HOME記事キャラクターモデル水ではなく“メディウム”で薄める。シタデルカラーの「染め塗り」テクニックをご紹介【Warhammer ビルド&ペインティングTIPS集】

水ではなく“メディウム”で薄める。シタデルカラーの「染め塗り」テクニックをご紹介【Warhammer ビルド&ペインティングTIPS集】

2025.05.19

AMAZING WARHAMMER【ゲームズワークショップ】 月刊ホビージャパン2025年6月号(4月24日発売)

ビルド&ペインティングTIPS集
#003 染め塗りマスターになろう!

イギリスのミニチュアホビーメーカー・ゲームズワークショップが展開する『ウォーハンマー』の魅力をご紹介する本コーナー。2024年末からスタートした新企画「WE LOVE WARHAMMER」は、シタデルカラーの塗り方や、ミニチュアの組み立てポイントなどを紹介して行くTIPS集である。今回は小さなミニチュアをお手軽にかっこよく仕上げられる「染め塗り」のテクニックをご紹介しよう。

スケイヴンのミニチュアのメイン画像
▲ 『ウォーハンマー・エイジ・オブ・シグマー』に登場する鼠人間・スケイヴンのミニチュアを例に染め塗りを見ていこう!

WE LOVE Warhammer 5箇条!

1/自分だけのコレクションを目指すべし!
2/友を大事にし、仲間と楽しむべし!
3/自由に塗るべし!
4/失敗を恐れない!
5/己の中のウォーハンマー愛を大事にすべし


ハイディテールプラキットと相性抜群!
「染め塗り」を楽しもう!!

 今回は、初めてでも楽しくハイディテールプラキットの塗装が楽しめる「染め塗り」のテクニックをお届けしよう。染め塗りはホワイトやライトグレーの下地色の上から、シャバシャバの薄めの塗料を塗って染めていく技法。シタデルカラーでは染め塗り専用ともいえるコントラストカラーや、影色&スミ入れなどのシェイドカラーを用いて行われることが多い。こちらを覚えると、小さくてハイディテールなミニチュアでも明暗がしっかりとしたグラデーション塗装が楽しめるのでオススメだ。早速見ていこう!

黒&白下地

ミニチュアモデルの黒と白下地の画像
▲ ミニチュアを染め塗りするために下地作り。今回は黒プライマーを吹いた上から白プライマーを拭くという2工程で下地塗装。こうすることでミニチュアの奥まった部分には黒が残って影のような表現となり、表面は白プライマーで明るい下地色となる。染め塗りした時により陰影が強調されるのだ

コントラスト ダークオースフレッシュ

コントラストカラー塗料のダークオースフレッシュの画像
▲ こちらが肌の1色目。この色を肌の下地色とする

コントラストメディウム

塗料コントラストメディウムの画像
塗料コントラストメディウムの混ぜ合わせイメージの画像

▲ コントラストメディウムを使用すると、より塗料の伸びが良くなり、キレイに染まる。ダークオースフレッシュに1〜2滴加えて、しっかりと混ぜ合わせよう

塗料が溜まらないようにしっかりと伸ばす

スケイヴンのミニチュアの塗装工程の画像その1
▲ コントラストカラーやシェイドは、塗料溜まりができると乾燥した後にシミのようになる。模型の上でしっかりと塗料を伸ばして、均一に染まるようにしよう

タルゴールレイジシェイド

スケイヴンのミニチュアの塗装工程の画像その2
▲ ダークオースフレッシュが完全に乾燥したら、尻尾以外の肌全体を、タルゴールレイジシェイドで染め上げる。肌の基本塗装はこれで完了

カルロブルク・クリムゾンシェイド

スケイヴンのミニチュアの塗装工程の画像その3
▲ 赤紫色のシェイド「カルロブルク・クリムゾンシェイド」を尻尾や手足&鼻先にうっすら塗る。フィルタリングのような雰囲気となり、その部分だけ赤味を纏う
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