HOME記事ガンダム大型ユニット「キャバリアーアイフリッド」がオプションパーツセットに登場!細部モールドを作り込みメカニカル度アップ【機動戦士ガンダムSEED FREEDOM】

大型ユニット「キャバリアーアイフリッド」がオプションパーツセットに登場!細部モールドを作り込みメカニカル度アップ【機動戦士ガンダムSEED FREEDOM】

2025.04.19

AMGS-X18P キャバリアーアイフリッド【BANDAI SPIRITS 1/144】月刊ホビージャパン2025年5月号(3月25日発売)

細部モールドの作り込みでメカニカル度アップ

 オプションパーツセットに『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場した「キャバリアーアイフリッド」がラインナップ。多数のジョイントが付属しており、HG ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)をはじめ、さまざまなガンプラに装着させることができる。こちらをJUNⅢが製作。細部モールドを作り込むことでメカニカル度を高めている。

オプションパーツセット ガンプラ15(キャバリアーアイフリッド)
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●2970 円、発売中●1/144、約31cm●プラキット

▲ドーム状の胴体に武装やウイングが取り付けられた独特な形状をキットでも再現。正面センサー部分には3Dメタリックシールを採用。武装はサヴィトリ 超高インパルス砲、76mm連装砲、自律誘導中距離空対空ミサイル グランドを備える
▲前方の砲身先端から尾翼後端までは約31cm、翼を広げた状態の横幅は約41cmにもなる
▲76mm 連装砲の砲口は成型都合で開口されていないので、ピンバイスで開口してディテールアップ
▲後部のスラスターノズルは内部にコトブキヤM.S.G「丸モールドⅡ」の丸ノズルタイプを貼り足してディテールアップ。中央は丸モールドパーツの大きさに合わせて開口部を削り調整している
▲キャバリアーアイフリッドをHG ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)(製作/哀川和彦)にドッキングさせた状態。フォランテスは機体上部に取り付け可能。接続部をスライドさせることで飛行形態にすることができる。超高インパルス砲は砲身の左右上下角度が変更可能で、空対空ミサイルはハッチが開閉可能
▲超高インパルス砲はパーツの合わせ目で0.5mm厚のプラ板をはさんで幅増し。可動部は幅増ししたぶん開口部と内部を削って、砲身の塗膜ぶんのクリアランスを確保した
▲主翼は後方の縁が薄くなるように削り込み。可動軸の両脇にある肉抜きはプラ板とプラ棒を使い分けて埋めている。本体側の可動パーツの肉抜きは瞬間接着パテで埋めた
▲可動式の尾翼は先端にプラ板を貼り足してシャープ化しつつ、翼端を削り込みで薄く見えるようにした。スラスターの左右にあるスタビライザーも同様の加工を行った
▲胴体側面にあるダクトは0.3mm 厚のプラ板にスジ彫りしたものを貼り付けて情報量を追加。同じ形状のものを計12 枚製作し、塗装後に両面テープで貼り付けている
▲HG ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)やENTRY GRADE ストライクルージュなど、各ガンプラに対応したジョイントパーツが付属
▲キットには試製35 式改レールガンとさまざまなガンプラに対応したマウント用パーツも付属。レールガンは砲身の合わせ目処理のために砲口パーツを加工して後ハメ化。マウント用パーツは各肉抜きを瞬間接着パテで埋めた

■大型オプションパーツ登場!!
 大型ユニットの「キャバリアーアイフリッド」を製作です。以前製作したゼウスシルエットも大きかったですが、こちらもなかなかの大きさですね…。装備させるモビルスーツは他のモデラーさんが担当しているので、なるべくストレートに仕上がるよう目指して製作開始です。
■キャバリアーアイフリッド
 大型キットとはいえ基本的な作業は変わらないので「ゲートや表面処理などのヤスリがけ」「合わせ目消しやパーティングライン処理」などを中心に作業しています。合わせ目消しは硬化時間が短い瞬間接着剤(高強度タイプ)を使用。肉抜きはエポパテを使わずにプラ板で塞ぎました。プラ板を使うことで中空にすることができ、各パーツが重くならないようにしています。超高インパルス砲は本体と比べてボリュームが少し足りなく感じたので、合わせ目で幅増ししています。ウイングの各先端部は一度L 字に切り欠いてから四角に切り出したプラ板を瞬間接着剤で接着固定。乾燥後、はみ出た箇所をニッパーで慎重にカットしてヤスリがけで先端部を尖らせています。L 字に切り欠くことで接着面が増え強度が増すので削りやすくなるのです。
■塗装
 塗料はGSIクレオスのMr.カラー、フィニッシャーズのフィニッシャーズカラー、スミ入れはタミヤのエナメル塗料を使用。
グレー=エアスペリオリティーブルー+グレー
FS36081+ウイノーブラック+ブルー
白=ライトグレーFS36495+ミディアムブルー
ダークグレー=ニュートラルグレー+ウイノーブラック
+ブルーグレー
赤=ディープレッド+ピンク
 スミ入れは希釈したエナメル塗料で行っています。
デカールはガンダムデカール「HG 1/144 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 汎用」の①~④からコーションマークを選択して貼っています。ラインマーキングはホビージャパンモデラーズ「HJモデラーズデカール ライン01」のホワイトとグレーを機体色に合わせて使い分けて貼っています。貼り付けたデカールが乾燥したらスーパースムースクリアーつや消しでトップコート。本体正面のカメラなどはキット付属のシールがきれいなので、そちらを最後に貼り付けて完成です。
■あれこれ欲しくなるよね
 キャバリアーアイフリッドを作るとやはりズゴックなどが欲しくなります…。そうそう、組んでいて思ったのですがミサイルポッドを取り外してなんちゃってデストロイガンダムとかできそうですね。妄想が膨らみます。そのための「オプションパーツセット」なのか!? ぐはっ!

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット“オプションパーツセット” ガンプラ 15(キャバリアーアイフリッド)使用

AMGS-X18P キャバリアーアイフリッド

製作・文/JUNⅢ

オプションパーツセット ガンプラ15(キャバリアーアイフリッド)
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●2970 円、発売中●1/144、約31cm●プラキット


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