“戦う!?竜宮城の乙姫様”メガミデバイス「玉藻ノ前 宴」にM.S.Gキュートリボンを活用したアレンジと塗装で大胆変身!海らしいモチーフ工作にも注目
2025.05.04製作テーマ
今回は童話の浦島太郎、乙姫を題材にアレンジしてみました。構想段階では、玉藻の褐色肌を利用した「日焼けした遊んじゃってるギャル系乙姫」とネタ的な感じに走ってもいいかなと思っていましたが、製作してるうちになんだか威厳のある雰囲気もにじみ出てきたので路線変更し、慈愛・剛健・明哲な竜宮城の将姫という、戦える姫をイメージして製作しました。
組み立て
玉藻ノ前 宴にスサノヲレガリアのパーツを組み合わせ、M.S.Gキュートリボンで羽衣や魚のヒレを表現しました。
キュートリボンの接続軸はデリケートなので、動かした際に負荷があまりかからないようにかなり調整をしてあります。キュートリボンを2.5個ぶん使用してますので、ほぼリボンでスタイルをアレンジしてます。
プラパイプを使って魚や貝殻の意匠も加えてみました。
塗装
全体的なイメージカラーは「海と人魚」です。玉藻の褐色ボディを引き締めるために、強めの青としてソニックブルーをチョイスし、クリアーピンクでグラデーション。
羽衣は透き通るようなイメージを出したかったので、ペパーミントをベースに蛍光ブルーグリーン、クリアーブルー等を細かく塗装し、光に煌めく海面をイメージ。
ヒレはピンクをベースにクリアーのブルー/ピンク/パープルと、鴇羽色等を調整しながらグラデーション。重ねる色のパターンとして濃→薄→中間→薄→濃と細かく色を分けながら、かつ下地の発色も利用し滑らかなグラデーションを付けています。
髪もブルー系で塗装してますが、下地を赤・ピンクにし、重ねた時の発色を利用して衣装部分と違うブルーの表現にしています。
褐色はプラスチックブラウンフレッシュを使用し、クリアーペールオレンジで濃淡を追加。脚の武装パーツは竜宮城をイメージした配色で塗装してみました。

コトブキヤ 1/1スケール プラスチックキット“メガミデバイス”朱羅 玉藻ノ前 宴 使用
朱羅 玉藻ノ前 乙姫
製作・文/ブレイズ
メガミデバイス 朱羅 玉藻ノ前 宴
●発売元/コトブキヤ●5940円、発売中●1/1、約14cm●プラキット
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© KOTOBUKIYA ©Masaki Apsy ©Toriwo Toriyama
ブレイズ
本業プロカメラマンのガールズプラモモデラー。キャラの背景や性格もイメージしてドラマチックな作例を作り上げる。