはめ込んでいる

 皆さん『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』「前章-TAKE OFF-」は観ましたか? 艦隊の戦闘は大画面でみると迫力が違いますね! とテンションが上がったままの勢いで、今回は2202版ヤマトからの改造で2205版のヤマトを作ります。以下のポイントに絞って作業をしました。

■パルスレーザーの砲身延長
 強化されたパルスレーザーは砲身が延長されているという設定のため、舷側部に配置されている2連、4連装砲の銃口に0.8mmの真鍮パイプを接着し、銃口の開口と長さ1mmの延長工作をしました。できるだけ正確な長さで48個切り出すためにプラ材で治具を作り断面をヤスリがけで滑らかに処理しました。

■船体側面のハッチ
 前章では使用されていませんが、格納庫付近に大型ハッチが追加されているため、船体のディテールを瞬間接着剤でいったん埋めて表面を整えてから、資料を元に0.15mmのタガネでスジ彫りで再現しています。

■各部のディテールアップ
 艦橋レーダーには1/1000艦船用のエッチングパーツで精細なモールドを追加。レーダー基部の測距レンズとショックカノン両脇のレンズには、クリアーグリーン成型のランナータグから切り出した材料を埋め込んで、レンズカバーの再現をしました。接着剤で曇るのを防ぐためエナメル塗料のクリアーを細い筆で充填をして固着させています。

■電飾工作
 本キットには専用の電飾用純正パーツが販売されていますので、そちらを利用するのが早道なのですが、電池交換のために上甲板を外したりする際の破損リスクを避けるため、艦底部のパネルからスイッチと電池にアクセスできるように工夫をしています。
 ダイソーで売っているワイヤーライトを使えば、同時に8ヵ所の点灯が可能で、船体の内部の引き回しにも充分な長さがあり、しかも税別100円です(笑)。
 第三艦橋基部の空間を加工して、電池とスイッチがある本体ユニットをグルーガンで固定。ワイヤーを一度艦首方向に這わせて、波動砲の発光部基部にクリアーのグルーガンで固着。そこから折り返して艦尾の補助エンジンと波動エンジンに各1灯ずつ配置します。
 最後尾の2灯を艦橋用に残して、他の使わない3つのLEDには遮光用の熱収縮チューブを被せておきます。
 艦橋には第一、第二艦橋の窓パーツに各一灯ずつをグルーガンで固定して組み上げますが、艦橋パーツは遮光用に裏から黒を塗っておくとよいでしょう。ここでLEDを入れる空間がないのですが、艦長室にも光が欲しかったので、床面に第一艦橋まで貫通する穴を開けて、透明ランナーで作った導光用のパーツを差し込んで、ボンヤリですが発光できるようにしています。

■塗装と仕上げ
 本体にはガイアノーツのメカサフ ヘヴィで下塗りを行い、パネルラインにサフが残るようにミディアムブルーをグラデーションをかけて、白を加えてさらに明度を上げた塗料でハイライト部分を強調してメリハリをつけています。
 艦底部にはローズディープレッド→ローズブライトレッドのグラデーションで陰影を描きました。今回甲板は木製(?)のような色指定なので、リノリウム甲板色から立ち上げています。
 追加したモールドなどに適合したデカールはないため、市販のラインデカールや矩形のものを加工してラインに添わせてマーキングを再現しています。
 劇中で登場した三番艦「銀河」との会合シーンが再現できるように、2018年に掲載された拙作の銀河も今回再納品しました! 読者諸氏も本記事を参考にして、年末の休みにはぜひトライしていただければと願っております。

2205版宇宙戦艦ヤマト

BANDAI SPIRITS 1/1000スケール プラスチックキット 宇宙戦艦ヤマト2202 改造

宇宙戦艦ヤマト2205

製作・文/コジマ大隊長

1/1000 宇宙戦艦ヤマト2202
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●6050円、発売中●1/1000●プラキット

この記事が気に入ったらシェアしてください!

© 西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会 © 西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会

コジマ大隊長(コジマダイタイチョウ)

関連記事

関連書籍

月刊ホビージャパン2022年2月号

ご購入はこちら

宇宙戦艦ヤマト2199 艦艇作例集 ”ガミラス艦隊集結”編

ご購入はこちら

宇宙戦艦ヤマト2199 艦艇作例集 “星巡る方舟”編

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー