動植物やヒト、怪獣に宇宙人、餃子まで!? 年末余裕がある時にこそ見たら作りたくなる「有機的なモデル」の作例8選をご紹介!
2024.12.30「有機的なモデル」の作例をピックアップ
2024年の年末年始は最大9連休という長期連休となっていますね。 そんな時間に余裕があるときだからこそ、いつもとは違う模型を製作をしてみませんか?
今回は、動植物やヒト、怪獣、宇宙人など「有機的なモデル」を使用した作例を選んでまとめてみました。ある意味で正解がなくセンスが問われるようなチャレンジングな製作にぜひ挑戦して表現の幅を広げてみましょう!
ムービーモンスターシリーズゴジラ(2023)をお手軽改造!パーツ切り貼り&リペイントで大胆イメージチェンジ!!【ゴジラ-1.0】
劇場公開前にリリースとなったムービーモンスターシリーズ ゴジラ(2023)。税込3520円と比較的安価ながら『ゴジラ-1.0』のゴジラをうまく捉えたアイテムだ。ここではパテ盛りいっさいなしのパーツの切り貼りとリペントのみで、さらに劇中の迫力あるゴジラのポージングに改造してみよう。
『シン・ウルトラマン』ガボラとの戦いをディオラマに!【CCP 1/8スケールコレクタブルシリーズ使用】
大ヒット映画『シン・ウルトラマン』より、CCP 1/8コレクタブルシリーズのウルトラマン、ガボラを使用したディオラマ作品をお届けする。禍威獣第8号「ガボラ」が山中に出現。地下核廃棄物貯蔵庫施設を目指し、山間部の地底を進撃、ついに施設の目の前に姿を現す。そこに現れた銀色の巨人ウルトラマンが、ガボラが口から発した光線を身を挺して受け止め施設を守る。そんな物語前半のシーンを情景王・山田卓司が、商品を活かしながら見事にディオラマ化。ウルトラマンのLED発光ギミックに加え、ガボラの光線にも電飾を仕込み、迫力ある戦闘シーンを演出している。
ティラノサウルスの親子をディオラマ化!海洋堂ARTPLAを使用し最新解釈と太古の情景を詰め込む! [1/35 研究員とティラノサウルスセットを使用]
過去に五つの動物プラキットを販売した海洋堂の「ARTPLA」動物シリーズよりついに「恐竜」が発売された。松村しのぶによる卓越した造形で立体化されたティラノサウルス(成体)は全長23cmの大ボリューム。「月刊ホビージャパン 2023年7月号」の動物ディオラマに引き続き、作例は動物好きベテランモデラー・小池徹弥が製作。ポーズを大胆に変更した雄のティラノサウルスや、太古の情景が詰め込まれたディスプレイにもご注目いただきたい。また、明日の2023年7月31日発売「ホビージャパンエクストラ 特集:恐竜の世界」では本作例を5ページに拡大し、さまざまな角度から撮影した詳細な写真やフィギュアのポーズの改造方法までをご紹介。気になった人はぜひそちらもチェックしてほしい。
ARTPLAで実践!ドライブラシでお手軽に立体感を出す方法【水性塗料ペインティングLAB.】
安全、安心、環境にも優しくて高性能だけどまだまだ認知度が低く使っている人も少ない「水性塗料」の可能性をお届けするコーナー。水性塗料に熟知した“水性アクリルボーイ”むっちょがさまざまなジャンルのキットを水性塗料で仕上げます。
今回は水性エマルジョンのメインストリーム「シタデルカラー」で、海洋堂のARTPLAから1/35のスケール動物をピックアップ。ここでは大きすぎず、小さすぎず手のひらサイズのシロサイをドライブラシで仕上げてみました。キットの造形を活かしてお手軽かつ、見映えが良くなるドライブラシテクニックを見ていきましょう。
1/9スケール「ホットライダー」の革の質感と美貌を塗装にて見事に表現【菅原進哉】
月刊ホビージャパンにおいてスケールフィギュア塗装のエース級モデラーである菅原進哉によるホットライダー作例。こちらは先のBMW R nineTと組み合わせることができるレジンキットであり、胸を大きく開いたセクシーなライダーススタイルといかにもブロンド美女といった雰囲気の顔立ちが特徴的だ。作例ではそのイメージに準じて、レザースーツの質感と美貌を塗装にて見事に表現。塗装手順と合わせて見ていただきたい。
