「MG ゲルググ Ver.2.0」を定番ラッカー塗料「Mr.カラー」筆塗り解説! さまざまな方向の筆跡を塗り重ねてフラットで絶妙な塗面に仕上げる【筆塗りトライブ】
2025.01.11筆塗りTribe/MS-14A ゲルググ【BANDAI SPIRITS 1/100】 月刊ホビージャパン2025年2月号(12月24日発売)
武装とソールの塗装
スミ入れとウェザリング
──しろますさんはいままでどんなプラモデルを楽しんで来たんですか?
しろます(以下し):私はガンプラやゾイドを作って楽しんでいました。小さい頃は塗装はせず、組むのがとにかく楽しかったです。旧キットのZプラスは変形もするので、組んではガシガシ変形させて遊んでいた思い出があります。その時『ガンダム・センチネル』はまったく知りませんでした。
──筆塗りを楽しむようになったきっかけを教えてください。
し:まず全塗装を始めたのは社会人になってからです。大人になって久しぶりにプラモデルを作ってみたら楽しくて、その流れで塗装してみようと思いました。その当時の家にはエアブラシも無かったですし、エアブラシを吹ける環境も整っていませんでした。ですので、必然的に筆塗りになったんです。特に当時はSNSとかも無いですから、「筆塗りはいろいろ難しそう」みたいな固定観念も無く、比較的楽に取り組めたと思います。部分塗装とかから始まり、だんだん塗れる面積が増えていって、いつの間にか今のように全塗装を楽しめるまでになりました。それまでにはもちろん多くの失敗がありました。でも筆塗りは失敗した時の修正も比較的楽なのも、今まで塗装を楽しめてきた要因でもあるかと思います。
──筆塗りの魅力ってなんだと思いますか?
し:エアブラシ塗装や缶スプレー塗装よりも少しだけ時間がかかって、根気がいるかもしれません。でも塗っている時に、常に塗面に変化があって飽きがきません。これは筆塗りならではの魅力だと思います。あと複数の色を気軽に変えながら塗ることができる手軽さも魅力ですよね。
BANDAI SPIRITS 1/100スケール プラスチックキット“マスターグレード”シャア専用ゲルググ Ver.2.0使用
MS-14A ゲルググ
製作・文/しろます
MG 1/100 シャア専用ゲルググ Ver.2.0
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●4950円、発売中●1/100、約18cm●プラキット
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