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ニッサン フェアレディZ 300ZX ターボ

2021.07.12

ニッサン フェアレディZ 300ZX ターボ【タミヤ 1/24】 月刊ホビージャパン2021年8月号(6月24日発売)

平成の幕開けとともにデザイン一新! 
高品質、ハイパフォーマンスの4代目。

 スポーティーな外装にハイパワーなエンジンやハイテク装備がもてはやされた昭和末期から平成初期のバブル時代、Z32こと4代目フェアレディZはそんなバブル景気の絶頂期、1989年8月にデビューした。滑らかなスラントノーズにヘッドライトを収めたフロントデザインとワイド&ローのスタイリングでこれまでのZのイメージを一新。新たに搭載されたV6ツインターボエンジンは国産車初の280馬力を達成し、ボディサイズも従来の5ナンバークラスから3ナンバークラスへアップするなど、当時のニーズに対応した野心的かつ華のあるスタイルで今なお人気の高い一台である。
 作例はタミヤから実車がデビューした翌月となる1989年9月に発売された1/24スケールキットを、フィアット131ラリー以来二度目の月刊ホビージャパン登場となる廣村英治が製作。細部まで作りこまれたツインターボエンジンにも注目していただきたい。

▲パワフルさを感じさせる四本出しのマフラーエンドは真鍮パイプに交換してシャープさをアップ。また、リアバンパー下の牽引フックも金属線で再現した
▲サイドマーカーやウインカーランプ等の突起部は表面処理等の行いやすさも考慮し、かたどり後に削り落とし、ボディ塗装後にUVレジンで複製したものを取り付けた
エンジン

▲現在の目で見るとやや控えめな再現度のエンジンは徹底的にディテールアップ。省略されているホースやコード類の追加に加え、クーリングファンやファンシュラウドを薄く削り込んだほか、クラッチマスターシリンダーやアクセルワイヤー、オイルエレメント(オイルパン横のブルーの丸い物体)等も自作している

▲シートの背もたれにあるレバーやシートベルトを追加。さらに耐水ペーパーを利用してフロアマットも再現している

ボディ

 研ぎ出しを考慮してフロントフェンダーウインカーランプは複製しウォッシャーノズルはインセクトピンを用いて塗装後に付けています。フロントバンパー内のウインカーは奥行きを持たせて透明ランナーを利用してバルブ表現を追加しました。ドアのキーシリンダーは洋白丸線にて表現しラジオアンテナの先端はインセクトピンを用いて金属表現を追加。説明書に記載のないリアバンパーサイドのリフレクターはガイアノーツのスターブライトジュラルミンとクリアーレッドを用い表現しました。ボディの黒のラインはハセガワのツヤ消しフィニッシュを細切りして貼ったほうが塗装よりシャープに仕上がると思います。

■エンジンルーム

 国産車初の280馬力エンジンですが、キットの状態では組みやすさや輸出仕様にも対応しているせいか現在ではディテール不足を感じるので的を絞り追加します。まずはインタークーラーの配管が省略されているのを曲がるプラ棒と熱収縮チューブで再現。ホースバンドはジュラルミンフィニッシュです。ハイキャスシリンダー周辺もホース類の追加とオイルタンクの傾きを修正しています。また、バッテリーは取り付け方法の変更と配線を追加。その他も燃料エレメントおよび燃料ホースの追加、ブレーキマスターシリンダー&ブースターの位置変更、クラッチマスターシリンダーの自作追加、ストラットタワー部の穴を埋めとストラットの取り付けナットの表現追加等を行っています。

■室内

 内装は黒をベースにグレー系に。ダッシュボードは質感を変えるのにセミグロスブラックに白を少量足しています。初期型はドアにシートベルトが付いてたのですが、難易度を考慮して再現せずに簡易シートベルトの追加をしています。また、トランクに押しピン跡が目立ちますので荷物固定ベルトのモールドを削り、マット表現の追加にベルトの再現をしています。

■塗装

 実車で存在した色からという指定だったので初期型に存在したイエローパール(特別塗装色カラーコードEH7)を選択。現在ではTS-97パールイエローのスプレーが有りますが、今回は使わずにGSIクレオスのキアライエローを吹きガイアノーツのパールシルバーを重ねています。

■最後に

 実車は車検整備やTバールーフ雨漏りの修理経験があります。Z32はワイド&ローで迫力ありますね。

タミヤ 1/24スケール プラスチックキット

ニッサン フェアレディZ 300ZX ターボ

製作・文/廣村英治

ニッサン・フェアレディZ 300ZX ターボ
●発売元/タミヤ●2090円、発売中●1/24、約18cm●プラキット

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廣村英治(ヒロムラエイジ)

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