HOME記事ガンダム遂にキット化!「HG ボリノーク・サマーン」をキット活かしのクリーンフィニッシュ&デカールワークで製作【機動戦士Ζガンダム】

遂にキット化!「HG ボリノーク・サマーン」をキット活かしのクリーンフィニッシュ&デカールワークで製作【機動戦士Ζガンダム】

2025.01.23

PMX-002 ボリノーク・サマーン【BANDAI SPIRITS 1/144】 ●nishi 月刊ホビージャパン2025年2月号(12月24日発売)

キットを活かしたクリーンフィニッシュ&デカールワーク!

ボリノーク・サマーンのプラモデルのメイン画像

 『機動戦士Zガンダム』ファン待望のHG ボリノーク・サマーンがついに11月にリリースされた。プレミアムバンダイ販売アイテムでハイザック・カスタムもリリ−スされ、『Z』作品のHGシリーズコンプリートまで残すところ、サイコ・ガンダムMk-Ⅱのみ。宇宙世紀作品からの登場機体としては、本キットが2021年以来久しぶりの店頭販売となった。申し分ないプロポーションバランス、ほとんど合わせ目が気にならない構造、バーニア内部、ダクト周りなどの細かい塗り分けもほぼすべて成型色でフォローされるなど、最新HGに相応しい傑作である。作例はそんな記念すべき最新キットを、少しパステル調に振った清潔感のある塗装と試作機らしさを強調するデカールワークで表現。良好なキットの素性をさらに引き立てている。

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット“ハイグレードユニバーサルセンチュリー”

PMX-002 ボリノーク・サマーン

製作・文/nishi


ボリノーク・サマーンのプラモデルの全体画像1
▲ ボリノーク・サマーンの独特な形状を見事に再現しつつも、他のHGキットと並べても違和感のないバランス、ディテールにアレンジされたHG。同シリーズのバーザムなどに近いアプローチといえる。作例はむやみにディテールを増やさず、面の広い部分にはオリジナルのデカールを追加するなど、情報量を増やしつつ、試作機らしさを強調している
ボリノーク・サマーンのプラモデルの全体画像2
ボリノーク・サマーンのプラモデルの全体画像3
ボリノーク・サマーンのプラモデルのアップ画像1
▲ 股間底面にポリキャップが仕込まれており、別売りのアクションベースに対応。良好なアクション性能と相まってさまざまなポージングを楽しめる
ボリノーク・サマーンのプラモデルのアップ画像2
ボリノーク・サマーンのプラモデルのアップ画像3
ボリノーク・サマーンのプラモデルのアップ画像4

▲ 頭部は、巧みなパーツ分割とキットオリジナルのモールドによりパーツの合わせ目が目立たない構造に。モノアイはメタリックシールによるカラー再現だが可動式。そしてなんと頭部は、レドームの発光状態を再現したパーツがもう1セット用意されている!

ボリノーク・サマーンのプラモデルのアップ画像9
ボリノーク・サマーンのプラモデルのアップ画像10

▲ 肩の炸裂弾ランチャーは開閉可能。弾頭は赤く塗り分けアクセントとした。面の広い部分なのでデカールが効果てきめん

ボリノーク・サマーンのプラモデルのアップ画像5
ボリノーク・サマーンのプラモデルのアップ画像6

▲ スジ彫りにはスジボリ堂のスジボリガイドテープを使用。いろいろと種類があるが、今のところ個人的に一番使いやすいです、とは作者の談

© 創通・サンライズ

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nishi(ニシ)

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