Chaos & Pretty EVIL FAIRY

　昨年末の11月、12月に立て続けに発売された、メガミデバイスのChaos & Pretty グランマ／クイーン・オブ・ハート。Chaos & Pretty 赤ずきん／アリスを基に、さらなる新規パーツとM.S.Gによって新たな装備パターンが構築されたバリエーションアイテムである。この2キットを使った作例をRikkaが製作。基キット同様に童話キャラクターをモチーフに、悪役然とした雰囲気で仕上げている。特徴的な形状のパーツが多い2キットを上手く活用した好例としてご参考いただきたい。

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▲ Chaos & Prettyクイーン・オブ・ハート（以下QOH）のスカートにChaos & Pretty グランマのパーツを組み合わせている。ちょうどいいジョイントがなかったため3Dプリンターで自作した

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■カオプリヴィランを創造せよ

　今回はメガミデバイスChaos & Pretty新作を組み合わせたカスタム作例を製作しました。両キットともに黒を基調としていますので、カスタムもヴィラン系が似合いそうだなと思い、『眠れる森の美女』の邪悪な妖精の魔女にしてみました。媒体ごとに細かい部分が違ったりするので、一番有名であろう某アニメーション映画での魔女にあやかり、ドラゴンに変身する能力を持つキャライメージです。

　イメージが近いクイーン・オブ・ハートをメインとし、グランマからは武装脚、ガトリングを1丁、フードのパーツ等を拝借して組み合わせています。グランマの狼のパーツをドラゴンの鱗に見立てて各所に配置、ガトリングに取り付けたアゴパーツは内側をグリーンにしてドラゴンの口内イメージとしてみました。またグランマのフード部分をスカートパーツに見立てるための角度のついたジョイントを3Dモデリングで製作しています。

■塗装について

　基が黒い部分は色を変更せず、赤の部分はヴィランらしいパープルに、という方向性です。成型色の黒部分については黒に対して黒を塗らないことも多いと思いますが、今回は潔く黒をMr.フィニッシングサーフェイサー1500 ブラックで塗装しています。パープルにはガイアノーツのパープルヴァイオレット（衣装部）とフィニッシャーズのパープル（メカ部）で分けてみましたが、結果的に差異がほぼなくて全然わかりませんでした（笑）。

　脚はタイツ風に塗装、髪色は紫グラデで最後に雲母堂FGパールのパープルを混ぜたツヤ消しで閉じています。ドラゴンの翼と角に見立てたパーツはフィニッシャーズのウエストブラックに前述のパール粉を少し多めに混ぜ、かなり黒に近いメタリックパープルで塗装。

　ナンバーデカールはバトルホビーらしさを出すための演出として貼ってみました。

　やはりメガミデバイスは自由度が高く作っていて楽しい！と再確認しました。7周年おめでとうございます。これからも応援しております！

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