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【PR】あの「大丸松坂屋百貨店」も参戦!初心者でも楽しめる “3Dアバター”の世界をゼロから解説【VRChat】

2024.06.05

バーチャル空間で3Dアバターを使って自由な表現に挑戦しよう!

 デジタル空間なら物理的な制限に困ることなく表現できる。そんな話は聞くけれど、3Dモデリングは難しそうだし、結局リアルよりも大変そうな印象がありますよね。

 目の前にあるプラモデルなら手にとって自由に動かしたり、いろんなパーツを組み合わせられるのに、デジタルでもそんな風に楽しみたい! 1度は、考えた事のある人も多いはず。

 たとえば、この写真がVR空間で手軽に撮影されたものだとしたら…?

 これほど“ハイクオリティ”な写真は、一見して最新ゲームの映像や、新しいフィギュアのコンセプトアートだと思うかもしれません。実は映っているキャラクターや背景はすべて、『VRChat』と呼ばれるSNSサービスの中で、一般の参加者がデータを持ち寄って撮影したものなのです。

 『VRChat』は多くの人が集い、様々な世界を自分たちで作り上げ、思い思いのアバター姿で交流を深める、ソーシャルVR を代表するプラットフォームです。2024年、ピークの同時アクセス数は10万人越え。PCでの体験はもちろん、醍醐味であるVRヘッドセットを装着することで、まるで生身で体験しているかのような仮想現実の空間を、日々多くの人が生きています。

 そんな世界では、誰もが自由に、ハイクオリティなアバターを撮影したり、自撮りまでできちゃうのです。

ソーシャルVRを気軽に楽しめる時代。

これまでもチャットやオンラインゲームなどを介して、“デジタル空間”での交流は存在していました。それはあくまでもディスプレイに映し出された平面的なものと言えます。オンラインゲームならば、自分のアバターに色々な服装やアクセサリーを装備させて楽しめますが、キャラクターを自由に操作できると言っても、一挙手一投足の細かさまでサポートされているわけでもありません。

一方、VR機器が発達したことで実物大の世界へ飛び込むような「その場にいる」没入感を自宅で体験できるようになりました。VR技術は、頭部に装着したHMD(ヘッドマウントディスプレイ)により実現します。片目ずつ割り当てられた2つの小型ディスプレイへ映像を高速・交互に描画することで、あたかも実物大の空間に入り込んだかのような体験が得られるのです。

この技術は残念ながら言葉どころか写真ですら説明が難しく、実際に体験するのが一番。あえて表現してみるならば「人間の頭ってこんなに大きかったんだな」「部屋を見回すには見上げる必要があったな」と、当たり前のことを改めて確認してみたくなるほどの実在感・没入感があります。

そして、VR技術は日進月歩。読者の中には「数年前に体験したけどそれほどでもなかったな~」「VR機器って重い」なんて印象の方も思っている方もいるかもしれません。そんな方ほど、最新のVR機器で体験できる“今”のVR空間のクオリティには驚くはずです。

▲ 自分の架空の姿を自分の身体で表現できる…そんな“等身大の世界”はもう実現している

 今や、バーチャルリアリティ空間で等身大の交流を楽しむ文化が広まっています。ハードウェアとしてVR技術が発展しただけでなく、ごく一般的なプレイヤーが自分でVR空間へ3Dモデルをアップロードし、自分で操作するものとして持ち込めるような、ソフトウェア・サービスとしての整備もどんどん進んでいきました。

 代表的なVR空間である『VRChat』は、一般的なゲームやサービスと異なり、持ち込めるデータの自由度が大きかったという背景があります。プレイヤーによる便利なツールの開発も盛り上がりを見せるなど、これらの状況が整ったことで、それまでは想像もできなかったような全く別の自分になれる空間へと成熟していったのです。

▲ 等身大だから全身を使う。全身を使うから没入感が増す。その魅力に引き込まれる人達が増えている

3Dデータを購入して自分を表現する“VRアバター文化”の成熟

 ソーシャルVRといえば、最初は技術的な興味に惹かれた一部の人達が、自分で解決しながら楽しむような状況でした。特に『VRChat』は、参加するだけであれば大きな問題はありませんが、自分の3Dアバターを用意するには『Unity』という本格的なゲームエンジンを導入するという、技術的に高いハードルがありました。

 しかし、段々とプレイヤーが増えていったことで、多種多様な3Dモデルへの需要が高まることとなり、それに呼応してクリエイターの参入も進みました。数多くの3Dモデルをあらゆるプレイヤーが扱うようになったことで、『Unity』でのアバターアップロードの知識が共有されるなど、モデルデータの権利関係や販売体制が整えられていきました。

▲ 仮想空間だとしても、そこにいる人達は体を使ってアバターを操作している、血の通った“実在性”がある

 このようにして、現在の『VRChat』は一般的なプレイヤーがクリエイターから3Dアバターやアクセサリーを購入し、自分で自由に組み合わせ、自分でアップロードして楽しむ文化へ成長したのです。

 日本のプレイヤーが利用する代表的な販売プラットフォームに『Booth』があります。メインで利用するための3Dアバターだけでなく、自分の個性を出すために装飾できる小物やアクセサリー、そして様々な髪型や服装が販売されています。無料で利用できるアイテムも数多く存在しますし、個人で依頼すれば大きなコストがかかってしまいそうなクオリティのアバターも、数千円~数万円で手に入れられます。

 しかも、これらの3Dアイテムは基本的に購入者による改変が許可されており、色を自由に変えたり、時には形をいじったりと、使用者の個性を追及するためのカスタマイズやファッション文化も浸透しています。数年前には数十万円をかけても手に入らなかったような“自分の好きを詰め込んだ3Dモデル”を、誰もが手に入れられる時代が来ているのです。

 アバターは、アクセサリーを組み合わせるだけにはとどまりません。そもそも人間ですらないアバターだったり、プレイヤーの操作では難しい動きをさせるアニメーションデータ、銃や剣といった装備品を取り出せるような“ギミック”なども存在しています。

 さらには、『VRChat』の中で楽しむための場。つまり“ワールド”と呼ばれるVR空間そのものを製作・販売するクリエイターも活躍しており、そうしたワールドは無料で訪問できることも多く、たくさんのプレイヤーを楽しませています。

 リアルでは実現できないほどの自由な組み合わせで個性を出し、自由な発想で作成された様々なワールドに出かけられるのであれば、もはや撮影場所には困りません。実際にポートフォリオだけではなく、VR内での演劇イベントや、ランウェイを進むファッションショーも注目されています。

▲ ホビージャパン公式VRワールドであるバーチャル博物館「ホビースフィア」

 こうしたVR文化の広がりが注目され、企業が参入するまでに拡大しました。ホビージャパンだけではなく、いまや誰もが知るような企業が自社商品プロモーション用のワールドを作成したり、直接『VRChat』内でのイベントを開催したりと、その勢いは加速するばかり!

©大丸・松坂屋アバター販売公式

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