最新技術が盛り込まれたハイスペックプラキット「サイレンF型」がまもなく発売!重厚感あるモーターヘッドに仕上げる【ファイブスター物語】
2025.03.20■祝プラキット化!
どうもmarionです。今回はIMSの新作サイレンFを初期MHのような重たいイメージで製作させていただきました。とはいえ最近のF.S.S.キットは次々と新作が発表されて各メーカーさんホントに頑張られているなぁと感じます。自分としては大変嬉しいことなのですが、現実を考えると財布の中身が間に合いません(笑)。
特にGTMガレージキットは10万円前後のキットも次々と出ているため、今回はいくか? それともいったんスルーするか? と毎度葛藤しております(笑)。そんななかでのプラキット新作は手に入りやすく、弄りやすいという点において非常にありがたい存在です。サイレンFが出たことで、今後アルカナサイレンやサイレンA等がIMSになるのではないかと、勝手に期待しております(笑)。
■加工
初期MHといえば近年のものと比べると頭身は低く、重たいイメージみたいなものがあります。今回のサイレンFはヒザ立ちができるという機構があるため、それらの可動域を残しつつ、キットの頭身を維持したまま重たくなるように加工しています。
脚部はヒザ横の装甲を外側へ広げて、裾部分を短くカット、太モモを2mmプラ板で延長、これにより脚全体が横に伸びて、高さが低くなったように錯覚させています。
肩装甲は組み合わせの都合上、強度が低いため裏をシアノンで固めて3パーツ構成に変更。ピン受けをC型にカットすることで後ハメを可能にしています。
スカート装甲裏等は1パーツで出来ている都合上、薄くなっているため、1mmプラ板で再現しています。
蛇腹等の各モールドもプラの成型上浅くなっているためタガネで彫り起こしています。頭部はヒサシ裏に0.5mm、フェイス上部を1mmプラ板で延長。フェイスのアゴを引いて取り付けることで、初期サイレンのような睨みを利かせたイメージにしています。
■塗装
重たいイメージに近づけるため装甲表面を鋳造風に仕上げています。フレームはツヤあり、装甲は溶きパテを筆で叩くように塗って凹凸を再現。2種類の赤色を、下地を立ち上げるようにして塗装しています。

ボークス 1/100スケール プラスチックキット“INJECTION ASSEMBLY MORTAR HEADD SERIES”
サイレンF型
製作・文/marion
IMS サイレンF型
●発売元/ボークス●11550円、3月22日予定●1/100、約26.2cm●プラキット●原型/造形村F.S.S.プロジェクトチーム
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marion(マリオン)
キャラクターメカを中心に、プラ板等を用いた精密な工作を得意とする若手モデラー。