HOME記事ガンダム1日でこんな簡単にカッコ良くなる!「HG ザクII F型 ソラリ機 (復讐のレクイエム)」をお手軽にリアルに作ってみよう!【機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム】

1日でこんな簡単にカッコ良くなる!「HG ザクII F型 ソラリ機 (復讐のレクイエム)」をお手軽にリアルに作ってみよう!【機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム】

2024.12.20

きみにもできる!!ガンプラ簡単製作法/ザクⅡ F型 ソラリ機(復讐のレクイエム)【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2025年1月号(11月25日発売)

STEP-7■テトロンシールをきれいに貼る

▲キットにはテトロンシールが付属しています。設定にある独特のマーキングを再現するための重要なポイントなので、しっかりとシールの貼り方を学んでみましょう
▲テトロンシールは粘着力が強すぎて、パーツに貼ってからの位置決めが難しいのが難点。なので、貼る前に粘着面を水に晒しましょう。これで粘着力を一時的に緩和することができます。もちろん、貼ったあとは粘着力が復活するので安心してください
▲シールの位置を調整。水にしっかり浸していれば、つついたりしてスライドさせての微調整も簡単です。このレッド・ウルフ隊のマークの場合、周りのスジ彫りやディテールを貼り位置の基準にすると中心に合わせやすいですよ
▲位置決めが終わったら、指でパーツにシールを押さえます。さらに、上からティッシュを押し付けて残った水分を拭き取ります。水気がそのままだと、うまくパーツに密着しなかったり、剥がれてしまうことがあります
▲モールドの段差にシールが重なっていてパーツ表面から浮いてしまう部分は、爪楊枝などでやさしく押し付けて密着させます。テトロンシールはデカールと異なり強度が高いので、この作業で破れることはまずありません
▲しっかりと貼ることができました! テトロンシールは薄く、手軽にデカールのようなマーキングを楽しむことができます。水に漬けるだけで格段に貼りやすくなるので、ぜひやってみてくださいね

▲スパイク・アーマー先端のマーキングはシールを折り曲げながら貼ります。ここでコツを伝授。写真のように、正面側にシールの継ぎ目が来ない位置で貼りましょう。シールは折り曲げつつきれいに貼るのが難しく、どうしても隙間ができやすいのですが、継ぎ目を目立たない位置に持っていくように貼れば、そのわずかな隙間も目立たなくすることができます

STEP-8■“爪”のシールを貼るコツ

▲ソールに施された狼の爪のようなマーキングは本機のチャームポイントです。ただ、ソール部はディテールも複雑なので、シールも複数に分割されています。“爪”のマーキングがズレてしまわないように、しっかりとシールを貼る方法を考えていきましょう
▲まずは正面から。最初に貼るのはソールの出っ張り部分の隣、フラットな部分のシールです。このシールは爪の中心にあたる部分。この最初に貼るシールを基準にし、他のシールを合わせていけば、全体のズレを少なくすることができるのです
▲側面のシールを貼っていきます。水をたっぷり付けて、先端の爪の位置と、後部ソールとの境目にしっかりと位置を合わせておけば問題なく貼ることができます
▲側面部のシールは大面積、かつ曲面に貼るものなので、位置が決まったあとは指でしっかりと押さえながらパーツの曲面になじませていきましょう
▲反対側も同様に貼ります。とにかく、正面が一番目立つポイントなので、正面側に来る爪のマーキング位置が揃っていることを最優先に貼っていきましょう
▲最後に、正面の出っ張った部分にシールを貼ります。爪のマークが中心でカットされているのでズレるとかなり目立ちますが、周りの爪の位置がしっかりと決まっていれば、そうそうズレたり、隙間ができるようなことはありません
▲出っ張り部分のシールは、上から見るとどうしても段差部分のシールのつながりに隙間ができやすい部分。ここはシール上側のキワの部分をつまようじやピンセットの先などで押し込むようになぞり、ディテールになじませてやると隙間無く貼ることができます
▲ソールのシールをすべて貼ることができました! 複雑なディテールにまたがる分割タイプのシールでも、貼り方を工夫すれば全然難しくありません。慎重に、じっくりいきましょう

■完成! HG ザクII F型 ソラリ機(復讐のレクイエム)!

 大人気配信中の『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』から、「HG ザクII F型 ソラリ機(復讐のレクイエム)」をお手軽仕上げで製作しました。組んでみると、改めてよくできたキットだと感じます。約13cmのボディ全体に施されたミリタリー感あふれる繊細なディテールと、マッシブなプロポーションとが相まって、下から見上げると1/144でありながらも1/100ぐらいの巨大感というか、迫力を感じられます。これだけのクオリティのキットを作ってしまうと、今後のラインナップも楽しみで仕方がありません。映像を観てレッド・ウルフ隊の活躍に痺れた方はぜひ、楽しみながら作ってくださいね!

▲今回の追加工作は、アンテナのシャープ化とスミ入れをした程度。そもそものキットが素晴らしい完成度なので、少しの追加作業でも充分引き立ちます
▲脚部の動カパイプは中途に可動軸があるので、ヒザの曲げにしっかり追従。スネの武装を使うシーンもバッチリ再現できます
▲ヒート・ホークを振るうアクションもしっかり決まります。指が開いたハンドパーツが付属するのもうれしいですね

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ⓒ創通・サンライズ

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林哲平(ハヤシテッペイ)

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