HOME記事工具・マテリアル童友社の最新ツール「スプレートリガー」と「コンパクトリューター」を駆使して“金色の大阪城”を築城!城パチコンテストに挑む!【月刊工具】

童友社の最新ツール「スプレートリガー」と「コンパクトリューター」を駆使して“金色の大阪城”を築城!城パチコンテストに挑む!【月刊工具】

2025.12.30

月刊工具 模型の入り口はいつの時代も工具から。 月刊ホビージャパン2026年2月号(12月25日発売)

< [前のページ]

最新ツール2種で「大阪城」を築城!

 今回のアイテム2種で何をするかというと「城パチコンテスト」への挑戦です! 童友社が開催している同コンテストは童友社製の城プラモを作って撮影し、良い写真1枚を応募する、というシンプルで楽しいコンテストです。今年も開催されることになったので、我々“月刊工具チーム”もコンテスト用の城を作ることにしました。今回紹介の缶スプレートリガーとコンパクトリューターを活用して大阪城を築城します。

日本の名城プラモデル スタンダード版 大阪城の組み立て後の画像

日本の名城プラモデル スタンダード版 大阪城

●3300円

2026年 第5回 城パチコンテスト

応募期間:11月17日(月)~2026年2月15日(日)
結果発表:2026年4月6日(月)・城の日

詳細はこちら

大阪城の製作

日本の名城プラモデル スタンダード版 大阪城の下地を塗装している画像
▲城は組み立てた状態からスプレーで塗装していきます。まずはブラックで下地塗装。トリガーを使えば垂木の凹凸に少しずつ、厚塗りにならずに塗料を行き渡らせることができます
日本の名城プラモデル スタンダード版 大阪城にゴールドを塗装している画像
▲今回はゴールド大阪城を目指します。ゴールドの缶スプレーに付け替え、トリガーを徐々に引き、ふんわりと金色の塗料を塗布していきます。一方向からだけでは塗り漏らしが出るので、さまざまな角度から吹き付けていきましょう
ゴールドを塗装した日本の名城プラモデル スタンダード版 大阪城の画像
▲ある程度で一回ストップして、下地の黒が残っているところを狙って全面金色を目指します。塗り足しの作業でトリガーで吐出の調整ができるのはうれしいポイント
日本の名城プラモデル スタンダード版 大阪城を塗装している画像
▲写真映えに向けて、赤や黒を上から軽くスプレーしてデコレーション。缶スプレー単体ではなかなか難しい少量の吹き付けも簡単にできます

石垣の製作

コンパクトリューターで石垣を切削している画像
▲石垣は石間のモールドを強調するためにルーターで彫りを深くします。ディスク状の鋭い先端を使って石の間を深くしていきます
コンパクトリューターで石垣を切削している画像2枚目
▲その後、逆台形の先端に取り替えて、凹凸のカドを丸めて石っぽさを増します
表面に捲れ出たプラを平刀でそぎ落としている画像
▲ルーターの切削で表面に捲れ出たプラは平刀でそぎ落としていきます。モールドの隙間の小さな削りカスは歯ブラシで取り除きましょう
石垣に流し込み接着剤を流し込んでいる画像
▲最後に流し込み接着剤をモールドに流し込みます。すると、プラ表面が少し溶けてプラの毛羽立ちを抑えることができます。これで石の彫り込み作業も完了です!

石垣完成!

完成した石垣の画像
▲ルーターならではの彫り込み作業で石を際立たせ、城らしさがグンと上がりました。1つ1つを彫り込む作業は、地味ながらのめり込める楽しさ。充電切れまで夢中になってしまいました

ピックアップ作業

蛍光イエローでスミ入れをしている画像
▲今回のコンテストは写真1枚の応募なので、撮影に向けて仕掛けを施します。蛍光イエローでスミ入れを城に施します
ブラックライトで光る大阪城の画像
▲ガイアノーツのエナメル系蛍光色はブラックライトでしっかり光るので、これで応募用写真映えを目指しましょう!

撮影!

完成した大阪城を撮影している画像
▲撮影に活用できる「モデラーズライト」も新発売されています。2種のサイズがあり、LEDがけっこう眩しい! Lサイズはグリップの底部にはマグネットが入っているので、金属の塗装ブースにベタッとつけて塗装時のライトに使うのも便利です。折りたたみ式で持ち運びもしやすいのがとてもありがたい…!

凄!ホビー用 モデラーズライトS、L

●2178円(S)、2728円(L)

“城パチ写真”完成!

完成した大阪城を撮影した画像
▲じつは「城パチコンテスト」、今回で3回目の応募になります。真面目なお城も作りましたので、たまにはこういった勢いでの城作りも面白いですよね。現実の城にはないこともプラモデルなら実現可能……! みなさんも気軽に城を作って、コンテストに応募してみましょう!

まとめ

 今回の缶スプレーをトリガー式に変えることで、細かいコントロールが上手くできるようになります。缶スプレーの塗装が苦手という人、塗料がタレてしまった経験がある人にはぜひ使ってみてほしいアイテムです。充電式のコンパクトリューターもはじめてのリューターに最適なセットで、コードレスかつ軽量なのが素晴らしい。凄ツールのなかにこれは…! というものがあったらぜひお試しください。

▼ 関連記事はこちら

1 2
この記事が気に入ったらシェアしてください!

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2026年2月号

ご購入はこちら

月刊ホビージャパン2026年1月号

ご購入はこちら

月刊ホビージャパン2025年12月号

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー