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『境界戦記 フロストフラワー』に登場したビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)を製作【JUNⅢ】

2021.09.05

ビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)【BANDAI SPIRITS 1/72】 月刊ホビージャパン2021年10月号(8月25日発売)

ビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)
扉絵

『境界戦機』プラキットシリーズ第1弾の「HG 1/72 メイレスビャクチ」を前回の超先行レビューに続いて、今回は第2話に登場した大ユーラシア連邦カラーで製作。こちらはベテランモデラーのJUNⅢが担当。造形的に甘くなっているところのフォローなど、主に各部のディテールアップ工作を中心に仕上げている。

MECHANIC FILE 03

BYAKUCHI(F.G.E. color)

 大ユーラシア連邦(FGE:Federation of Great Eurasia)が所有していたときのビャクチは現在の青白ツートンではなく、ブラウンを基調としたミリタリー色の強い機体カラーであった。このカラーが開発当初からのものなのか、大ユーラシア連邦で独自に施されたものなのかは不明。メカニックデザインは小柳祐也氏。

型式:ーー

全高:10.9m

重量:10.6t

武装:60mm携行機関砲(多弾倉型)

所属:大ユーラシア連邦

搭乗者:ーー

BYAKUCHI(F.G.E. color)
イラスト設定画
ビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)
上半身アップ
ビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)
フロント
▲ブラウンを基調としたカラーリングのビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)。現在の青白ツートンよりも兵器感が強い印象。この段階では機体番号「01」はまだ施されていない
頭部加工
▲頭部アンテナは少しでも薄く見えるように側面の凸モールドをタガネで彫り込んで凹モールドに変更。頬ダクト内は塗装したプラ板を貼り込んだ
コクピットユニット周辺加工
▲後部のコクピットユニット前面にあるダクトはスジ彫りでスリット状のモールドを追加してディテールアップ
ビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)
リア
▲機体と同時に運搬されていた武装は60mm携行機関砲(多弾倉型)のみで、四連装誘導弾携行発射機と汎用携行盾は極光で装備された
上半身ディテールアップ
▲コクピットユニット両サイドのダクトモールドは斜めにスリット状モールドを追加。胴体フレーム部側面のリブモールドは整形しやすくするためにいったん削り落としてプラ材で復活させている
胸部&腰部フックモールド
▲胸部と腰部のフックモールドは0.8mm径のピンバイスで開口し、成型の都合で薄くなっている外側はプラ材で補強した
腰部フロントアーマー加工
▲腰部フロントアーマーパーツは裏側の開口部をプラ板でふさぎスジ彫りでパネルラインを追加。リアアーマーは可動部側面にある肉抜きを瞬間接着パテで埋めている
ビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)
腕部アップ
前腕パーツ構成
前腕後ハメ加工

▲前腕は合わせ目処理のためにアーマー内側をパネルラインに沿って、フレームパーツを下側で分割。右写真の赤および白で塗った箇所の角を削ることで後ハメ化しやすくしている

肩基部加工
▲肩基部と前後の白いアーマーパーツにある肉抜きはエポパテで埋めて整形。ハードポイント裏、青いアーマーパーツ内側、上腕パーツ上面開口部はプラ板でふさいで隙をなくした
ハードポイントにカバーパーツ
▲肩および前腕のハードポイントは今回の作例では使用しないので設定画を参考に製作したカバーパーツを取り付けた
脚部加工
ヒザアーマー側面リブ

▲太モモは内側パーツを一部分割することでヒザフレームを後ハメ化。太モモ内部フレームは各部整形後に組み付けて合わせ目を処理。ヒザアーマーと太モモアーマーが接する箇所は塗膜保護のためにヒザフレームのアーマーパーツ接続ダボの下に0.2mm厚プラ板を貼って若干の隙間を設けている。ヒザアーマー側面のリブは整形しやすくするためにプラ板に置き換えた

