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リビングでもキミ色が出せる!水性ホビーカラー筆塗りでセイラマスオが「デスティニーガンダム」を魅せる!【水性塗料の教科書】

2023.10.19

水性ホビーカラー筆塗りなら、リビングからでもキミ色のガンプラが誕生する!/ ZGMF-X42S デスティニーガンダム【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2023年11月号(9月25日発売)

リビングでもキミ色が出せる!水性ホビーカラー筆塗りでセイラマスオが「デスティニーガンダム」を魅せる!【水性塗料の教科書】

セイラマスオの筆塗り準備

ナイロン丸筆と平筆
▲使用しているのは100円ショップのナイロン丸筆と平筆。塗る面積によって使い分けています
細い使い捨ての筆
▲最近ではネイル用などでこういった細い使い捨ての筆もあります。細部の塗装やスミ入れなどに便利です
各種筆の筆先
▲使用している筆の毛先を見ると……なかなかにコンディションが悪い! でもこれでも塗れているというのは彼の経験によるところが大きいです
完全リニューアル後の水性ホビーカラー
▲実はセイラマスオはこれまで「旧版」の水性ホビーカラーを使用していました。今回の作例で、完全リニューアル後の水性ホビーカラーを初めて使用!
旧版水性ホビーカラー
▲旧版も現役。今回の作例でも使用しています
2種類の塗料皿
▲希釈は基本「水」。塗料は梅皿に出して使っています

弘法は筆を選ばず!? 良い筆は成功体験の近道

 100円ショップの筆は、手軽ですがやはり性能にばらつきがあります。セイラマスオのように、もはや体の一部という感じになっている人は稀。これから筆塗りを始めようという人は、ぜひ模型用に開発された専用の筆を購入してくださいね。

筆塗り、スタート!!

 早速筆塗りに入っていきましょう。セイラマスオはまず全体を「粗塗り」して色のイメージや塗り分けを決めていきます。マスキングなどもほぼしません。このようにペタペタと塗りながら、臨機応変に自分のイメージを模型に投影していくのは、まさに筆塗りならではのリズム感といえますね。

使用した主なカラー

ダークグレー/ダークシーグレー+少量のブルー
赤/レッド+ホワイト+少量のニュートラルグレー
青/ブルー+ホワイト+パープル
翼のグレー/ガルグレー

 

ラベルを剥がした塗料ビン
▲調色した塗料は、使い終わって余った塗料瓶に入れています

とにかく手を動かしてみる!

フロントアーマーを筆塗り
▲まずは調色した塗料をパーツに軽く塗ってみます。これで問題なければ、組んだ状態で粗塗りに入ります
足回りを筆塗り
▲こんなふうに、全体を組んだまま各色を塗っていきます。粗塗りなので境目まで塗らずに、「この部分にはこの色を塗る」というイメージ固めができる程度にしておきます
筆塗りした後
▲各部に色を置いてみました。考えて手が止まるよりも、このように粗塗りでよいので、塗ってみたい色を気軽に塗ってチェックできるのも筆塗りの良いところです

慌てないで塗っていきましょう!

翼部分を筆塗り
▲広い面積や、下地のプラが強い色の時は、厚塗りにならないように、数回に分けて塗っていきます。パーツの縁やディテールに塗料が溜まりやすいので気を付けましょう

 

塗った後1
▲少量の水を加えながら、塗料の伸びを良くして塗っていきます。濃い塗料を一気にベタッと塗ると、見た目が良くなりません

ガルグレーの翼にチェンジ!

塗った後2
▲乾いたら塗り重ねることをしっかりと守っていけば、広い面積&下地の色が強いパーツでもきれいに塗装できます。慌てないのが本当に大事です

 

分解したパーツ
▲粗塗りが終わって本塗りへ。バラして塗ったほうが塗りやすいパーツは、いったんパーツを外して塗装します
筆塗り
▲本塗りで気を付けているのは、ディテールのキワ部分。はみ出すと目立ちます。はみ出したら、いったん乾燥させて、隣色で塗り潰せば簡単にリタッチできますよ
塗った後3
▲本塗り完了!! 他のパーツも同じような方法で、どんどん塗っていきます

©創通・サンライズ

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セイラマスオ

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