シタデルカラーをさらに塗りやすく、筆「シンセティック・ブラシ」のお話【ウォーハンマー】
2024.10.04
AMAZING WARHAMMER【ゲームズワークショップ】 月刊ホビージャパン2024年11月号(9月25日発売)
シタデルカラーがさらに塗りやすく
「筆」のお話
イギリスのミニチュアホビーメーカー・ゲームズワークショップが展開する『ウォーハンマー』の魅力をご紹介する本コーナー。今月はゲームズワークショップが発売している「筆」から、HJ編集部がオススメする4本をピックアップして、「ゲームズワークショップが発売している筆の特徴」をご紹介する。これらの筆はシタデルカラーの種類や塗る面積に合わせてチューンされているのが特徴。早速その見分け方や使い心地をお届けしよう。
シンセティック・ブラシ
●発売元/ゲームズワークショップ●発売中●900円~1650円
もし毛先が曲がっていたらお湯に浸けると戻るよ!
▲ さまざまな筆が販売されているが、まずはこの4本があればミニチュアペイントに困ることはない。この白い筆は「シンセティック・ブラシ」と言って、高品質な化学繊維を使用した人工筆。毛先のまとまりが良く、天然毛のような塗料の含み方もするので非常に使いやすい。シタデルカラーで筆塗りを始めたい人にぜひともオススメしたいシリーズだ
塗料と同じ名前が筆に書いてある!
▲ BASEやLAYERなどシタデルカラーのジャンルと同じ名前が筆に書いてある。これはそれぞれの塗料に合わせて筆がチューンされている証。塗料と筆名を合わせるとよりよく塗装が楽しめるというわけだ。でも使い方は自由なので、あなたが使いやすいように使用してももちろんOKだ
今回塗るミニチュア
▲ 塗装するミニチュアは「異端審問官 グレイファクス」。一枚のランナーで完成するハイクオリティミニチュア
異端審問官 グレイファクス
●発売元/ゲームズワークショップ●発売中●4700円●約5cm
筆の種類を見ながら実際に塗っていこう!
/BASE/
汎用性の高い丸筆ベースブラシ(S)
▲ シンセティック・ベースブラシのSは基本塗装から細部塗装まで柔軟に対応できる汎用性が魅力。毛先のまとまりが良いので、かなり細い線も描ける
広い面はお任せ!ベースブラシ(L)
▲ 斜めにカットされた平筆。筆を縦方向に持てば、細い線も描ける。コシもあり、ウォーハンマーのメリハリあるパーツにも追従してくれる
▲ 基本的な塗装はベースブラシ(S)で。細かな装飾もこれ1本でかなり塗り込める
▲ マントのようなちょっと広い面はベースブラシ(L)が大活躍
/LAYER/
細かなディテールはお任せあれ!レイヤーブラシ(S)
▲ レイヤーはハイライトやグラデーションのタッチ、ベースブラシでは塗るのが大変そうなさらに細かいディテールを塗装するのに向いている
鎧のさらに細部はレイヤーブラシで攻める
▲ ベースブラシでは難しそうな細かい場所も、このレイヤーブラシなら大丈夫。細かなディテールを塗る時はレイヤーブラシ(S)にぜひ持ち替えよう
/SHADE/
塗料をたっぷり溜め込みます!シェイドブラシ(M)
▲ 陰影をつけることができるシャバシャバの塗料「SHADE」をしっかりと筆に蓄えてくるのがシェイドブラシ(M)
▲ 溜め込まれたシェイドが切れ良く筆から排出されていく。そのためパーツ全体に薄くキレイにシェイドを塗ることができる
それぞれの筆を使い分けて完成!
▲ 今回ご紹介したシンセティック・ベースブラシ2本、レイヤーブラシ、シェイドブラシがあれば、気軽にミニチュアを塗装可能。シタデルカラーに適した筆となっているので、塗料と一緒にゲットして思いっきり塗装を楽しみましょう!
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