HOME記事ガールズプラモKADOKAWA・ガールズプラモ「カドプラ」担当者の狙いと野望とは? 第1弾「このすば」めぐみん、第2弾「レールガン」御坂美琴の開発秘話も!

KADOKAWA・ガールズプラモ「カドプラ」担当者の狙いと野望とは? 第1弾「このすば」めぐみん、第2弾「レールガン」御坂美琴の開発秘話も!

2024.06.30

ガールズプラモスタイル #03(6月28日発売)

KADOKAWAがガールズプラモに進出!

カドプラの狙いと野望を担当者に聞く!

めぐみんと御坂美琴の画像

 KADOKAWAは、多数のアニメやゲームの人気作を擁する、日本トップクラスのIPホルダーである。一方でホビー系ウェブメディアを保持し、自社IP含め多数のフィギュアを発表、さらにはデジタル造形のコンテストまで行うなど、ホビー関係にも力を入れていることでも知られている。

 そのKADOKAWAが、「KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES(以下通称:カドプラ)」としてあらたにガールズプラモの展開を発表! その企画意図や展開などについて、企画・開発を手掛けるMD事業部のI氏にお話を伺った。


企画の始まり

 これまで多数のフィギュアを手掛けているとはいえ、プラモとなると企画・製造のノウハウなどはまるで別物。なぜカドプラを始めたのだろうか?

I:もともとガールズプラスチックモデルというジャンルを事業部として検討していたのですが、そんななか、ガールズプラスチックモデルをやりたいというスタッフがちょうど入社して、本格的に企画を立ち上げた流れでした。そこからプラスチックモデルに興味があるスタッフが続々と集まってきて、カドプラがスタートしたんです。

 近年のガールズプラモの人気の高さはいうまでもないところで、そこにチャレンジしたいという事業部としての方向性、それを実現できるスタッフが揃ったことでカドプラ企画が実現したのだ。


ガールズプラモの魅力

 カドプラチームとしては、ガールズプラモの魅力についてはどのように考えているのだろうか?

I:キャラクターの属性や特徴を自分の手で組み立てていくことで、よりそのキャラクターへの愛情だったり解像度だったりを深めていくことができるというのが、プラスチックモデルの魅力だと思っています。自分で作ったものだと、愛着というか大切なものになるでしょうし、そこも含めて好きなキャラクターをより好きになってほしいなと。

 さらに、固定ポーズであるフィギュアと違って、可動するからこそのポイントも。

I:これまでKADOKAWAでは無可動のフィギュアを中心に展開していたのですが、可動するからこそ、そのキャラならではの特徴的で印象深いポーズを自分の手でつけることができる。それによってよりキャラの解像度を上げていくことを提案したいんです。固定ポーズだとキャラクターの魅力の一側面を表現することになりますが、可動でポーズを変えることで可愛いだけではなくかっこいいアクションだったりさまざまなシーンで、他の表情も楽しめる。(すでに商品化を発表している)キャラクターとも、非常に相性のいいカテゴリーなのかなと思っています。

©2024 暁なつめ・三嶋0 96 くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会 ©2018 鎌池和馬/冬川基/KADOKAWA/PROJECT-RAILGUN T

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