HOME記事キャラクターモデル【プラ板カットが可能】カッティングマシン「SDX1000」を活用したプラモ製作を解説!ヘキサギア「ブイトール」をスクラッチパーツでカスタマイズ!

【プラ板カットが可能】カッティングマシン「SDX1000」を活用したプラモ製作を解説!ヘキサギア「ブイトール」をスクラッチパーツでカスタマイズ!

2025.02.07

透明プラ板を加工してクリアーパーツを追加!

▲ 手での切り出しが難しい透明プラ板はぜひカットマシンを活用してみましょう

▲ 盾にエネルギーシールドのようなエフェクトを作ります。盾のカットデータに合わせて角度を合わせたパーツを内側で固定します

▲ 少々小さかったため面を大きくして再度切り出し。データの一部サイズを変えるだけなので手でやり直すよりも楽々です

▲ 今回製作のパーツは追加装甲感を出すために「ブイトール」とは別色にします。ガンメタ→ホワイト、グレーグリーンの順でマスキングを行いながら塗装しています。

▲クリアーパーツ(武器のクリアーパーツのみ1.7mm厚なので手での切り出しです)はクリアーオレンジで塗装します


スキャンカット活用「ブイトール」完成!

製作/なりかね(月刊工具スタッフ)

 ブイトールもしっかり塗装、スクラッチの装甲パーツを取り付けて、“装甲強化タイプ”のような見た目で完成です! 上半身がボリュームアップしていて良いのではないでしょうか? 一目でわかるグレーグリーンの追加武装も、ブイトールを基にしたカスタム機としていい塩梅になったのではないかと思います。

■塗装
本体白:コールドホワイト
本体紫:パープルグレー+ウルトラブルー
本体グレー:ジャーマングレー(ドゥンケルグラウ)
フレームカラー:ヘキサフレームガンメタル+スターブライトジェラルミン

スクラッチパーツ:
 グレーグリーン
 コールドホワイト
 ヘキサフレームガンメタル+スターブライトジェラルミン
 クリアーオレンジ

▲ 塗装して色が変わると一気に“プラモのパーツ感”が出ますね。スクラッチ製作でテンションの上がる部分だと思います

 2月9日(日)開催「ワンダーフェスティバル2025[Winter]」
「ブラザー販売 (株)」ブース(8ホール6-1)にて

ブイトールを展示予定!


まとめ

 カッティングマシン「SDX1000」はプラ板をデータ通りにカットすることができ、模型製作を大きくサポートしてくれます。データをしっかり作ることで難しい形の再現、同じ形状を複数作るといったことが簡単にできるようになります。また、加工できるのが「プラ材」であるため、多少の想定外は手作業で調整できてしまうのもいいところですね。
 デジタルとアナログ双方で良いとこ取りをして製作できるのが、この「SDX1000」の大きな強みと言えるでしょう。今回の製作を一つの例としてぜひ試してみてくださいね。


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