HOME記事キャラクターモデル最速立体化! 異世界ゾンビバトル『マルゾン』のパワードスーツ「ZIM(ズィム)」を大森記詩がスクラッチ! 作者・歌田年のコメントも掲載!!

最速立体化! 異世界ゾンビバトル『マルゾン』のパワードスーツ「ZIM(ズィム)」を大森記詩がスクラッチ! 作者・歌田年のコメントも掲載!!

2025.09.01

『マルゾン』イメージモデル【スクラッチビルド 1/6】●大森記詩 月刊ホビージャパン2025年10月号(8月25日発売)

大森記詩製作「『マルゾン』イメージモデル」

異世界ゾンビバトル

マルゾンロゴ赤

ついにHJwebで連載開始!!

 HJwebでの告知開始からおよそ2ヵ月。「このミス大賞」大賞作家、歌田年氏による連載小説『マルゾン 転生したらまるでゾンビを知らない世界でした』がいよいよ8月25日から公開スタート! 今回はこれを記念して、予告ページでもおなじみの、Niθ^氏によるティザービジュアルを大森記詩が立体化! 物語冒頭からゾンビとの血みどろのバトルを繰り広げるパワードスーツ“ZIM”(ズィム)の迫力ある姿を大森記詩の造形でお楽しみいただきたい。そして本記事を見た後は、ぜひ本編へ!

『 マルゾン 転生したらまるでゾンビを知らない世界でした』ティザービジュアル(ハード)
▲こちらが本作のモチーフとなったティザービジュアル(イラスト/Niθ)

STORY

 突如日本を襲った核ミサイル。漫画原作者デビューを控えた俺は、母の見舞いに向かう最中、その爆発に巻き込まれた。しかし、目覚めてみると、そこは現代日本にそっくりな、しかし地理や固有名詞が異なる奇妙な世界。“異世界転生”? いや、“並行世界(パラレルワールド)”か? 現実離れした体験に戸惑うなか、ゾンビまで突如出現して大パニックに! まさかゾンビが現実に存在するなんて! でも街の人々も警察の反応もなんだかおかしい。もしかして、誰もゾンビを知らないのか?

大森記詩製作「『マルゾン』イメージモデル」右側

ZIM(ズィム)

 正式名称「存命遺体抹殺服」。ハインライン社が対マルゾン戦闘用に開発したパワーアシストマシン(パワードスーツ)で、警察予備隊普通科特殊装備機動中隊に配備されている。一九式両刃警察短刀を標準装備する。

大森記詩製作「『マルゾン』イメージモデル」正面
▲作品は1/6スケールを想定して製作。大森氏といえばミキシングビルドだが、今回は形状再現を重視するため、プラ材とエポパテをメインによるフルスクラッチとなっている
大森記詩製作「『マルゾン』イメージモデル」デカール部分アップ
▲異世界は文字が左右反転しているという設定を反映するため、各部のマーキングは市販のデカールを上下逆転させるなどして使用した
大森記詩製作「『マルゾン』イメージモデル」ゾンビアップ
▲本作がホラー作品であることを象徴するゾンビの頭はスカルピーで製作。時間が間に合えばもっとゾンビが作りたかったということなので、いつかバージョンアップ版をご覧いただく機会があるかも!?
大森記詩製作「『マルゾン』イメージモデル」製作途中右腕アップ
大森記詩製作「『マルゾン』イメージモデル」製作途中顔アップ
大森記詩製作「『マルゾン』イメージモデル」製作途中

▲製作中のパワードスーツ。アングルの限られたイラストからの立体化ということもあり、各部の形状やバランスに関しては、立体化した際の見映えも考慮して随所にアレンジが加えられている

大森記詩製作「『マルゾン』イメージモデル」左側

1/6スケール スクラッチビルド

『マルゾン』イメージモデル

製作/大森記詩

『マルゾン』はモデラーが喜ぶ要素も満載です! 文/歌田年

 お久しぶりです、歌田年です。月刊ホビージャパンでは私が第18回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した際に記事にしていただいたので、約5年のご無沙汰です。デビュー作が推理小説なのでミステリー作家のイメージが強いですが、実はSFやホラーも大好きでして。特にガノタ必読書『宇宙の戦士』や『夏への扉』のロバート・A・ハインラインと、『ゾンビ』のジョージ・A・ロメロ監督に心酔しており、想いを長年熟成させた結果生まれたのが本作『マルゾン 転生したらまるでゾンビを知らない世界でした』なのです。モチーフはパワードスーツvs.ゾンビ、つまり「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ!」理論です(笑)。
 そもHJに企画を振ったのは、自分が社員OBだということ(甘えました)と、パワードスーツものであるという理由からです。実は往年の本誌連載『CITY BREAKER MADOX』(1987年発売のOVA『メタルスキンパニックMADOX-01』のスピンオフ作品)の編集担当とストーリー執筆(藤田雅敏名義)もしていたので、元々縁浅からぬものがあったりします。
 そんなワケで、メカオタやアニオタやモデラーの皆さんが喜ぶ要素も満載です。メカデザもあの超絶絵師Niθ^さんにお願いして、見たこともないユニークなパワードスーツを創り出していただきました。とはいえバトル一辺倒かというとそうでもなく、ゾンビの謎を追究するミステリー作品でもあり、知的好奇心を刺激する内容になっているかと思います。
 今回、実力派モデラーの大森記詩さんがフルスクラッチをしてくださり、その完成度に驚愕、感謝感激雨アラレです。ありがとうございます! 実は自分も石粉粘土でコンセプトヴィネット(本文右画像参照)を制作したので、また本誌で発表できたら嬉しいですね。
 それではHJWebでの連載をお楽しみに!

ワンフェス2025[夏]矢沢俊吾歌田年ブース
▲先日開催されたワンダーフェスティバル2025[夏]では『マルゾン』で挿絵を手掛ける矢沢俊吾氏とともに本作の特設ブースを展開(協力:GILLGILL)。文中にもある作者自身によるヴィネットと矢沢氏によるキャラクターデザインの一部が公開された

歌田年(ウタダトシ)

 小説家・造形家・編集者。1963年生まれ、東京都出身。月刊ホビージャパン、電撃ホビーマガジン、S.M.H.等の編集を経て、第18回『このミステリーがすごい!』大賞にて大賞を受賞し、2020年に小説家デビュー。著書に『紙鑑定士の事件ファイル』シリーズ(宝島社)、『BARゴーストの地縛霊探偵』(同)等がある。


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