ノモ研 「クリアーパーツと接着剤」【野本憲一モデリング研究所】
2021.10.16
製作・解説/野本憲一
ありがちな失敗例
こうした事態を避けるために接着剤の選択が重要、というお話。
接着剤選びのポイント
仕上がりを優先すると以下の3点が重要。
・パーツや塗装を痛めない(痛めにくい)
・硬化後が透明
・ハミ出しなど修正が可能
さらに接着箇所に応じて「接着の強さ、硬化時間、処置のしやすさ」などを加味して適したものを選ぶ。通常のプラキット製作では汎用的な2〜3種があれば、あとは使い方の工夫でほとんど対応できるだろうが、普段使わないタイプも特徴を把握しておけば困った時の助けになるかもしれない
水性形(ウレタン樹脂)接着剤
無溶剤でプラパーツを溶かさずに接着。7〜8年程前から模型用が販売され、プラキットやディオラマなどでの小パーツの接着に広まっている。

ハイグレード模型用/セメダイン/550円/20ml(ハイグレード模型用)

水性形(酢酸ビニル)接着剤
いわゆる「木工ボンド」タイプの接着剤。これもプラパーツや塗装を痛めないもので、クリアーパーツの固定には古くから用いられている。

タミヤ クラフトボンド/タミヤ/330円/20g(タミヤ クラフトボンド)
エポキシ系接着剤
二液混合型で強固に固定できる。力の掛かる場所や隙間のある接着で助かる。
光硬化型接着剤
前回でも少し触れた光硬化の透明接着剤。クリアーパーツ越しに接着面に光を当て、短時間で硬化させ固定できる。

(左)UVジェルグルーS/ガイアノーツ/1650円/15ml
(右)紫外線硬化接着剤 UVクリアー/スジボリ堂/880円/10g
(UVジェルグルーS)

透明粘着シート
両面テープの様に粘着して貼り合わせるもの。手順を踏んだ使い方なので、そこを詳しく紹介。

両面粘着シート 超透明/ハセガワ/880円/2枚入り(両面粘着シート 超透明)
野本憲一(ノモトケンイチ)
小社にて「NOMOKEN」シリーズを多数執筆。キャラクター、スケールモデルなどジャンルを問わず数多くの作例とHow toを発表している。