スネ上部加工
ふくらはぎ加工

▲スネ上部は省略されている箇所をプラ板で補完し、内側の肉抜きはエポパテで埋めてスジ彫りディテールを追加。ふくらはぎは装甲板の軽め穴を開口してシリンダー部はプラパイプとプラ板で作り直している

ビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)
脚部アップ
靴部加工
靴部各パーツ

▲靴部は各部の肉抜きを瞬間接着パテとエポパテで埋めつつディテールを追加して設定画のイメージに近づけている。つま先とかかと上部に1mmプラ板を貼り足すことでボリュームを持たせた

ビフォーアフターツーショット
▲前回掲載のHGメイレスビャクチ(製作/哀川和彦)とのビフォーアフターツーショット。ヒロイックなカラーリングもカッコいいが、ミリタリー色強めのカラーも雰囲気がある。こちらのほうが好みという方もいるのではないだろうか

REAR

ビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)
リア

SIDE

ビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)
サイド

FRONT

ビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)
フロント
ライフル構え
アクションポーズ

▲独特な形状ながら、関節の可動範囲が広く、それでいて安定したポージングが可能。特に両肩の前後上下スイングと腰の捻り動作、靴部の接地性の高さはこれまでのどんなメカプラキットと比較しても圧倒的な性能を有している

機関砲加工
機関砲
作例

▲武装はストーリーに合わせて機関砲のみ製作。サイト部を塗装しやすくするため周囲をプラ板で囲い、ウェポンラックに装備しないのでアーム固定用の凹みはプラ材で埋めて整形した

■強奪しないでぇ!!
 今回の作例はどうやら鹵獲されてしまう前の機体らしいです(涙)。作例製作時に用意された設定画は正面のカラー画稿だけなので鹵獲後のデザインを元に製作しております。『境界戦機』の機体は独特な形状をしていますが、可動範囲が広く機関砲を構えるポーズも難なく決まりカッコいいですね!

■胸部シリンダー
 胸左右にあるシリンダーパーツの可動軸がテストショットのためか、ややキツめになっているので上下に挟むパーツの軸の開口部をピンバイスで広げて緩くなるよう調整しました。これにより肩の可動に追従してシリンダー部が伸縮しやすくなります。

■塗装
 塗料はGSIクレオスのMr.カラー、フィニッシャーズのフィニッシャーズカラーを使用。
本体外装=ダークシーグレーマホガニーブラウンブラックホワイト
ヒザアーマー等=ダークシーグレーマホガニーブラックサンディブラウン
ダークイエロー=黄橙色ホワイトニュートラルグレー
 シリンダーなどはアクセントとしてメタリック系に塗装してみました。
シリンダー等=クロームシルバー+ファインシルバー→クリアーイエロークリアーオレンジ→ゴールドパールリキッド
関節等=ブルーニュートラルグレー+パープルブラック
機関砲グレー=ニュートラルグレーブラック
 機関砲は黒の量を調整したグレーとダークグレーの2色で塗装。スミ入れ作業後ツヤ消しクリアーでトップコートしてツヤを整えています。メタリック部はマスキングして光沢を残しました。

■キットのパーツも強奪?
 ちなみに今回使用しなかったシールド、ウェポンラック、誘導弾発射機などの付属パーツは編集部に鹵獲されてしまいました(有効活用?)。今回のようなミリタリー色が強いカラーリングだと迷彩や汚しといった仕上げ方もイメージがしやすくなるかと思うのでいろいろとチャレンジしてみてください。何個買いだ!?

ビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)

BANDAI SPIRITS 1/72スケール プラスチックキット“ハイグレード”メイレスビャクチ 使用

ビャクチ(大ユーラシア連邦カラー)

製作・文/JUNⅢ

HG メイレスビャクチ
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン●2640円、9月予定●1/72、約14cm●プラキット

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©2021 SUNRISE BEYOND INC.

JUNⅢ(ジュンゾウ)

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