ギブバース!
6月27日から放送を開始した『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』は与田祐希(乃木坂46)演じる主人公・小向リコがプラモデルとの出会いを通して成長していくホビー・ヒューマンドラマ『量産型リコ』シリーズの三作目。
毎話リコが組み立てる数々のプラモデルも話題となる本作で、先週放送の第一話に登場したのは「HG ガンダムバルバトス」! 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の主役機であり、2015年に発売されたキットです。
そんな第一話にちなんで、今回は「HG ガンダムバルバトス」発売当時の「月刊ホビージャパン2015年12月号」に掲載された製作How to記事をお届けします! ガンプラ作りが始めての初心者も安心のワンポイントテクニックを丁寧に解説していますので、これを機にプラモデルを作ってみようという方も必見です!
以下記事は「月刊ホビージャパン」2015年12月号に掲載されたものです。
きみにもできる!!鉄血のガンプラ製作法
「HGガンダムバルバトス編」
「成型色を活かした簡単製作法」をテーマとした初心者向けHow to記事「きみにもできる!!鉄血のオルフェンズ ガンプラ簡単製作法」。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』放送開始に合わせて第1回として取り上げる題材はもちろん「HGガンダムバルバトス」です。
キットは形状や可動性能を高い水準でまとめながらも、税抜き1000円という非常に手に取りやすい内容です。当記事ではほんの少し手を加えるだけでグンと完成度が向上する工作ポイントの数々を解説していきます。はじめてガンプラを製作するという初心者の方も、この記事を参考にすれば、ただ組み立てただけのものより格段にグレードアップした完成品を手に入れられるのです。では、さっそく製作開始といきましょう!!
HG ガンダムバルバトス
●発売元/バンダイホビー事業部●1100円、発売中●1/144、約12.5cm●プラキット
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主に使用するもの
■ニッパー、デザインナイフ
■ガンダムマーカー
STEP-1:パーツをキレイに切り出そう!
STEP-2:曲面のパーツはデザインナイフで丁寧に!
STEP-3:白化部分を修正しよう!
▲ここは白くなってしまった部分をガンダムリアルタッチマーカーのリアルタッチレッド1でリタッチすることにします。マーカーの先端で塗料をチョンと載せるくらいがちょうどいいでしょう。少しくらいはみ出してしまってもティッシュでサッと拭き取れば大丈夫です
STEP-4:アンテナをシャープ化しよう!
STEP-5:スミ入れで立体感を際立たせよう!
▲スミ入れが完了した状態。スジ彫りや表面の凹凸が強調され、立体感が格段にアップしました。パーツの色に合わせてリアルタッチマーカーも使い分けることでより自然な仕上がりになります。細かいパーツはランナーに付いた状態で作業するとよいでしょう
STEP-6:部分塗装にチャレンジしてみよう!
▲HGガンダムバルバトスはパーツごとに細かく色分けされており、付属のシールと併用すれば、ほとんど色分けする部分はありませんが、今回はアーマーの一部など成型色で再現されていない部分をガンダムマーカーで塗り分けてみます
▲小さなパーツを塗装する際は直接マーカーで塗らず、いったん塗料皿に塗料を出して、面相筆などを使用したほうが細かな塗り分けが可能です
STEP-7:付属のカラーシールを活用しよう!
▲位置を決めて貼った後、ツマヨウジなどでまわりをしっかりと押さえつけます。これによりしっかりとシールを密着させつつツインアイの立体感を強調させることができます。丁寧に貼ってやることで見映えが格段に変わってきますので慎重に作業しましょう
完成写真は次ページで!
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