『装甲騎兵ボトムズ』筆塗りや油彩ウェザリング、3Dモデリングでのスクラッチやディオラマなど、プロモデラーの神技をご覧あれ【ボトムズ作例5選】
2024.11.01『装甲騎兵ボトムズ』の作例をPickup!
本日11月1日(金)より北千住マルイにて、サンライズ公式ジオラマ展「装甲騎兵ボトムズ 総合模型演習 2024」が開催! それに合わせてホビージャパンウェブで掲載中の『装甲騎兵ボトムズ』作例を5つご紹介いたします。筆塗りをはじめ油彩を使用したウェザリングや3Dモデリングを活用したスクラッチ、また『装甲騎兵ボトムズ』の世界観を際立たせるディオラマ製作など、プロモデラー各々のテクが光る作例をご堪能あれ。
装甲騎兵ボトムズ 総合模型演習 2024
会期/2024年11月1日(金)~11月17日(日)
会場/北千住マルイ 6F カレンダリウム(東京都足立区千住3丁目92 ミルディスI 番館)
入場料/チケットについての詳細は公式サイトをご覧ください。
公式サイト/https://sunrise-world.net/event/007.php
ウェーブ1/24スコープドッグをスクラッチでレッドショルダーカスタムに改造!『装甲騎兵ボトムズ』
1983年、高橋良輔監督作品『装甲騎兵ボトムズ』より、スコープドッグ レッドショルダーカスタムをお届けする。この機体はレッドショルダー隊の乗機ではなく、キリコが治安警察と戦うために自らジャンクパーツなどをかき集め改造。それにバニラが勘違いして本来の右肩ではなく左肩を赤く塗ってしまったものだ。キットは2023年末にリリースされ好評を得ているウェーブ1/24キットを使用。これにRSC用の武装を3Dモデリングによるスクラッチで追加している。
油彩ウェザリングに挑戦! 「定番3色」を使って歴戦の雰囲気に仕上げる“神レシピ”!!【装甲騎兵ボトムズ】
スケールモデルやガンプラ、キャラクターモデルのキットをさまざまな便利テクニックを活用して完成させていく本連載。今回は、BANDAI SPIRITSの新キット「HG バーグラリードッグ」をテーマに油彩のウェザリングに挑戦してみます。油彩は伸びが良く、スミ入れや汚し塗装にとっても適した塗料です。模型専用ではないですが、その使い勝手の良さから多くのモデラーが愛用しています。そこで今回は油彩ウェザリングによく使用される3色を使って、バーグラリードッグの油彩ウェザリングに挑戦してみます。
プラモと向き合い少しずつ「自分のものにしていく」筆塗り! きの助がHGバーグラリードッグをラッカー塗料で仕上げる
筆を介して直接模型に触れる「接触型模型塗装」である筆塗りは、ダイレクトに色を塗り込んでいる感覚を私たちに伝えてくれます。筆の返ってくる感覚、塗料が伸びたりパーツの上で粘ったりする感触すべてが自分の体験になります。この気持ちよい体験が「次も筆塗りしたいな~」と思わせてくれるのです。
ラッカー塗料の筆塗りはとくに塗面が暴れがち。強い溶剤成分の影響で下塗りした塗料が上塗りした塗料と混ざり合って溶け出す……。この面白さに取り憑かれた人間は「塗料が泣く」と口から発するようになり、パーツの上で起こる不思議なマリアージュに酔いしれたくなるのです。
きの助のバーグラリードッグの筆塗り作例も、まさにラッカー塗料筆塗りの楽しさの先に生まれたもの。塗りながら色味を調整し、色の冒険を行ったり来たりできる筆塗りならではの楽しさが凝縮された模型をどうぞご覧ください。
色と装備の変更で「スコープドッグII」を再現! アニメ画面のイメージで仕上げる!
サンライズ作品に登場する数多のメカを模型作例で再現し、改めてその魅力を探る連載企画「サンライズ・メカニック列伝」。今回は『装甲騎兵ボトムズ』から、アーマード・トルーパー(AT)「スコープドッグII」の1/24作例をお届けしよう!
新天地を求めてクメン王国を脱出したあと、謎の戦艦Xの中で意識を取り戻したキリコ・キュービィーとフィアナ。バララント軍と秘密結社に追われるふたりが乗機としたのが、戦艦Xに格納されていたスコープドッグIIである。形状は通常のスコープドッグと変わらないが、ポリマー・リンゲル液や制御コンピュータが換装されるなど、多岐にわたり仕様が変更されている。第29話でのATファッティーとの宇宙戦や、第39話での宿敵イプシロンとの決戦など、作品を代表する名場面を生み出した「サンサ編」の主人公メカである。
タカラの伝説的名作に果敢に挑んだウェーブ製ニューキットを使用した作例は、田仲正樹が私物を投入して製作。ラウンドムーバーと武装を新たに装備させるとともに、タカラ版に敬意を表して本体のフォルムとディテールを調整。ATの模型ではもはやお約束に近い汚し塗装はあえて行わず、コーナーのコンセプトに合わせてアニメ画面のイメージで仕上げている。
「HGスコープドッグ」でディオラマ製作! スケールキットと組み合わせて世界観を演出【装甲騎兵ボトムズ】
HGスコープドッグをディオラマ仕立てで楽しもう。キットはおよそ1/32スケールほどとなっており、AFV系キットの主軸である1/35スケールに近いサイズ感。そこで、1/35AFV系キットとHGスコープドッグ拡張セットを使い、30cm四方のディオラマを製作した。
『装甲騎兵ボトムズ』40周年関連MOOKをご紹介!
装甲騎兵ボトムズ40周年展 ディオラマ作品集
3960円(税込)
装甲騎兵ボトムズ40周年展のディオラマが一堂に会する作品集
西武渋谷店モヴィーダ6階にて開催された『装甲騎兵ボトムズ40周年展 ~大河原邦男、塩山紀生のイラストをジオラマで体感せよ~』にて展示されたディオラマ作品群を、ホビージャパンスタッフによる迫力ある特撮と美麗な写真で撮り下ろすディオラマ作品集が登場。40周年展用に新規で製作された大型ディオラマ11作品を徹底収録。40周年展の記録集ともいえる永久保存版!
HJメカニクス 装甲騎兵ボトムズ 40th ANNIVERSARY SPECIAL
3080円(税込)
装甲騎兵ボトムズ 40周年記念!豪華プラキット付録付き!
2023年で40周年を迎えた『装甲騎兵ボトムズ』を、TV版立体作例を軸に徹底解説。2023年発売予定のウェーブ完全新規金型、1/24をはじめ、BANDAI SPIRITS 1/20、当時ものキットのタカラ1/24、1/35などのスコープドッグ作例が一堂に集結。
そのほかTVシリーズに登場した主要ATを本書用に新規で作り起こします。
【特別付録】
PLAMAX minimum factory スコープドッグ 炎のさだめ スペシャルバージョン(仮称)
2022年末に発売されたマックスファクトリー新商品を本書だけのスペシャルカラー成型版でお届けします。成型色は組み立てるだけでスコープドッグの主要カラーを楽しめるダークグリーンとなります。
Hobby JAPAN Webで『装甲騎兵ボトムズ』の記事をチェック!
「Hobby JAPAN Web」ではホビーに関する記事を毎日更新中! 作例、模型製作How to、キットレビュー、新製品情報などホビー好きにはたまらない情報が盛りだくさん。この機会にぜひご覧ください!
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