鬼気迫る「もののふ」たち、鎌倉時代の激闘が情景王・山田卓司の手で甦る!【PLAMAX 鎌倉時代の鎧武者】
マックスファクトリーのプラキット「PLAMAX」ブランドに突如参上した「鎌倉時代の鎧武者」。3Dスキャンを駆使したリアルなパーツ彫刻により、鎌倉時代の大鎧を纏い、日本刀を構えた武者の姿を余すことなく捉えた快作に仕上がっている。そんな鎧武者の活躍をディオラマで表現したのは、月刊ホビージャパンお馴染みのレジェンドモデラー・山田卓司。戦場を駆けずり回るうちに矢が尽き果て、馬を失ってもなお敢然と敵に立ち向かう、ひとりの益荒男(ますらお)の勇姿をドラマチックに表現している。
餃子プラモへいお待ち!水性クリアー塗料でウマく仕上げる【水性塗料ペインティングLAB.】
安全、安心、環境にも優しくて高性能だけどまだまだ認知度が低く使っている人も少ない「水性塗料」の可能性をお届けするコーナー。水性塗料に熟知した“水性アクリルボーイ”むっちょがさまざまなジャンルのキットを水性塗料で仕上げます。
今回はおもしろモチーフのプラモ、1/1スケール餃子を発見! 水性塗料を使ってリアルな餃子に仕上げていきます。しかもキットはクリアー成型ということで、中身の透け感を出したりと、水性塗料での塗膜の濃淡に注力して製作してみました。
盆栽のプラモデル。実物を3Dスキャンした挑戦的なキットを“情景王”山田卓司が製作!自然に近い姿に昇華する【SRL X BANDAI SPIRITS. BONSAI MODEL KIT】
アパレルブランド「NEIGHBORHOOD」とBANDAI SPIRITSのコラボレーションによって誕生した盆栽プラキット「SRL X BANDAI SPIRITS. BONSAI MODEL KIT」。本アイテムは盆栽作家・濵本祐介氏が手掛けた作品、吾妻五葉松の盆栽を3Dスキャンし、NEIGHBORHOODのディレクションとBANDAI SPIRITSの最新技術を掛け合わせることで、自然物をプラキットで表現する限界に挑んだアイテムになっている。この新たなチャレンジとなるキットを“情景王”山田卓司が製作。自然物の表現においては右に出るものがいない情景王の手によって本アイテムをさらに自然物に近い状態に昇華させている。なお、本アイテムはNEIGHBORHOOD公式サイトで先行して販売されたが、こちらはすでに売れ切れとなっている。
▼ 関連書籍はこちら
ホビージャパンエクストラ vol.30
●1540円(税込)
プラモデルで学ぶ恐竜の姿。
恐竜について詳しくなれる豆知識も満載でお届け致します!
ホビージャパンエクストラの次なる特集は「恐竜」。国内メーカーが発売している最新&懐かしの恐竜プラモデルをホビーとして楽しむのはもちろんのこと、遊んで学べる日本国内の博物館やレジャー施設も合わせてご紹介します。家でも外でも親子で楽しめる恐竜の魅力が詰まった一冊。恐竜について詳しくなれる豆知識も満載です。
模型をリアルに仕上げる! フィニッシュワーク虎の巻
●2640円(税込)
「汚し」と「朽ち」で魅せる模型が作れる!
模型塗装のテクニックガイド!
汚れていたり、朽ちていたりするものは独特なカッコよさがありますよね。そしてそれをプラモで表現するのはとても楽しい工程です。
本書は、模型の塗装テクニックである、ウェザリング(汚し)・エイジング(朽ち)を身近な模型工具で楽しく、かっこよくできるようになるテクニックガイドです。
戦車、飛行機、車、機関車など、様々なスケールモデルの製作過程を徹底解説。豊富な途中写真により、あなたの製作のヒントになる要素が必ず見つかるはずです!!
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