HOME記事工具・マテリアルパーツを両断!「パーツニッパー」で“HGUC風”「ジム・スナイパーカスタム」を製作。改造で活躍間違いなしの頑丈な刃を持つニッパー【神の手研究所】

パーツを両断!「パーツニッパー」で“HGUC風”「ジム・スナイパーカスタム」を製作。改造で活躍間違いなしの頑丈な刃を持つニッパー【神の手研究所】

2024.04.17

神の手研究所 月刊ホビージャパン2024年5月号(3月25日発売)

REPORT.33 パーツニッパー

 工具メーカー「ゴッドハンド」の工具をワンテーマで掘り下げる本コーナー。今回は頑丈な刃でパーツを両断できる「パーツニッパー」をご紹介。思いどおりにパーツを切れるので、さまざまな改造で大活躍間違いなしです!


パーツニッパーとパーツニッパーミドルの画像

パーツニッパー/パーツニッパーミドル

●発売元/ゴッドハンド●6050円(パーツニッパー)、5720円(パーツニッパーミドル)●ゴッドハンド直販限定アイテム

ジム・スナイパーとHGUCジムの画像

▲ ゴッドハンド直販限定の、パーツニッパーとパーツニッパーミドル。パーツ自体をバッサリと、しかもきれいに切れるスゴいニッパーです。今回はこのニッパーで、1/144ジム・スナイパーカスタムとHGUCジムを組み合わせ、HGUC風ジム・スナイパーカスタムを作ってみます!

パーツニッパーの使用例の画像 その1
パーツニッパーの使用例の画像 その2

▲ さっそく腰の装甲を切り出してみます。パーツにはさまざまな凹凸がありますが、パーツニッパーなら頑丈で刃を傷めず、まっすぐ切断できます。小さいパーツはミドルのほうが切りやすいです。腰装甲を切り出してジムに接着するだけで加工完了!

パーツニッパーの使用例の画像 その3
▲ 腕は肩アーマーをジム・スナイパーのものにします。ピンと胴体側の面を切り落としてプラ板を貼り、ジムの胴体の軸に差し込めるよう穴を開けます
パーツニッパーの使用例の画像 その5
パーツニッパーの使用例の画像 その6

▲ スネ部分はジム・スナイパーのパーツを上下に1mm長く、左右に1mm詰めればちょうどよさそうです。スネを途中で切断し、1mmプラ板をはさんで延長します。そして片側のフチを1mm切って幅詰め

パーツニッパーの使用例の画像 その9
▲ ジム・スナイパーのスネとジムのヒザ関節をつなぐため、ジムのヒザ部のポリキャップ受けである丸モールド部分を切り出し、ポリキャップをはさんでジム・スナイパーのスネに接着します
パーツニッパーの使用例の画像 その4
▲ ジムの上腕は肩のポリキャップとその軸受けが出っ張っており、そのままだとジムスナイパーの肩に入らないのでここも切り落とします
パーツニッパーの使用例の画像 その7
パーツニッパーの使用例の画像 その8

▲ 延長に使ったプラ板を粗く切る際もパーツニッパーなら楽にきれいに切れます。6mm厚ぐらいまで積層していても余裕で切断可能です

パーツニッパーの使用例の画像 その10
▲ 靴もジムを使いたいので、ジムのスネを途中で切り、足首関節を移植します。ジム・スナイパーのスネの中にジムの足首関節が収まるように、両者を調整しながら組み合わせました
HGUC風のジム・スナイパーカスタムの正面全体画像
HGUC風のジム・スナイパーカスタムの背面全体画像

▲ ほぼパーツニッパーで切って貼るだけでここまで完成しました。切り貼りした隙間は瞬間接着パテで埋め、ランドセルやバイザーはジムに合わせて幅詰めしています。パーツニッパー説明のためにあえてヤスリを使わずに工作しましたが、ヤスリで形状を整えればもっと楽に作れるはずです

塗装したHGUC風のジム・スナイパーカスタムの正面全体画像
塗装したHGUC風のジム・スナイパーカスタムの背面全体画像

▲ 整形や細部の工作を行って完成! パーツニッパーは切断面が歪みにくく精度が出しやすいので、ニコイチの改造も手軽に行えます。みなさんも改造はハードルが高いなんて思わずに、パーツニッパー片手に気軽にトライしてみてはどうでしょうか!

ゴッドハンド ロゴ

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Ⓒ創通・サンライズ

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