「HGAC ヴァイエイト&メリクリウス」各部シャープ化と合わせ目処理、カラーリングで設定画に近付ける!【新機動戦記ガンダムW】
2025.05.11
OZ-13MSX1 ヴァイエイト、OZ-13MSX2 メリクリウス【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2025年6月号(4月24日発売)
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▲フェイスカバーのありなしをパーツの差し替えで再現。作例はカメラ底面を一段彫り下げてからシールを貼り、その上からUVクリアーを塗布した
▲ブレードアンテナは削り込みでシャープ化
▲目立たないが首後ろ側に肉抜きがあるのでエポパテで埋めている
▲胸部側面の合わせ目を処理するために、はさみ込みになっている首周りパーツのダボ(赤丸で囲った部分)をカットして後ハメ化。ややタイトだが、強引に押し込んだ
▲腹部パーツも同様にしてダボをカットして後ハメ化している。ダボを少し残してガイドにしてもよいし、すべて切り落として接着固定するのでも問題ない
▲肩アーマーは関節軸だけ組み込んで合わせ目を処理。上下ではさみ込む肩外装は合わせ目が段落ちモールド処理されているので、後から組み込んでいる
▲キット素組み(左)との比較。ブレードアンテナと太モモ外装下端のシャープ化で引き締まったシルエットになった。どちらのキットも彩度高めの成型色になっているので、設定画を参考に、ヴァイエイトはややくすんだ印象になるように、メリクリウスは深みのある色合いになるように塗装している
▲太モモのスラスターノズルは一体成型でモールド処理されているので、合わせ目処理のついでにキットモールドを削り落とし、コトブキヤM.S.G「バーニアノズルIII」に置き換えた
▲太モモのスラスターカバーは成型都合で先端が丸まっているので、プラ片を貼ってから削り込んでシャープ化。靴裏の肉抜きはプラ板でふさいでいる
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ⓒ創通・サンライズ
渡辺圭介(ワタナベケイスケ)
渋めの仕上げを得意とするベテランモデラー。豊富なテクニックを持ち、キットレビューからスクラッチまで幅広く活躍している。
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