HOME記事ガンダム「ENTRY GRADEラーガンダム」をキットレビュー!! 部分塗装+トップコートで全塗装と見違えるほどの仕上がりに!【ガンダムビルドメタバース】

「ENTRY GRADEラーガンダム」をキットレビュー!! 部分塗装+トップコートで全塗装と見違えるほどの仕上がりに!【ガンダムビルドメタバース】

2023.11.05

ラーガンダム【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2023年12月号(10月25日発売)

「ENTRY GRADEラーガンダム」をキットレビュー!! 部分塗装+トップコートで全塗装と見違えるほどの仕上がりに!【ガンダムビルドメタバース】
ラーガンダム イメージカット

基本に沿って丁寧に仕上げる

『ガンダムビルドメタバース』ガンプラ第1弾として発売となったENTRY GRADEラーガンダム。キットはEG RX-78-2 ガンダムをベースに、「日本の心」をイメージしてカスタムされた形状を新規パーツで再現したもので、ベースキットの素性のよさも相俟って、形状および可動を高い完成度で立体化している。本アイテムのキットレビュー作例は哀川和彦が担当。ENTRY GRADEキットということで、成型色を活かした製作法をテーマに、基本に沿って丁寧に完成させている。

ラーガンダム 全身画像

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 中編はコチラ!


完成! ENTRY GRADEラーガンダム!!

 成型色を活かした製作法によるENTRY GRADEラーガンダムが完成。部分塗装とスミ入れによって設定画のイメージに近づきつつ、各部形状がくっきりしたものとなった。さらにトップコートでツヤ感を整えたことで、全塗装のような完成度になっている。

ラーガンダム 正面、背面
▲鎧武者のような前立てと分解して背面にマウントしたナギナタ「ビームラーナギナタ」が「日本の心」を感じさせる。スコープが強化された「ビームラーライフル」や先端が打突武器として使用できる「ラーシールド」はリオのアイデアが凝縮された箇所だ
ラーガンダム 背面
ラーガンダム 正面

▲キットは組み替えで第1話後半に登場した「弐型」を再現可能

素組みとの比較 正面
素組みとの比較 背面

▲キット素組み(左)との比較。頭部バルカン砲や腰、ヒザのダクトなど、部分塗装によってモールドが認識しやすくなっているのが確認できる。頭部カメラのメタリックテープもキラリと光るアクセントとして効果的だ

武装パーツ各種
▲武装は、ビームラーナギナタ、ビームラーライフル、ラーシールド、弐型用ビームサーベル(グリップのみ)、ビームライフルスコープが付属する
ビームラーナギナタをかまえたラ―ガンダム
ビームラーナギナタとシールドを装備したラ―ガンダム
▲ベースキットの可動性能が高いので、各種武装を使用したアクションポーズもダイナミックにきめることができる

■祝10周年
 ガンダムビルドシリーズはガンプラがモチーフになっているので新たな作品が誕生したことは嬉しい限りです! キットはEG RX-78-2 ガンダムがベースとなっています。肩やフロントアーマーなど形状が変更された箇所にアクセントを入れて印象を変えているところはさすがビルド系キットですね。今回は最低限の工作で見映えを上げて、塗り分けがされていない箇所を追加で塗装しただけですが、かなり印象が変わったのではないでしょうか。エントリーグレードはレベルアップするには最適なキットになっているので、ぜひチャレンジしてみてください。

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット“エントリーグレード”

ラーガンダム

製作・解説/哀川和彦

ENTRY GRADE ラーガンダム
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●1100円、発売中●1/144、約12cm●プラキット

©︎創通・サンライズ

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哀川和彦(アイカワカズヒコ)

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