ファン待望の「VF-1S バルキリー ロイ・フォッカースペシャル」がPLAMAXより登場!キットの精度をより高めたレビュー作例をご紹介【マクロス】
2025.03.13VF-1S バルキリー ロイ・フォッカースペシャル【マックスファクトリー 1/72】 月刊ホビージャパン2025年4月号(2月25日発売)
今回はPLAMAXのバトロイド「VF-1S バルキリー ロイ・フォッカースペシャル」です。発売中のVF-1J バトロイド(一条輝機)とほぼ同じ構成で、頭部とデカールが異なります。アニメに特化した魅力的なプロポーション、作りやすい設計で評価の高いキットです。
▶︎頭部
対空レーザー機銃の銃身にパーティングラインがあるので、ヤスリがけでならしておきます。カメラ部はデカールが用意されていますが、クリアーのバイザーを塗装し、頭部側内部にメタリックシールを貼りました。
▶︎胸部
首のカバーは後からでも取り付けられるので、塗装後に取り付けます。スライドパーツは裏側から慎重に軸だけしっかり接着しておきます。
▶︎主翼
すごく薄いですが、裏側に丸く大きな押し出しピン跡があるので消しておきます。表側のセンターは、スジ彫りモールドを追加して別パーツ感を強調しました。
▶︎機首
側面に合わせ目があるのですが、この処理を行うためにはインテーク内部パーツを後ハメ化する必要があります。そうはいっても外装の干渉する部分を削るだけなので簡単にできます。機首先端パーツのエッジがやや強く感じるのと、先端にいくに従い反っているように見えるので、プラ板を貼ってやわらかめのエッジにしてラインを微調整しました。股間軸パーツは小さい接続ピンをカットすれば後ハメできるので、機首裏側パーツの合わせ目を消しておきます。
▶︎腕部
ハンドパーツは補強用のリブがあるので、カットして整形しておきます。軸部分の肉抜きはパテで埋めておきました。
▶︎その他
ガンポッドは肩にかけたときにグリップの肉抜きが気になるのでパテ埋め。そのままだと保持に不安があるので磁石を入れています。
▶︎塗装
白=クールホワイト
黄=イエロー(黄)
グレー=MSグレージオン系
ガンポッド=インターミディエートブルー
作例製作時はデカールがテスト品だったので、文字類のみ使用し、ラインマーキングは塗装しました。エナメル塗料でスミ入れし、最後にツヤ消しを吹いて完成です。

マックスファクトリー 1/72スケール プラスチックキット“PLAMAX”VF-1S バトロイドバルキリー ロイ・フォッカースペシャル使用
VF-1S バルキリー ロイ・フォッカースペシャル
製作・文/渡辺圭介
PLAMAX 1/72 VF-1S バトロイドバルキリー ロイ・フォッカースペシャル
●発売元/マックスファクトリー、販売元/グッドスマイルカンパニー●5280円、発売中●1/72、約18.5cm●原型/バトロイド:ノリモータース、フィギュア:平田英明(マックスファクトリー)●プラキット
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渡辺圭介(ワタナベケイスケ)
渋めの仕上げを得意とするベテランモデラー。豊富なテクニックを持ち、キットレビューからスクラッチまで幅広く活躍している。