最速立体化! 異世界ゾンビバトル『マルゾン』のパワードスーツ「ZIM(ズィム)」を大森記詩がスクラッチ! 作者・歌田年のコメントも掲載!!
2025.09.01異世界ゾンビバトル

ついにHJwebで連載開始!!
HJwebでの告知開始からおよそ2ヵ月。「このミス大賞」大賞作家、歌田年氏による連載小説『マルゾン 転生したらまるでゾンビを知らない世界でした』がいよいよ8月25日から公開スタート! 今回はこれを記念して、予告ページでもおなじみの、Niθ^氏によるティザービジュアルを大森記詩が立体化! 物語冒頭からゾンビとの血みどろのバトルを繰り広げるパワードスーツ“ZIM”(ズィム)の迫力ある姿を大森記詩の造形でお楽しみいただきたい。そして本記事を見た後は、ぜひ本編へ!
STORY
突如日本を襲った核ミサイル。漫画原作者デビューを控えた俺は、母の見舞いに向かう最中、その爆発に巻き込まれた。しかし、目覚めてみると、そこは現代日本にそっくりな、しかし地理や固有名詞が異なる奇妙な世界。“異世界転生”? いや、“並行世界(パラレルワールド)”か? 現実離れした体験に戸惑うなか、ゾンビまで突如出現して大パニックに! まさかゾンビが現実に存在するなんて! でも街の人々も警察の反応もなんだかおかしい。もしかして、誰もゾンビを知らないのか?
ZIM(ズィム)
正式名称「存命遺体抹殺服」。ハインライン社が対マルゾン戦闘用に開発したパワーアシストマシン(パワードスーツ)で、警察予備隊普通科特殊装備機動中隊に配備されている。一九式両刃警察短刀を標準装備する。
1/6スケール スクラッチビルド
『マルゾン』イメージモデル
製作/大森記詩
『マルゾン』はモデラーが喜ぶ要素も満載です! 文/歌田年
お久しぶりです、歌田年です。月刊ホビージャパンでは私が第18回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した際に記事にしていただいたので、約5年のご無沙汰です。デビュー作が推理小説なのでミステリー作家のイメージが強いですが、実はSFやホラーも大好きでして。特にガノタ必読書『宇宙の戦士』や『夏への扉』のロバート・A・ハインラインと、『ゾンビ』のジョージ・A・ロメロ監督に心酔しており、想いを長年熟成させた結果生まれたのが本作『マルゾン 転生したらまるでゾンビを知らない世界でした』なのです。モチーフはパワードスーツvs.ゾンビ、つまり「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ!」理論です(笑)。
そもHJに企画を振ったのは、自分が社員OBだということ(甘えました)と、パワードスーツものであるという理由からです。実は往年の本誌連載『CITY BREAKER MADOX』(1987年発売のOVA『メタルスキンパニックMADOX-01』のスピンオフ作品)の編集担当とストーリー執筆(藤田雅敏名義)もしていたので、元々縁浅からぬものがあったりします。
そんなワケで、メカオタやアニオタやモデラーの皆さんが喜ぶ要素も満載です。メカデザもあの超絶絵師Niθ^さんにお願いして、見たこともないユニークなパワードスーツを創り出していただきました。とはいえバトル一辺倒かというとそうでもなく、ゾンビの謎を追究するミステリー作品でもあり、知的好奇心を刺激する内容になっているかと思います。
今回、実力派モデラーの大森記詩さんがフルスクラッチをしてくださり、その完成度に驚愕、感謝感激雨アラレです。ありがとうございます! 実は自分も石粉粘土でコンセプトヴィネット(本文右画像参照)を制作したので、また本誌で発表できたら嬉しいですね。
それではHJWebでの連載をお楽しみに!
歌田年(ウタダトシ)
小説家・造形家・編集者。1963年生まれ、東京都出身。月刊ホビージャパン、電撃ホビーマガジン、S.M.H.等の編集を経て、第18回『このミステリーがすごい!』大賞にて大賞を受賞し、2020年に小説家デビュー。著書に『紙鑑定士の事件ファイル』シリーズ(宝島社)、『BARゴーストの地縛霊探偵』(同)等がある。
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『マルゾン』第1回

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