エンゲージ ! アトランジャー!!

2021.06.10

合体 アトランジャー【青島文化教材社】 月刊ホビージャパン2021年7月号(5月25日発売)

話題の合体アトランジャーを丁寧に作り込む

 アオシマ、ランペイジによる「新・合体シリーズ」第1弾「合体 アトランジャー」。往年のプラモファンには懐かしい「アトランジャー」が美少女とともに46年振りの復活! 合体ロボット アトランジャーと穂鷹アトリがセットとなったロボ+美少女プラモは、多色成型&スナップフィットで、シリーズ共通のフレーム構造と付属のジョイントパーツで自由な組み合わせが楽しめる、まさに“合体マシン”の魅力が凝縮された内容となっている。また、メカデザインも務めた貞松龍壱氏によるコミックも電撃ホビーウェブで連載するなど、今後も目が離せないシリーズとなりそうだ。今回はBlondy51によるキットレビューをお届け。美少女プラモ、メカの両方を得意とする氏ならではの仕上がりをお楽しみいただきたい。

▲穂鷹アトリは全高およそ14‌cmと、同じくランペイジが手掛けた「メガミデバイス」などとほぼ同じサイズ。「左目線微笑み」「右目線ウィンク」「正面叫び」の表情3種にハンドパーツが5種付属。タンポなしフェイスパーツに表情デカールも付属するなど、自由なポージングや表情が楽しめる仕様となっている
▲アトリにはアトランジャーの武装である「ブロークンカッター」「ミラクルディフェンダー」を持たせることも可能。またアトランジャーの羽飾りなども装飾できる
▲首と胴体のボールジョイント部分をカットして2mmの真鍮棒でそれぞれ2mmほど延長し、瞬間接着パテで補強。胸パーツと腹部パーツの間に入る筒状のパーツを2個ぶん接着して延長している
▲足首関節の軸が入る部分を深く掘って、足首の黒いパーツを削ってヒザ下を3mmほど短く加工した
▲肌色部分は成型色を生かすため瞬間接着パテ(白+フレッシュ)で接着。顔パーツにタミヤウェザリングマスターHセットでチークを入れて、エナメル塗料の白でハイライトを入れた(瞬間カラーパテ ホワイト) (瞬間カラーパテ フレッシュ) (ウェザリングマスターHセット)
▲“神の力を持つ巨大ロボット”というコミックでの描写をモチーフに、神々しくゴールドとメタリックレッドで塗装した
▲ABS製関節により各部はスムーズに可動。背中に3mmジョイント穴があるので、市販のディスプレイベースを使えば、写真のような飛翔ポーズも楽しめる
▲左上から時計回りに、グランドタイガー、レッドクリッパー、ターゲットキャリア、マイティバード、4機のマシンが合体してアトランジャーとなる
▲アトランジャーはヒザ関節パーツとつま先、腕用のウイングパーツの肉抜き等をエポパテで埋めている
▲接続穴は3mmで統一されているのでアトランジャーのパーツを工夫次第で自由に接続可能。アトリの腕をパワーアーム仕様にしたり、パワードスーツ風にしたりとメカ×美少女遊びも楽しめるのだ!

■はじめに
 アオシマさんオリジナルのアトランジャーが復活! しかも、美少女プラモとセットで! 70年代、アオシマの合体シリーズに夢中になったおともだちには夢のような時代到来ですよ! かくいう私も実はそんな世代のひとりでございますが…。

■穂鷹アトリ
 アトリは関節パーツがすべてPOM素材製ですので強度的には安心感がありますが、塗装される方はご注意を。サイズ的には約1/12(メガミデバイスと同サイズ)ぐらいです。プロポーション的に気になったのは首と胴体が短く、ヒザ下が長いところ。首と胴体を延長し、ヒザ下をカットして自分好みのバランスに変更してみました。顔パーツはタンポ印刷済みだったので、チークとハイライトを入れたのみです。

■アトランジャー
 アトランジャーは塗装なし、合わせ目消しでほぼ設定通りに組めるパーツ分割が秀逸なキットです。今回はほぼキットのまま組みつつ、作例として誌面映えを意識しつつ全体塗装をしました。

■塗装
 赤色はプライマリーメタリックレッドの上からGXディープクリアレッドGXクリアオレンジを吹いています。金色はGXブルーゴールドの上からGXクリアブラウンGXクリアオレンジを吹いています。
黒色はマホガニーと黒を調合した色でグラデ塗装。
青色はインディーブルー+コバルトブルー+白でグラデ塗装。
ガンメタ部分はフレームメタリック2の上からGXクリアブラックを吹きました。
黒、青、ガンメタにはその上からGXクリアバイオレットを吹いています。
 今回はクリアーカラーで色味に深みを出そうと試みてみました。

■まとめ
 アトランジャーはディテールがしっかりとした造形で、パーツの合いも良いので素組みでも充分満足度が得られるかと思います。正直、組み替え遊びメインで考えたら塗装しないほうが遊びやすい気もします(全塗装の作例をしておきながら…)。アトリに関しては個人的な好みもあってプロポーションを弄りましたが、造形自体は全然悪くないです。それと、お顔のタンポ印刷が期待以上に良い出来なので作っていてテンションが上がりました。当時のアトランジャーを知っている人はもちろん、知らない人にも新鮮に感じる要素があるのでお勧めです!

アオシマ ノンスケール プラスチックキット

合体 アトランジャー

製作・文/Blondy51

合体 アトランジャー
●発売元/青島文化教材社●9680円、5月予定●約17.5cm(ア)、約14cm(穂)●プラキット

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©AOSHIMA ©HAL-VAL

Blondy51(ブロンディゴーイチ)

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