HOME記事ガンダム『閃光のハサウェイ』から『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』まで近年のガンダムの軌跡をホビージャパン誌で辿る【月刊ホビージャパン誌面で見る「ガンダム」45年の歴史】

『閃光のハサウェイ』から『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』まで近年のガンダムの軌跡をホビージャパン誌で辿る【月刊ホビージャパン誌面で見る「ガンダム」45年の歴史】

2024.10.24

HJ誌面で見るガンダム45年の歴史

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 ガンダムシリーズ第1作目『機動戦士ガンダム』のTV放送が始まったのが1979年4月。宇宙世紀を舞台に始まった世界観はその先の時代を描く縦軸展開と、異なる世界観を描く横軸展開の両軸で広がっていき、メディア面で見てもTV放送、映画、OVA、配信など視聴環境を広げていった。本記事では45年でどのように作品が展開されてきたのかを、いくつかに絞って紹介しつつ、月刊ホビージャパン誌面ではそれぞれの作品とどう向き合ってきたのかを見ていこう。


機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

 富野由悠季氏による小説が32年の時を経て待望の映像作品化。宇宙世紀0105年、地球連邦政府は腐敗の一途をたどり、地球の汚染を加速させ、非人道的な政策「人狩り」も行っていた。そんな連邦政府に対して反地球連邦政府運動「マフティー」は高官の暗殺という苛烈な手段で抵抗を開始する。組織のリーダーとされる「マフティー・ナビーユ・エリン」、その正体であるハサウェイ・ノアは、地球に降下するシャトル、ハウンゼンの中で謎の美少女ギギ・アンダルシアと、連邦軍大佐ケネス・スレッグに出会う。その出会いがハサウェイの運命を大きく変えていく。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイの特集誌面画像 その1
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイの特集誌面画像 その2

▲ 2021年7月号にて特集記事を掲載。HG ΞガンダムとHG ペーネロペーを筆頭に、メッサーF02型やグスタフ・カール00型などの未キット化MSをHGベースの作例で製作

●2021年6月●映画


機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島

 安彦良和氏が監督を務め、TVアニメ『機動戦士ガンダム』第15話を翻案した完全新作映画。オデッサ作戦に向けた補給のために停泊中のラス・パルマスからベルファストを経由することを決めていたホワイトベースに、「帰らずの島」と呼ばれる無人島の残敵掃討任務の命が下る。残置諜者の捜索に乗り出したアムロたちだが、そこでいるはずのない子供たちと一機のザクに遭遇。アムロは戦闘の末に気を失ってしまう。目を覚ましたアムロはザクを操縦していた男、ククルス・ドアンと出会い、しばらく彼や子供たちとともに過ごすことになる。しかし、その島にはある秘密が隠されていた。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島の特集誌面画像 その1
機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島の特集誌面画像 その2

▲ 2022年8月号にて特集記事を掲載。RX-78-02 ガンダムやドアン専用ザク、高機動ザク(地上用)エグバ機をはじめ、劇中に登場した主要MSをMGベースの改造作例で製作

●2022年6月●映画


機動戦士ガンダム 水星の魔女

 A.S.122、数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。モビルスーツ産業大手「ベネリットグループ」が運営するアスティカシア高等専門学園に水星からひとりの少女、スレッタ・マーキュリーが編入してくる。スレッタは到着寸前、宇宙空間を漂流していたミオリネ・レンブランを救助するが、結果的に学園を脱出しようとしていたミオリネの妨害をすることになってしまう。後にミオリネに強引に迫るグエル・ジェタークと「決闘」を行うことになり、愛機の「エアリアル」で圧勝するが、禁忌のMSである「ガンダム」を使用した嫌疑をかけられて拘束されてしまう。本作は2022年9月に前日譚となる「PROLOGUE」が本編に先んじて配信された。

機動戦士ガンダム 水星の魔女の特集誌面画像 その1
機動戦士ガンダム 水星の魔女の特集誌面画像 その2

▲ HGシリーズを使用し、アニメ展開に合わせて2022年12月号、2023年3月号、9月号で特集を掲載。ガンプラ製作法にスポットを当てた記事も積極的に行った

●2022年10月(1st Season)、2023年4月(2nd Season)●TV


ガンダムビルドメタバース

 『ガンダムビルドファイターズ』に代表されるガンダムビルドシリーズの10周年を記念して制作されたアニメ。「ガンダムメタバースプロジェクト」内でガンプラバトルを楽しむリオ(ホウジョウ・リオ)はハワイに住むガンプラ好きの少年。リアルではウルツキ・セリアにガンプラビルドの、メタバース内ではマスクレディーにガンプラバトルの手ほどきを受けて日々研鑽を続けている。自室にログインセットを導入し、完成させた自らのガンプラ「ラーガンダム」とともにメタバースに飛び込み、リク、ヒロト、カミキ・セカイ、イオリ・セイなど、ガンプラバトルの強者たちと邂逅する。

ガンダムビルドメタバースの特集誌面画像 その1
ガンダムビルドメタバースの特集誌面画像 その2

▲ 2023年12月号にてガンダムビルドシリーズ10周年を記念した特集を敢行。歴代主役ガンプラを使用した模型オリジナル作例と、EG ラーガンダムとEG ビルドストライク エクシードギャラクシーを題材としたHow to記事を掲載

●2023年10月●配信


機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

 約20年の時を経てついに全世界待望の公開となった完全新作続編映画。C.E.75、世界からいまだ争いの火種は根絶されておらず、ラクス・クラインを初代総裁とする世界平和監視機構「コンパス」が創設され、キラ・ヤマト、シン・アスカらはその一員として各地の戦闘に介入していく。そんな折、新興国「ファウンデーション王国」からブルーコスモス本拠地への合同作戦を提案される。その提案を受け、ファウンデーションを訪れるコンパスの面々。そこでラクスは宰相であるオルフェ・ラム・タオに不思議なシンパシーを感じてしまう。歓迎の席でオルフェはラクスに差別のない世界をともに作ろうと、手を差し伸べる。終わりの見えない戦いに焦りを感じていたキラは、そんなふたりから目を逸らしてしまうのだった。

ガンダムビルドメタバースの特集誌面画像 その2
月刊ホビージャパン2024年1月号の誌面画像 その2

▲ 2024年4月号で第1回目の特集を敢行。マイティーストライクフリーダムガンダム、インフィニットジャスティスガンダム弐式はHGベースの改造作例で最速立体化

月刊ホビージャパン2024年1月号の誌面画像 その3
月刊ホビージャパン2024年1月号の誌面画像 その4

▲ HG マイティーストライクフリーダムガンダム発売に合わせて2024年8月号で2回目の特集を掲載。作例ごとにワンポイントのテーマを設けてガンプラ製作が上達するテクニックを紹介した

●2024年1月●映画


▼ 「45年の歴史年表」をチェック!

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