HOME記事ガンダム航空機をイメージし、HGUC「ギャプラン」を丹念なシャープ化や塗装でディテールアップ【機動戦士Zガンダム】

航空機をイメージし、HGUC「ギャプラン」を丹念なシャープ化や塗装でディテールアップ【機動戦士Zガンダム】

2025.02.11

ORX-005 ギャプラン【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2025年3月号(1月24日発売)

▲オプション・ブースターを装着した状態。全長は40cmに迫る長大さだが、付属の大小スタンドによってしっかりと保持可能。ブースター上面には、空中給油の受油口風の白線を飛行機キットから流用したデカールで入れてみた
▲ムーバブル・シールド表面にもパネルラインに沿って微細なリベットを追加
▲オプション・ブースター表面にもびっしりとリベットを追加。モールドがやや浅いのでニードルですべて彫り直している
▲設定上はMS形態でもオプション・ブースターを接続可能。キットでも無加工で再現できる

 どうもDOOVAです。今回はギャプラン! ティターンズ随一のスピードスターですね。ということで高速戦闘機をイメージしながら製作しました。

■工作
 仮組みしての印象は、スタイリッシュなプロポーションでとてもカッコイイ。ただ、個体差もあると思いますが、ポリキャップのゆるい部分がところどころ見られるので補強する必要があります。今回はリキテックスのパーマネントバーニッシュを可動部の軸に塗り込み、関節の渋みをキツくしました。
 改修点としては、設定画は下半身がゴツい感じだったので脚部をボリュームアップ。太モモは接着面に1mmプラ板をはさんで幅増し、スネは内側を2mmボリュームアップしました。ヒザカバーは上部をカットし、設定画と同じ角度にして薄く加工しています。
 ギャプランは全体に直線的でシャープな印象なので、各エッジがキンキンになるよう表面処理は念入りに行いました。付属のブースターユニットも全体をシャープに削り込み、エッジを薄く加工。航空機のイメージで上部に給油口的なパネルラインを設けました。
 全体に現用戦闘機のイメージでメンテナンスハッチとパネル分割のスジ彫り、リベットラインを入れました。リベットはリベットマーカーという市販ツールを使うと簡単に行えます。

■塗装
 今回は航空機のイメージでグラデーション塗装してみました。装甲裏側を黒系で塗り、パネルラインとエッジに黒系を細吹きし、その上にメインカラーをムラ吹きしながら表情出しを行っています。基本塗装後、Mr.カラーウェザリングカラーマルチブラックでスミ入れ+表情付けを行い、最後にツヤ消しクリアーで完成。
 メインカラーの緑は、寿 武希子・グリーンがイメージにぴったりです。紺はNAZCA ダークブルーイッシュパープルを使用、こちらもイメージに近い色味を出してくれました。

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット“ハイグレードユニバーサルセンチュリー”

ORX-005 ギャプラン

製作・文/DOOVA


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ⓒ創通・サンライズ

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DOOVA(ドゥーバ)

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