造形作家集団「GOLEM」の中西宏彰が初参加! 見る者を不安にさせる悪夢的な作品「Enigma」【H.M.S.】
2025.03.22本連載にも参加している石野平四郎、米山啓介、植田明志らと同じく造形作家集団「GOLEM」の一員であり、高い造形力と作家性で国内外の注目を集める中西宏彰。H.M.S.初参戦となる今回は、「よくわからんけどなんかいいやん」をテーマに作品を製作。正体不明なのに、なんだか見る者を不安にさせる悪夢的な感覚をお楽しみいただきたい。
普段はフリーランスとして作家活動やゲーム開発、商業原型に携わらせていただいております。今回製作した「Enigma」は、キャラクター設定や解剖学的な正しさにとらわれず「よくわからんけどなんかいいやん」をコンセプトにしています。作品を作る上でメッセージ性やキャラクター性が求められるのは一般的ですが、必ずしも伝えたいことや深い意味がなくてもええねん、という半ば自己暗示の様な気持ちで製作しました。
スクラッチビルド
Enigma
製作・文/中西宏彰
「H.M.S.」シリーズ書籍
好評発売中!!
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中西宏彰(ナカニシヒロアキ)
2016年大阪芸術大学キャラクター造形学科卒。同年株式会社カプコン入社。2022年株式会社カプコン退職。同年フリーランスアーティストとして活動開始。