HOME記事スケールモデルモンモデル最新キットでアメリカ海軍の主力機組み立て! スーパーホーネット「VFA-2 バウンティハンターズ マーキングバージョン」をキットレビュー!

モンモデル最新キットでアメリカ海軍の主力機組み立て! スーパーホーネット「VFA-2 バウンティハンターズ マーキングバージョン」をキットレビュー!

2023.09.12

ボーイング F/A-18F スーパーホーネット VFA-2 バウンティハンターズ【モンモデル 1/48】 月刊ホビージャパン2023年10月号(8月24日発売)

ボーイング F/A-18F スーパーホーネット VFA-2 バウンティハンターズ イメージカット

アメリカ海軍の現在を担う“トップガン”

 21世紀からアメリカ海軍艦上戦闘機の主力となったF/A-18E/Fスーパーホーネット。その名の通り、「F」(戦闘機)と「A」(攻撃機)を兼ね、C/D型以前のいわゆる「レガシーホーネット」から大きく進化したたマルチロール機であり、特に複座のF型は後席に兵装システム士官が乗り、さまざまな任務に対応可能だ。映画「トップガン マーヴェリック」での大活躍も記憶に新しい。1/48スケールでは最新キットとなるモンモデルのスーパーホーネットから、VFA-2バウンティハンターズのマーキングバージョンが新発売。アメリカ海軍の現在を支えるトップガンを作ろう!

ボーイング F/A-18F スーパーホーネット VFA-2 バウンティハンターズ 背面
▲キットは正確な外形とディテールに加え、キャノピーやラダーの開閉、主翼の折り畳み、作動状態の前後フラップや方向舵、豊富なウェポン類など、多数のオプションを用意している

■最新48スパホキット!
 モンモデル1/48 F/A-18シリーズは、E型、F型、EA-18Gグラウラーと続き、今回デカール替えのF型が新製品として発売されました。スパホ最後発のキットですから、パーツの精度も一部を除き大変良好で、ストレスなく組み立てが進められます。動翼はすべて別パーツ、さらに主翼は展張、折り畳みの両方に対応しており、好みの姿で完成させられるのも嬉しいポイント。さらに主翼内翼と外翼の接続パーツを少々加工することで、完成後も両方の状態でも楽しめます。またキットには多くの武装パーツが付属し、選択肢が広がります。海外製品では珍しくパイロット・フィギュアも付属、しかも頭部は2種付きです。

ボーイング F/A-18F スーパーホーネット VFA-2 バウンティハンターズ 正面1
▲今回のモンモデルのキットは、2021年に発売されたF/A-18Fのデカールを変更し、GBU-12レーザー誘導爆弾×2発も新たに追加したもの。VFA-2のマーキングは3種類がセレクトされている
ボーイング F/A-18F スーパーホーネット VFA-2 バウンティハンターズ 側面
▲VFA-2“バウンティハンターズ”は、1970年代に最初にF-14トムキャットを装備したVF-2が母体となり、2003年にF/A-18Fの導入とともに改称。機首と尾翼に描かれた3色のバンドもそのまま引き継がれている
キャノピー開状態
▲キャノピーは開状態、乗降ラダーも加工状態を選択。前脚はカタパルト射出時のニーリング状態も選べる。機首のバラストは不要なので、レドームは先に接着可能だ
折り畳まれた主翼
▲主翼の外翼は接続パーツを加工すれば、完成後も展開状態と折り畳み状態を楽しめる。ウェポンは翼端のAIM-9Xおよび翼下のAIM-120C、GBU-18誘導爆弾を選択した
脚収納庫内部
▲脚収納庫内部は細かいモールドでスミ入れがよく映える。脚カバーの縁は水性塗料のレッドで塗り分けた
主翼の前後のフラップ
▲主翼の前後のフラップは作動状態を選択。ヒンジパーツが異なるので、どちらかを決めてから作業を進める
垂直尾翼
▲垂直尾翼の方向舵も作動状態を選択。マーキングは派手なハイビジの機体の他、グレーのみのロービジも選べる
ウェポン類やパイロン、動翼類
▲ウェポン類やパイロン、動翼類は機体より前に組み立てと塗装を済ませておくとよい
グラスコクピット
▲グラスコクピットの計器パネルにはデカールが付属。パーツの凹凸にもよく馴染む
接続パーツ
▲接続パーツを加工して脱着可能にすれば、完成後も主翼の折り畳み状態を選択できる
エアインテーク、ストレーキ下部
▲パーツ精度が高く、エアインテークやストレーキ下部などは塗装後に組み立てが可能
ボーイング F/A-18F スーパーホーネット VFA-2 バウンティハンターズ 正面2 

