HOME記事ガンダム1/144スケールを越えた巨大感に魅せる攻略法!「HG ガンダムEX(復讐のレクイエム)」に1/72AFVモデルのパーツを移植して高解像度モデルを製作!

1/144スケールを越えた巨大感に魅せる攻略法!「HG ガンダムEX(復讐のレクイエム)」に1/72AFVモデルのパーツを移植して高解像度モデルを製作!

2025.03.08

1/144スケールを超えた巨大感に魅せる攻略法 月刊ホビージャパン2025年4月号(2月25日発売)

腰部のディテールアップ

▲腰は作例の見せ場のひとつとなっている。基のデザインから股関節がむき出しのぶん、そのメカディテールを中心にAFVパーツを組み込み。フロント・アーマーの凹みにも市販のエッチングパーツを貼り込んで情報量を高めている

腕部のディテールアップ

▲白い装甲板を中心にディテールを追加。前腕側面の装甲板は基デザインのモールドのルールを見定めながら、パネルラインとマイナスモールドを追加。各部の銀色のフック状パーツはAFVキットのエッチングパーツを貼り付けた。肩アーマー正面の円形パーツは、いったんドリルで穴を開けてから市販の円形パーツを穴へ埋め込む様にセットすることで装甲パーツに馴染ませている

▲シールドは手持ち式から、前腕に磁石で固定できる様にアレンジ。前腕のグレーのパーツC4の裏側にネオジム磁石を仕込んでいる
▲また、元々長めな腕ではあるが、少々長すぎと感じたので、上腕接続部分でフレームごと切り詰めるとともに肩取り付け軸も下方へ移動して腕を短く見せている

ビーム・ライフルに装甲板を追加

▲ビーム・ライフルの銃身にAFVパーツのサイドスカートを貼り、装甲板として小アレンジしてみた

クオリティアップのための「捨てサフ」

▲ディテール工作を終えたら、サーフェイサーを吹いて表面の状態を確認。パーツのトーンを均一にすることで表面の状態が分かりやすくなる。彫ったモールドがよれていたり、整面処理が甘かったり、貼り付けた流用パーツが浮いていたりなどをチェックし、修正したら再度確認のサーフェイサーを吹く。あくまでディテールや表面確認のためのサーフェイサー吹き工程が通称「捨てサフ」。この捨てサフを何度か行うことで作例のクオリティが担保されている

▲サフを吹く前は、ゴミ取りや油分の除去を兼ねてパーツを洗浄する。写真のように超音波洗浄機を使うと効率的に洗浄ができる

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット“ハイグレード”ガンダムEX (復讐のレクイエム)使用

RX-78(G)E ガンダムEX

製作・文/NAOKI

HG ガンダムEX (復讐のレクイエム)
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●2090円、発売中●1/144、約13cm●プラキット


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ⓒ創通・サンライズ

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