「ブラッカリィ・タイプ」が待望のHG化&最新フォーマットによる最高レベルのブラッカリィが誕生!キットの素性を最大限活かして仕上げる【戦闘メカ ザブングル】
2025.07.16ブラッカリィ・タイプ【BANDAI SPIRITS】 月刊ホビージャパン2025年8月号(6月25日発売)
ディテールアップと後ハメ加工でキットの素性をさらに高める
サンライズロボット研究所の実験動画『BLUE GALE XABUNGLE SIDE L』も話題の『戦闘メカ ザブングル』より、HG ザブングル・タイプに続き、ブラッカリィ・タイプが待望のキット化。成型色によるカラーリングの再現やパーツの合わせ目が目立たない巧みなパーツ構成、そしてポリキャップレス&KPSを多用した組み立てやすさなど、まさに最新フォーマットによる最高レベルのブラッカリィが誕生した。作例はわずかに存在するパーツの合わせ目処理やディテールアップに注力。惑星ゾラでの運用をイメージしつつ、新型機らしく軽めのウェザリングで完成させている。
▲キット素組み(写真左)とのツーショット。キットは頬当ての白い部分がシール対応となっているが、それ以外はほぼすべて成型色でカラーリングをフォロー。パーツの合わせ目もモールドとして処理されており目立たない仕様となっている。作例は惑星ゾラでの運用をイメージし、設定画よりも少し淡いカラーリングで塗装。黄色のみ少しオレンジに振ってアクセントとしている

ホバギー

■キット概要
以前キットレビューを担当したHG ザブングル・タイプと同じテイストで立体化されています。設定画と同じということはないものの、実にイメージ通り現代風にまとめられており、プロポーション的になんら問題ないと思います。色分けも細かくされていますので、無塗装派もご安心ください。
■改修点
レビューということで、キットの素性を最大限活かして仕上げます。といっても、そもそも出来が良いので、やることないっていうのが本音w 塗装の際の後ハメ加工を中心にいじらせてもらいました。
頭部側面は段落ち処理としました。胸部は上面の合わせ目消しをしたかったので、横面の分割を変更して対応。胸部横のステップですが、キットには細かく抜かれたパーツが付いています。細く削って取り付けるのもいいのですが、スケール感を考えて、今回は0.5mm の真鍮線に置き換えました。握り拳はオプションパーツセット ガンプラ04(ビルドハンズ 丸型)を使用しました。
■カラーリング
それぞれ濃い色の上に使用色をグラデーション塗装しました。
ブルー=黒サフ→VO08 マーズディープブルー
グレー=黒サフ→CB11 グレーバイオレット
イエロー=オレンジ→AT20 オレンジイエロー
ホバギーイエロー=黒サフ→ダークイエローライフル=黒サフ→カーキ
毎度毎度ですが、ゾラの環境を意識してウォッシングやドライブラシで汚してありますが、新型機ですので、ほどほどに軽くとどめております。
■まだまだ続けてほしい
ザブングルに続きブラッカリィがHG化され、今後のシリーズ化も期待したいですね。そうなると、やはり、まずは、ウォーカーギャリアが欲しいです!
BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット“ ハイグレード”
ブラッカリィ・タイプ
製作・文/GAA(firstAge)
HG ブラッカリィ・タイプ
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン●4400 円、2次受注中、7月~発送予定●1/144、約11.4cm●プラキット●プレミアムバンダイ販売アイテム
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この1ヵ月で蓮ノ空、Liella!、Aqoursのライブを立て続けに楽しんできましたw