■さっそく作っていきます
 この手の武装パーツの多い機体を作る際、組み立てのテンションが続かなくなることもあるので、今回は最初に増槽、爆弾、ミサイル類を作ってしまいます。動翼類も同様に先に作っておきます。パーツの精度がよいとはいえ接着ラインは出ますので、ていねいに処理しておきます。
 機体はコクピットから組み立てます。シートおよびパイロットは最後に取り付けできますので、それ以外の部分を作ってしまいます。計器パネルにはデカールが付属し、パーツの凹凸によく馴染みますので、素晴らしいグラスコクピットが製作できます。キャノピーは正確な断面形状再現のため、真ん中にパーティングラインが出ているので、ペーパーおよびコンパウンドできれいに処理しておきます。塗装はカット済みのマスクシートがキャノピーとタイヤに付属するので助かります。
 このキットはパーツの精度がよいので、内翼を含む胴体、外翼、垂直尾翼、水平尾翼を別々に組み立て塗装できます。胴体を組み立てる際はコクピット、前後の脚庫、インテークダクトなど、事前に塗装を済ませたほうがよいものもあるので、説明書をよく読み込んでおき、取り付け忘れることのないようにします。なお本キットは機首のバラストを必要としないので、レドームも先に接着できます。
 主翼は展張、折り畳みの両方を可能にするため、接続パーツを加工し、主翼の内翼と外翼は別々に組み立て塗装します。主翼の前後のフラップは作動状態にするかどうかでヒンジが異なりますので、どちらにするか決めてから作業を進めます。今回はすべて作動状態としました。
 脚庫・脚柱は細かくモールドされており、スミ入れ・ウェザリングがよく映えます。米海軍機の場合多くは脚カバーの縁が赤く塗られていますが、今回のように基本塗装にラッカー系の塗料を使用している場合は、シタデルカラーなどの水性塗料での塗り分けが便利です。はみ出しを気にせず、濡らした綿棒を用意しておき、はみ出したところをその都度拭いていけば割ときれいに仕上がります。
 ジェットノズル内部の白いパッチは、1mmのマスキングテープを白く塗装して取り付けました。結構目立つので、面倒でもやった甲斐はあると思います。

■塗装およびマーキングです
 このキットはハイビジ1種類とロービジ2種類の、VFA-2バウンティー・ハンターズの3種類のマーキングが用意されています。今回は派手なハイビジのほうを選びました。
 まず全体をガイアノーツ製サーフェイサーエヴォ ブラックで下塗りし、下面をGSIクレオス製Mr.カラーC308で、上面をC307で塗装し、タミヤ製スミ入れ塗料ブラックでスミ入れ、ウェザリングします。
 デカールを貼り、乾燥後C181とC182を同量にまぜたものでオーバーコートします。その後、脚関係、キャノピー、武装類を取り付けて完成です。

モンモデル 1/48スケール プラスチックキット

ボーイング F/A-18F スーパーホーネット VFA-2 バウンティハンターズ

製作・文/山田昌行

ボーイング F/A-18F スーパーホーネット VFA-2 バウンティハンターズ
●発売元/モンモデル、販売元/GSIクレオス●14300円、発売中●1/48、約37.8cm●プラキット

この記事が気に入ったらシェアしてください!

山田昌行(ヤマダマサユキ)

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2023年10月号

ご購入はこちら

スケールモデルレビューVol.1 冷戦期の英国ジェット艦上攻撃機

ご購入はこちら

飛行機模型製作の教科書 最新ジェット戦闘機編

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー