HOME記事ガンダム「スジ彫り」と「プラ板」貼り付けで「EG ストライクガンダム」をディテールアップ!月刊工具スタッフがオラザクに夏休み駆け込みで挑戦②!【全日本オラザク選手権 参考製作】

「スジ彫り」と「プラ板」貼り付けで「EG ストライクガンダム」をディテールアップ!月刊工具スタッフがオラザクに夏休み駆け込みで挑戦②!【全日本オラザク選手権 参考製作】

2024.08.11

月刊工具スタッフがオラザクに夏休み駆け込みで挑戦!

 今年のオラザクも応募締め切りまであと少し! 2024年の「オラザク」の締め切りは9月2日(月)23:59までです!。月刊工具スタッフが過去記事で登場した工具・マテリアルを活用してオラザクに駆け込みで挑戦。 みなさんも夏休みを活用して製作してみてはいかがでしょうか?(オラザク選手権は応募作品のすべてが誌面掲載されるのでぜひ応募してみてください!)

 製作記事は8月10日(土)~4日連続で更新! ぜひご覧ください。

製作/なりかね(月刊工具スタッフ)

2024年はガンプラ部門・SDガンダム部門・ガンダムSEED部門・ジュニア部門の4部門で受付。

大賞となった作品は賞金に加え、月刊ホビージャパン1月号(11月発売)の表紙を飾ります!

受賞作品以外にも、応募作品のすべて(レギュレーション違反は除く)が誌面に掲載!全国誌を通じて、自分の作品をたくさんの人に見てもらうチャンスです!

詳細・応募はこちらから!


前回の内容

 前回はキットを組み立ててパーツを組み合わせた「カスタマイズ」まで進行。そのまま塗装、ではなく今回はパーツに加工を行う「ディテールアップ」作業で情報量を増やしていきます。便利な工具を使って作業していきましょう。


ディテールアップの定番?「スジ彫り」

 プロモデラーの作例などでもよく見かける「スジ彫り」。キットの形状をより際立たせたり、新たに溝を彫ってパネルラインを増やしたりとその目的は様々です。今回は月刊工具でも紹介したファンテック「スジ彫りカーバイト」を活用していきます。

▲スジ彫りカーバイト0.15と超硬けがきニードル10°を使用

\「スジ彫りカーバイト」の解説記事はこちら/

「スジ彫りカーバイト」”超硬合金”の切れ味をご覧あれ!

▲バズーカの合わせ目にディテールがかぶっているため、合わせ目を消して彫りなおしていきます

▲けがきニードルで溝に添うように先端を当てて数回動かします。するとガイドとなるキズの線がつくので、それをなぞるようにスジ彫りカーバイト0.15で彫ります(作業時は力を入れずに複数回に分けて彫っていきます)


各所をディテールアップ

▲腕部分には腕先に合わせて3mm幅のガイドテープを貼ってスジ彫りします。腕や足など左右のパーツを作業する際はガイドテープの幅などを目安に、もう片方でもガイドをつけやすい位置にすると作業がスムーズになります

▲「スジ彫り」と一緒にプラ板の追加ディテールも加えてみます。ここではあらかじめ細くカットされている「プラ=材料【グレー】細切り板」を使用

▲0.3mm厚×3mm幅のプラ板を細切りにしてスジ彫りしたラインに接する部分に接着

▲幅広の6mmのプラ板で腕の装甲に被せるように接着、その後、甲の形に合わせて整えてパネルラインを増やします

▲複雑な線になる際はシャーペンなどでガイドを作ってからスジ彫りしていきます

▲プラ板も1枚そのままでなく、形に添わせて貼り合わせるなど、単調にならないように

▲最終的な加工箇所は写真の通り。各所にスジ彫りとプラ板の貼り付けを同程度ずつ施しました


一部のパーツの形状を加工

▲シュベルトゲベールを保持するパーツは腰の後に移動。位置を調整してそのまま固定しました。元々あったボールジョイントの部分は切断後、プラ板でフタをしています

▲エールストライカーの翼を短縮。のこぎり刃で各パーツを短くしました


まとめ

 ディテールアップが完了! 組みなおして全体を確認します。いいですね。最初より情報量が増えたのではないでしょうか?
 次回はついに塗装!好みのカラーで塗っていきましょう。


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\オラザクへの応募方法はこちらで詳しく解説!/

初めてでも安心!「全日本オラザク選手権」応募の手順&コツを解説します!!

©創通・サンライズ

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なりかね(月刊工具スタッフ)

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