HOME記事キャラクターモデル筆の“塗りムラ”が味になる? 水性ホビーカラーで巨大キット「エヴァンゲリオン 試作零号機(改)」を塗装(2/3 塗装編)【“見たら”できる?プラモテクニック】

筆の“塗りムラ”が味になる? 水性ホビーカラーで巨大キット「エヴァンゲリオン 試作零号機(改)」を塗装(2/3 塗装編)【“見たら”できる?プラモテクニック】

2023.10.18

巨大キット製作に挑戦!

 「“見たら”できる?プラモテクニック」今回はモンモデルが展開する『エヴァンゲリオン』プラキットシリーズの最新アイテム「MECHA-006L 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 試作零号機(改)(多色塗装済版)」を製作。組み立てると全高が45cmをオーバーする超大型キット。ランナーが塗装済みで組み立てるだけで充分なキットですが、やはり模型であれば自分で塗装して仕上げてみたい! HJ Webの記事を参考に今回はこの巨大キットをお手軽な“水性筆塗り”で完成に挑戦していきます。

製作・文/なりかね(月刊工具スタッフ)

MECHA-006L 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 試作零号機(改)(多色塗装済版)

●発売元/モンモデル ●販売元/GSIクレオス ●17600円、発売中

購入はこちら

前回の記事はこちら

【組み立て編】巨大キットを水性筆塗りでチャレンジ?! モンモデル「エヴァンゲリオン 零号機」を製作

記事はこちら


黒立ち上げの「筆塗り」で雰囲気よく仕上げたい!

 塗装を行うなら塗装ならではの質感で仕上げたいところ。キットは組み立てただけで色分けも色味も鮮やかでに仕上がっているので、今回は黒下地からスタートし、少し落ち着いた色味での塗装を目指してみます。

HJ Webに掲載中の上記記事を参考に黒下地を作り、筆塗り、ウェザリングの順で“雰囲気抜群”を目標に作業していきます。


まずは下準備

▲キットには数箇所合わせ目が出る部分があるのでゼリータイプの瞬間接着剤を使用して合わせ目や隙間を埋めます

▲瞬間接着剤用の硬化促進材で硬化時間を短縮

▲瞬間接着剤の盛り上がりをわかりやすくするように、一度該当箇所に軽くサーフェイサーを塗布。その後面が整うまでヤスリ(神ヤス)で整えます

▲足裏にはまっすぐ合わせ目があるのでこちらも接着して削り出し。サイズが大きい分処理する面も多いので結構な力仕事ですがここはがんばりましょう。水に浸したメラミンスポンジで「神ヤス」の削りカスをこまめに取り除きながら作業します

▲合わせ目消しが終わったらサーフェイサーを塗布。大きいでの複数回に分けて全面を黒くしていきます(目にはマスキングしています)

▲真っ黒になりました


下地ができたらついに“筆塗り”塗装開始!

▲今回使用するのは水性ホビーカラーのホワイト、ブラック、イエロー、オレンジイエロー、クリームイエロー、ニュートラルグレー。これらを用いてメインとなる部分を塗装していきます

▲ここで使用するのは水性筆塗のお供であるGSIクレオスの「タンク付き水筆ペン」。タンクに水性ホビーカラー用うすめ液を充填して塗装していきます

ブラック部分に筆塗りの塗面を作ります

▲関節部分のブラックはサーフェイサーで色がついているため塗る必要もないのですが、他の各色を筆塗りで立ち上げていくため。ブラックの部分にも追加で筆塗りをして塗面を揃えます。ブラックにニュートラルグレーを少量足して、黒より少し明るいグレーを調色

▲調色した色をブラックの部分含め全体に筆塗りします。敷き詰めるように塗るのではなく軽くたたくように筆を当ててざっくりと塗布していきます

▲ブラック+グレーを全体に塗った状態。まだ写真だとわからないくらいですが、下地となる筆目がざっくりとつき始めています。


グレートーンの箇所は暗い→明るい色の順で筆塗り

▲色を明るくし、ニュートラルグレーを塗布していきます。ここでは本体のグレーの箇所、またホワイトの箇所にも色が乗りやすいよう塗布しておきます。方向はさまざまに面の端から中心を埋めるように筆を動かしていきます。

▲一度全体に塗布したら、10分ほど時間を置き2回目のグレーを塗装。重ね塗りでしっかりとグレーが発色します。重ね塗りで筆目が複雑になり程よく濃淡のある塗面が仕上がっていきます

▲グレーの次に白部分をホワイト+グレー数滴の調色で塗装。先にグレーで塗っているので白色が出やすいです

▲重ね塗りをすれば写真右のようにしっかりと白になりました

▲ひざ下の広い面積の塗装もこの通り。いい具合に筆目の濃淡も残っています

▲キットを持ちながら塗装しているので作業中に塗料のついた手で触って色移りしてしまうこともあります。はみ出しも含めてその時は元の色をちょっと付けてリタッチします

▲グレートーンの部分が塗装完了。徐々に全体の雰囲気が出始めているように感じます


黒下地の上で透け感を生かす?メインのイエローを塗装!

▲黒下地の上でイエローが発色するのか? まずはイエローの下地作りにクリームイエローにホワイトを足して色を調色

▲最初は透けるのを承知でブラックに薄く塗布します

▲さすがに黒がかなり透けています

▲次にクリームイエローとオレンジイエローを1:1程度で調色

▲重ね塗りで徐々に色味が出てきます

▲徐々に黄色になりつつ、下地の黒との濃淡も程よく残っています

▲最後にホワイト+イエロー+オレンジイエローで明るい黄色を調色して塗布。塗りつぶしてしまうと白っぽくなってしまうので端の濃い部分を残しつつ各面の中心をめがけて薄く塗布します


大部分の色が塗装完了!

▲面積の大きい部分が塗られたので完成も見えてきました


 今回はここまで! 組んだ状態と比べるとかなり落ち着いた色味になって雰囲気が出てきたのではないでしょうか。メインの塗装が終わったのであとは細部の塗装やデカール、ウェザリングと完成が見えてきました。次回は完成まで一気に作業していきます!


9月16日(土)~9月18日(月)3日連続更新!

【組み立て編】巨大キットを水性筆塗りチャレンジ?! モンモデル「エヴァンゲリオン 試作零号機(改)」を製作

記事はこちら

大きなキットなら“筆塗り”も味になる? 水性ホビーカラーで巨大キット「エヴァンゲリオン 試作零号機(改)」を塗装

細かな塗装は“水性筆塗り”が最適! 部分塗装、ちょいウェザリングで「エヴァンゲリオン 試作零号機(改)」を完成させる

\ 9月18日(月)19時公開 /

© カラー

このイベントが気に入ったらシェアしてください!

なりかね(月刊工具スタッフ)

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2023年10月号

ご購入はこちら

水性塗料筆塗りの教科書

ご購入はこちら

模型作りが楽しくなる工具&マテリアルガイド

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー