部分塗装におすすめのポイント!
▲ ここからはミスターホビーマーカーによる部分塗装をしてみましょう。ペンツールはペン先が固いのでフチなどを狙いやすく、はみ出しがなく塗ることができます
▲ 焼鉄色は銃口やバーニアの内側に配すると暖色のメタリック感がいい演出になります。太いペン先なら奥まった部分も塗りやすいのでぐりぐりと塗り潰しましょう
▲ 塗料は押し付けるとじわっと出てくるので、筆塗りだと少し大変な複雑な面もなんとかなってしまうのがペンのよいところ。履帯のメタリック感を高めます
▲ 板のような面を塗り潰すのは苦手ですが、小さなパーツを塗り分けるのは大得意。メタリックの輝きを足してどんどん目立たせていきましょう!
▲ ペンツールで轟雷のパーツをデコレーションするように塗っていきました。凹部には拭き取りができるミスターホビーマーカーのメタリックを足して、凸部にはガンダムマーカーの赤を使って目立つように。気楽に塗って、違うと思ったら剥がして、色を足す塗装の楽しさがペンで簡単に得られます
メガネ×マーカーは相性抜群!
▲ クリアーパーツを塗ることは、筆でもエアブラシでもなかなか難儀なことです。はみ出せば取り除くのも大変で、一度曇ると回復にはさらなる手間がかかります。となると、メガネフレームの塗りはなかなか大変…のはずですが、ペンツールなら超簡単、気楽にできちゃうんです!
ガンダムマーカー
▲ 創彩少女庭園のメガネはキレイなクリアーで成型されているのですが、フレームもクリアーです。メガネに使うような軽やかな色はガンダムマーカーに揃っているので、今回はその力を頼っていきましょう
ガンダムマーカーorポスカで攻めろ!!
▲ ガンダムマーカーはよく振って先端を押すことでインクが軸にしみこみます。あとはフレームの凸部分をなぞっていくだけ。カンタン!
▲ ペン先がどうしても入りにくいブリッジ部分だけは、パレットなどにインクを出して筆でフォローしてあげるとさらに美しい仕上がりになります。
▲ 塗装後の筆はすぐに水で洗えばインクを落とせます
▲ 文房具店でもおなじみポスカも優秀なペンツールです。先端が丸いのでちょっと狙いがむずかしい…。おぉっと! はみ出てしまいました
▲ でも安心してください。乾いてから塗膜を爪楊枝で擦るだけで、クリアーパーツを傷つけずに削り取ることができます
▲ 創彩少女庭園のメガネは髪の切り欠きにはめ込む構造で、結城 まどか【桃桜高校・夏服】などは取り付け用の前髪があります。ペンツールでメガネを彩って、かわいくキャラクターをカスタマイズしましょう!
まとめ
片付けはキャップを閉じるだけ。
気楽で深いペンツール!
塗装はプラモデルの可能性を大いに拡張する手段です。ペンツールなら基本キャップの開閉で塗装をはじめられて、後片付けもいりません。塗料の特性も幅広く、頑強な塗膜を作るものから剥がすことが容易なタイプまで、知れば知るほど深い世界が広がっています。手をかけることで完成品がますます自分だけのものになる、そんな感覚を楽しめる“塗装”の第一歩に、まずはペンツールで気楽にはじめてみませんか?
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